GMの101系の動力をリニューアルする（笑）

　「坂本さ〜ん　昔録ったビデオが綺麗に観られるんですよ〜」（笑）

　30年近く前に東芝がそういう性格のビデオデッキを出した事があるのですが（知っている人はいい加減おっさんです）今回は昔のモデルの走りを改善させるはなしです。

　と言っても修理やレストアとはちょっと違いますが。

　先日リリースされたGMのコアレスモーター動力は基本的にGMのキット製作で動力車を作る時に使うものです（多少手を加えて鉄コレに転用する事もできますが）
　当然、GMのキットメイク車両ならば、ボディが多少旧式でも動力を交換する事で走りをリニューアルさせられる訳です。

　今回わたしが目をつけたのは数年前キットメイクの中古モデルを入線させていたGMの黄色い101系4連。

　わたし個人は101系の中ではGMの造形が一番好きでしたから、折を見てレイアウトで走らせていますが、流石に最近は旧動力もくたびれてきており、スムーズさを欠いていました。

　そこで先日の静岡行きではコアレス動力と足回りパーツを入手（東京でも売り切れだったパーツが某駿⚫️屋ではまだ買えたのがありがたかったです）

　帰宅後動力を交換しましたが、前回の鉄コレ山陽電鉄に比べると車体の加工も要らず、台車枠や床下機器もさらりと取り付けられたので、どうかすると鉄コレよりも楽かもしれません。

　それでも走らせてみると動力交換の威力は一目瞭然。
　加減速はスムーズでそこそこスローも効きます（ただし全般に軽さを感じる走りなのでウエイトで補重すれば電車らしい重厚さは出ると思います）
　これなら手持ちのGM編成の動力コンバートで走りを復活させたり延命させたりする事もできそうです。

　SDGsの時節柄「昔のモデルの走りをリニューアルする」というのも大いにアリではないかとw


光山鉄道管理局
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Comments

[秋津のOB]

しばらく振りに推参します。GMキット組み立ての電車は緑の東急3000系と青ガエルだけです。とりあえず前者だけでも本記事の動力に更新してみたいものです。あと未だ走行化してない鉄コレ版にも使ってみたいですね。

[さいとう たいいち]

古い製品を長持ちするためにメーカーの製品は時代遅れにならないように開発していることは百も承知です。
ゲージにかかわらずモーター直結でなおかつ窓ガラスから見えないように工夫していることは頭の痛いところで、製品を発売するまで数年間かかるといいます。

グリーンマックス製品の完成品モデルにおける2個モーター直結駆動方式があまりにもよくないということで、新しく動力ユニットをフルモデルチェンジした製品と位置づけられるものと模型のイベント会場において説明がありました。
自分の場合も同じく秩父鉄道1000系の動力ユニットが不調のために新しく入れ替えをして、鉄コレ車両の秩父鉄道1000系と並行して走らせることが多いです。


カツミ・エンドウ製品でもMPギヤシステムを導入して過去のものも入れ替えすることで、今までの縦型モーターとインサイドギヤを交換を勧めてます。

[光山市交通局]

>さいとう たいいちさん
>
　GMの様なキット主体だったメーカーの場合、動力の改良・新製でモデルの延命を図れること自体は大きなメリットと思います。　
（或いは昔のしなのマイクロの様に「サードパーティ製の動力をだしてくれる」場合も期待できますし。

　件のツインモーター動力は実物を見た事がないのですが見るからに無理を感じる構造と言う印象はありました。機関車でも重連で走りが良くなるなんてのは滅多にないのに（笑）

[光山市交通局]

>秋津のOBさん
>
　気に入った旧モデルの走りを改善できるのはGMを使っているユーザーには有難いメリットですね。

　以下は余談と言うか注意点ですが、

　前回鉄コレ山陽鉄道にGM動力を組み込んだ際に「動力台車があっさり外れた」のを「華奢」と言う意味で書きました。
　が、今回の動力の説明書をよく読んでみたら「台車枠を組み込む時は台車を外して作業してください」と言う意味の事が書いてあったので、これは欠陥ではなく当初からの仕様だった模様です。