レイアウトに「ガンダム」が来た日(笑)

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 先日の静岡行きの「偶然が産んだ」意外な戦利品と、それにまつわるはなしから。


 静岡からの帰途で、昼食でもと立ち寄った高速の某PA
 そこで780円也のカレーライスを食べた後に、売店のレジの前でふと目に止まったのが「1/144スケールのRXー78のプラモデル」でした。
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 いわゆる「ファーストガンダム」にどっぷりハマった世代のわたしですが「ガンプラ」に関しては数年前に初めてガンキャノンを作ったきり。肝心の主役のガンダムのプラモについては1980年の初代モデルリリース以来、丸45年も縁のない状況が続いていたのです。

 実際、ファーストガンダムの作品そのものについては学生時代にかなりはまり込んでいたのですが、ガンプラに人気が出始めた時期がわたしの趣味の中心が鉄道模型とミニカーにシフトしたタイミングとほぼ重なったために、相対的にガンプラへの興味も長いこと薄くなっていたのです。

 ですが、今回店頭で現物のガンプラを見たらついムラムラと(大爆笑)
 この意外性が今回の入手の肝でもあったと思います。

 おそらく「高速のパーキングエリアでカレーを食ったついでに見つけた」というタイミングでなかったら、ガンダムを買う事自体なかったろうと思います。
 現住地の模型屋さんはほぼ壊滅状態ですし、ガンダムの指名買いでわざわざアキバや中野に行く事もないでしょうから。

 まあ「鉄道模型のレイアウトの中にガンダムを屹立」させている例はいくつかありますし(「レイアウトにガンダム」と言うよりも「レイアウトにお台場を誘致した」というノリを感じますがw)その意味でもどうにかうちのレイアウトなりモジュールなりには落とし込めるかな(と無理やり言い訳をしてみる)

 それにしても

 最初のガンダムのプラモは同じサイズとスケールで「無塗装300円」だったと記憶していますが、今回のRXー78のお値段は昼食のカレーライスとほぼ同額の「カラーライズで770円(税込)」でした。これを「高くなった」と見るか「この中身としては安い」と見るかはまあ微妙なところですが。
 当初のプラモは「成形色のみで塗装必須。関節の可動範囲はかなり限定され、好みのポージングをさせるには改造必須」というレベルだったガンプラも今では相当な進化を遂げていると言う事は知識として知ってはいました。
 が、それを実際に体験するのはまさに今回が初めてです。
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 帰宅後に早速組み始めましたが、ランナーからのパーツ切り離しは手で折り取ってもケバが出にくい構造。しかも色毎にパーツが分けられ塗装なしで箱絵のままに組み上げられると言うのはおっさんにとっては驚異の一語w
 前のガンキャノンよりも塗り分けが複雑なだけに組み上げが進むたびにカラフルなガンダムが出来上がってゆくのは無条件に楽しい達成感を味わえます。
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 とはいえ、その独特の構造ゆえに一部に「パズル気分」をも感じさせるのが微妙なところ。特に顔周りのパーツは「これをどう組みあわせればガンダムの顔ができるのだろうか」と一瞬戸惑うほどでした。


 ですが製作工程自体は非常にサクサク進み、箱を開けてからわずか30分ほどでレイアウト上にRXー78が屹立したのには驚きました。
 (しかも「窓際で日向ぼっこしながら終始立ちっぱなしの工程」で)
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 おまけにポージングの自由度の高さは驚くほど!まさに浦島太郎の気分です。

 おかげでこの時は平日休のひと時を刺激的に楽しませていただきましたw
 ですがこれをレイアウトに落とし込むには最低でも墨入れ・色刺しかウェザリングが必須ではあります。
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 さて「レイアウトにガンダム」という事でふと思った事もいくつかあるのですが、それらについては追々紹介したいと思います。
 とりあえず今回はここまで。


光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

匿名希望
2025年03月05日 22:53
ENTRY GRADEのガンプラは初心者が工具なしに組める廉価な製品というコンセプトだそうで。プラモデル設計の進化には驚かされます。
(まあ多色一体成型や関節組立済み成型といった驚異の技術すら高価な製品には使われているのですが)
塗装前提な鉄道模型にはあまり縁のないテクノロジーですね……
光山市交通局
2025年03月07日 21:25
>匿名希望さん

 今回のガンプラのカラーパズル的な構成は一種頭の体操みたいなところも感じましたが、ほとんど手作業であのレベルのモデルができるというのは物凄い事だと感じました。

 そういえば先日ヨド〇シのガンプラコーナーを覗いた時今回のと同じモデルの作例展示があって「素組の状態から色刺しやウェザリングなどでここまでアップグレードできる」というのが紹介されていて、ユーザーをディープな世界に誘おうとするバンダイの深謀遠慮を感じました(笑)

 ところで今回のガンプラでわたしが連想したのは同じバンダイから出ていたBトレインのスケールモデル「上信デキ1」でした。

 これもまた鉄道模型工作の文法からやや飛躍した構造だったのですが、造りのイージーさに加えて、出来上がったモデルがきちんと「Nゲージのスケールモデル」していたところに驚かされました。