ファーラーの「パン屋さん」

先日紹介したファーラーのプラキット店舗、早速パン屋さんの方から製作に掛かります。
今年に入ってストラクチャーキットの製作も拍車がかかっているのですが、実は今回のキットは今年初めてのプラキットの製作でした。
ここ数年の間に如何にペーパーキットが普及したのかを思い知らされます(笑)

とはいうものの、プラキットの場合ネックになるのは「塗装」と「接着剤(シンナー)」なのは確かです。
寒くなってくると密閉した室内での工作が増えますから換気はまめにやらないといけません。
そう思って制作に取り掛かったのですが、説明書の最初の工程が「壁面にシールを貼る」だったのには少々面喰いました。
ストラクチャーのプラキット、特に外国型の場合和風のレイアウトに落とし込むには屋根や壁面の塗装で周囲とトーンを合わせる工程が必須でしたから。

今回のキットは壁面の意匠がほぼすべて「印刷された壁面のシールを貼り付ける」形式でした。
窓の位置に合わせてぴったりと貼り付けるのには神経を使いますが、やってみると意外に見た目の違和感がありません。
まあ、最近は日本でも店舗の壁面のティンバー風などの表現を塗装で済ませる店舗もありますから、これはこれで悪くないと思います。



(穿った想像ですが、彼の地でもシンナーの乱用への警戒から子供の扱う可能性のあるキットは塗装でなく印刷でやらせようという意図があるのではないかとも思いました)
もし塗装に拘る場合でも、その時は普通に塗れば済む話ですし。
窓ガラスのセルの貼り付けを含めて形ができるまで1時間弱くらい。ファーラーのキットとしてはまあ標準的な方です。
裏にカーポート(搬入口)のあるメリハリのある形状の店舗ですが、日本風のレイアウトで使うなら表を向けた方が無難かもしれません。


出来上がった店舗を純和風の商店街に配置してみましたが、この種の欧州風の外観の店舗はここ数年の間にそれなりに見かけるようになっているので思ったより違和感はありませんでした。
特に背後のTDF製マンションの似非欧州風の意匠が緩衝の役目を果たしてくれている様子です。

さて、キットにはもう一軒店舗があるのですが、これについては次回以降にでもかかろうかと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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