TMS1000号とDBディスクのはなし

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 TMSの通巻1000号が発売されたのは、丁度私が盛岡に帰省する当日の朝でした。

 駅前の本屋にTMSが置いてあるのを見て半ば衝動的に手を出してしまい、往路の電車の中で雑誌本編の方を読みふけったのですが、
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 肝心の付録の「データベースDVD」は実家のPCが東日本大震災の頃に買ったWindows7だったので、再生不能。
 結局帰宅するまでのお預け状態が、ついさっきまで続いていたのです。

 先ほど中身を自宅PCに落とし、ソフトのインストールも済ませてようやく画面を見ることができたという次第です。
 データベースに関しては998冊のTMSの記事、著者、ジャンルごとに検索できるように構成された労作。

 今はチラ見程度の段階ですが、今後は本来の検索ソフトとして大いに役に立つだろうと思います。
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 が、個人的に楽しみにしていたのが「創刊号から100号前後までのTMSのPDFファイル」
 昭和20年代頃のTMSは昔のポポンデッタでも相当に高価だった時代が続いて手が出せず、比較的安価に入手できるようになっても紙質の悪さから中身を読むにもおっかなびっくりでしたから。PDF形式でデジタル化されたのは(わたし的に)朗報だったのです。

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 どんなジャンルでもそうなのですが「ジャンルの勃興期、発展期の雑誌」は今の目で見れば技術は拙く、機構は古臭く、どうかすると幼稚にすら見える事があるものです。
 が、一度でも読みこんでみると、そうした粗を感じなくなる位の「熱気と活気と生命力」が誌面全体に満ち溢れている事に気づかされます。

 事実、数年前まで古いTMSをわざわざ中野やアキバで買い求めていた理由が「鉄道模型幼年期の熱気あふれる空気に触れる」事にあったのは間違いありません。帰りの電車でこれらのTMSを読むと、疲れ切った身体に活を入れてもらう様な思いでしたから。

 それがガリ版刷りの創刊号から100冊以上一気読みできる様になったのですから、嬉しくない訳がない!
 今回の1000号はもうこれだけで「わたしの宝物」確定です(笑)
 もう今から通読するのが楽しみで楽しみで。

 惜しい事は上記の内容に加えて「TMSのスタイルブックのPDF」まで付けた記念USBが別売り限定販売された事。

 存在自体知らなかったので今更ながら臍を噛む思いです(聞く所ではほぼ瞬殺で消えたのだとか)
 単なる記念品ではなく貴重な資料ですし、DVDと異なりインストールなしで閲覧可能と言うメリットがあるのですから、誰でもが手軽に使える形で販売されない物でしょうか。

光山鉄道管理局
 HPです。


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