丸政の「昭和百年弁当」

　先日来の帰省ネタから一席。

　往路の車内で頂いた駅弁から。
　丸政の「懐かしの味・昭和百年弁当」をば。

　以前読んだ「mono」という漫画の中で「身延山どんぶりツアー」という話がありまして、身延の各食堂オリジナルのミニ丼を食べ比べしながら、スタンプを集めるという展開だったのですが、今回の駅弁は何となくそれを連想させる一品だったりします。

　丸政の駅弁は以前からいくつか紹介してますが「万作弁当」「牧場の牛めし」「元気甲斐」「高原野菜とかつの弁当」からご飯やおかずを四つの仕切りに分けて、少しづつお試しできると言う趣向の一品です。

　ミニサイズながら山菜飯、牛丼、鳥飯、カツが一つの駅弁で味わえますから通しでいただくと、味も見た目も文字通りの「食べる駅弁大会」みたいな賑々しさです。
　これを走る列車の中で食べれば、旅情が高まる事請け合いという寸法なのでしょう。

　勿論、これらの駅弁のいくつかは単体でも商品化されていますから「駅弁のお試しセット」という一面もあるかと思います。

　電車旅の取り柄の一つが「アルコール」というわけで、わたしの取り合わせは「甲州ハイボール」です。
　というわけで、車窓の風景を眺めつつ昼間っから一杯やりながら駅弁を頂くのはまさに至福のひと時。

　個人的にはこういう「食べるお祭り」みたいなのは好きですし、駅弁としてはなかなかいいアイデアではないかと思うのですが。

光山鉄道管理局
　HPです。



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