レイアウトへの強遠近法の応用2025・その1

 昨日当ブログの訪問者数が49万を越えました(先代ブログの累積を合わせると114万)
 今回それを速めた記事の内容が内容なだけに複雑な思いもあるのですが、読者の皆様方には今後ともよろしくお願い致します。

 で、今回の題材も変化球です。

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 昨年の春頃に「レイアウトの強遠近法」について2度ほど実験と検討を図った話を書きました。

 その時の記事のリンクは以下に
レイアウトと強遠近法を考える2024・その1
レイアウトの強遠近法を考える2024・その2

 本来なら昨年の秋くらいにその続きをやるつもりでいたのですが、こちらもまた予定外の帰省やイベントの重なりで延び延びになっていた物です。
 ようやく2月になって時間が出来てきたのでレイアウトの改修と並行して、こちらの方も少し進捗させました。
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 前回までの強遠近法の実験では「線路と並行して走る道路」を題材に遠近感の表現を試みましたが、あれは「遠くにあるビルを遠景に見立てて下から上を見上げる形で遠近感を感じさせる」物でした。
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 それゆえに「視点が少しでも上に上がると不自然さが露呈する=遠近効果が得られる視点が限定されやすい」のが弱点でした。
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 ところでわたしたちの日常生活で風景の遠近感を最もよく感じるのは何処かというと「山や丘の上などの高い場所から下の風景を見下ろす」場合ではないかと思います。
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 実際、丘の上の展望スポットなど下界の街並みを見下ろせる場所はわたしの故郷や現住地の近くでも幾つか存在しますし、わたし自身そうしたロケーションを子供の頃から見慣れていました(まあ、要するに「田舎の山の中に住んでいた」というだけのはなしですがw)
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 それをミニチュアで表現したのが2、3年前に記事をあげたことのある「特撮アーカイブセンターの展示」でした。
 あの風景では崖の上の駐車場から下界を見下ろすような設定で手前のミニチュアを大きく、奥のミニチュアを小さく配置する事の不自然さを打ち消す効果を得ていました。
 同時に、下から上を見上げる場合に比べて視点の制限が少なく、ライブで眺めても不自然さが少ない点にも気が付きました。

 それらを踏まえて続けてきた、うちのレイアウトの改修ポイントのひとつが「レイアウトを見下ろすことのできる丘陵を長尺方向手前側に設置する」事でした。
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 その目的のひとつは「レイアウト全体を見下ろすビュースポットを作る」事であり、こうする事で特撮アーカイブセンターのジオラマと同じ効果を狙った物です。

 レイアウトの改修中も手持ちのミニカーやフィギュアなんかを使って遠近感のテストは何度かやってみましたが、前述の様に昨年秋以来半年以上空白が空いてしまい、具体的なアクションに入れたのは2月に入ってからになりました。

 具体的な進展については次回以降に。

光山鉄道管理局
 HPです。


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