TOMIXの北条鉄道タイプ レールバス

昨年の後半は毎月の様に帰省にがあったり毎週のように運転会があったりしたので、なかなか地元の中古ショップを覗いていなかったのですが、久しぶりに覗いたショップで面白い出物にあたるのですから油断がなりません。
今回の入線はTOMIXのレールバス。北条鉄道タイプとされているものの様です。
「の様です」という書きかたが微妙ですが、今回のアイテムは箱無しの袋入りジャンク品でした。

お値段が550円という事もあり最初はトレーラーかと思ったのですが一応ギアはついていますしT車と違い車輪も空転しません。
尤も、それでも動力系のトラブルによる不動品の可能性は否定できないのですが安さに負けて決断しました(汗)

このタイプのレールバスは「富士重工Le-Car」としてリリースされ、中でも樽見鉄道のハイモ180が有名です。
私もハイモとLe-Carの仕様は中古を入線させていますが、今回の北条鉄道の仕様は走りに関しては尤も良い個体でした。
ノイズはやかましいですが、走り自体はスムーズでしたしスローもそこそこ効いてくれます。
キハ01系を連想させる2軸レールバスは第3セクターブームの初期にはあちこちで使用されましたが、ある事故がきっかけで衝突安全性の疑問を生じたため無くなるのもあっという間だった気がします。

とはいえノス鉄のレールバスよりも伸びやかなプロポーションは西独型のレールバスを連想させてくれるので個人的には悪印象はありません。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
私も以前三木鉄道カラータイプを持っていました。
実車は運転席の位置(車体中央か左側か)、乗務員扉の有無、客室の窓ガラス(ユニット窓か観光バスのようなタイプか)などいろんな組み合わせがありましたが、樽見鉄道のハイモ180の色違い(なのでタイプ)で発売されたんでした。
確か試作車だった富士重工Le-Car仕様の物まで発売されていたような記憶がありますが違ったかな?
見た目も可愛いんですけど、今となっては走行音が喧しいですねぇ。
今もTOMIXから発売されている長良川鉄道や樽見鉄道の小型気動車の模型とは雲泥の差です。
このためTMSにあった記事(1990年11月号、p.100-101)でモーター駆動音について「電機の走行音は、蒸機の場合と異なり音の静けさだけで善し悪しを決めるわけにはいかないと思います。まず第一に機関車らしい力強いモーターの唸り音が必要です。」というもっともな意見があり、さらにディーゼル(NOT電気式)では高速回転の歯車音があってもいいとありましたが、もっともなことです。
ちなみにこれと無関係ですが1994年10月号に「なぜか走行させるとドラフト音が鳴り出す(スピーカーなどはない)不思議なアメリカ蒸機」というものが紹介されており、走行性能自体はぎくしゃくしているものの中高速付近から「シュシュシュ」という音が聞こえるそうです。
(執筆者の遠西さんによると、自分の持っているメーカーが別々の4両(いずれもN)でそういうのを確認したそうで、何かがこすれている音だろうとしています。)
2軸LE-Carが早々に廃れたのは小型すぎたことと1軸台車の乗り心地が劣悪(蛇行動が酷い)だったせいらしいです。
当鉄道のLe-Carは樽見仕様のT車と試作仕様(でしたか?)のM+Tの3両が入線していて今回が4両目になります。
走行性は前に入線した奴よりは良好な感じなので割合拾い物の口ではないでしょうか。
最近はNの小型車でも走行性の向上は著しいので今となっては北条仕様の走りはやや古臭く感じるかもしれませんね。
わたしがエンドウやナインスケールの動力車の表現でよく使う「重戦車系の音」
確かに実車の気動車もそれに近い音ですね。元々ディーゼルエンジンは気動車ばかりか昔の自動車でもおおむねあんな感じでした。
(車に関しては最近は技術の向上でノイズもかなり洗練されていますが)
>中高速付近から「シュシュシュ」という音が~
わたしの手持ちの中では当たっていませんが、ギアか何かのノイズがドラフトに聞こえるというのは面白いですね。走り(モータの回転の変化)に応じて音が変わるならキャラクターとして楽しめそうです。
仰る様に信楽高原鉄道の事故はLE-DCでしたね。
確か鉄コレの第15弾がこれだったと思いますが、ラインナップに信楽仕様は入っていなかったと記憶しています。
Le-Carの様な2軸仕様で軸距が長いと仰る様に乗り心地の影響は大きいのでしょうね。ゴムタイヤを使うバスやミニバンとは勝手が違うという事でしょうか。
(垂木を切りついで広幅車体にしたりと結構無理をしていたようです)
一方信楽高原鉄道車はデザインはLE-Carを継承していても鉄道車両構造で製造されたLE-DCの仲間で、両者は全く違う車両なんです。過渡期の製品ですね。
早速のご指摘ありがとうございます。
見た目は似ていても中身は別物という事ですか。
見分けるのもなかなか難しいものですね。
富士重工業仕様は試作車ゆえ片側が樽見鉄道と同じ非貫通顔でしたが、反対側は名鉄仕様みたいな貫通顔でした。樽見鉄道以外は「タイプ」というべきでしょうがおおらかに遊ぶが吉でしょう。
富士重工業仕様は試作車ゆえ片側が樽見鉄道と同じ非貫通顔でしたが、反対側は名鉄仕様みたいな貫通顔でした。樽見鉄道以外は「タイプ」というべきでしょうがおおらかに遊ぶが吉と考えます。
当時はコンテナやらバスやら無塗装キットをたくさん出していた記憶があります。
>秋津のOBさん
>
4タイプも揃うとなかなか壮観ですね。うちは三木仕様がない状況で樽見はT車のみという少し変な組み合わせです(汗)
TomixのLe-Carに貫通顔の仕様があったとは知りませんでした。
>匿名希望さん
>
TOMIXが無塗装使用を出し始めたのは80年代後半くらいからでしょうか。バスだけはわたしも持っています。
無塗装仕様モデルは、今は鉄コレ車両ケースのおまけ車両の印象が強いですw
>秋津のOBさん
>
>情報ありがとうございます。
わたしの方も読み込み方が浅かった様で失礼しました。