エンタテインメントするトレインフェスタ(笑)

 グランシップトレインフェスタ2025のはなし。
 今回は会場を一巡りして気が付いた事から書きたいと思います。

 同じ鉄道模型関連のイベントでありながら、JAMなどが「鉄道模型ファン(或いはマニア)のお祭り」と言う面を感じさせるのに対してグランシップの場合は「トレインフェスタ」というネーミングが示す様に「鉄道趣味全般の魅力を一般にアピールする」側面が強い様に感じます。

 家族連れの一般客が多い事もあってか「一般レベルのギャラリーに鉄道模型(或いは鉄道趣味全般)の魅力をアピールする事で次代の鉄道ファンの発掘につなげたい」という様な(意識的か無意識かはわかりませんが)意図をおぼろげに感じる事は多いです。
20250519SE (208).jpg
 それゆえに、単なる作品展示のレベルに留まらず、あるクラブは体験運転、別のクラブはノベルティの配布、或いは運転自体をショーアップさせる等で「参加者と出展者が一体化した一種のライブ」の様な、一種のエンターテイメントを感じる所があり、しかもその傾向はここ数年徐々に増えている観があります。
20250519SE (211).jpg
20250519SE (66).jpg
20250519SE (67).jpg
 体験運転用のレイアウトひとつとっても、以前なら「ただ走らせるだけ」みたいな物から「レイアウトそのものが楽しく見える」工夫を凝らしたものが明らかに増え、中には「体験運転が展示のメイン」になったクラブも登場しています。

IMG_0384.jpg
 昨年のフェスタでは「アール鉄道模型倶楽部」(今回は「リーフグリーン鉄道模型クラブ」と改称)がマイク片手にDJよろしく「レイアウトの車両の紹介」をしていたのが斬新に感じられたのですが、
20250519SE (69).jpg
20250519SE (71).jpg
 今年は「ヘッドマークファイブナインズ」さんがモジュールレイアウトの中で運転指令や駅長役が互いに声を掛け合って番線指揮を取る様を見せていました。

 複数の路線と駅を持つ大レイアウトでは、列車運行そのものが見せ場になる事も多いのですが、それを一種のライブとして視覚化して見せていたのは目から鱗でした。

20250519SE (196).jpg
20250521SE (10).jpg
 ノベルティとしては「とな会」さんが記念カードを「エフナインジオラマクラブ」が子供向けの塗り絵を配布し、主に年少者に人気でした。
20250519SE (143).jpg
 前回も紹介した「長泉鉄道模型クラブ」さんは何と「瓦せんべい」を用意。
 主にクラブ間の配布レベルの様でしたが「こんな手もあるのか」という驚きも感じさせます。
20230520SE (81).jpg
 同じ傾向はメーカー出展にも見られます。
 特にTOMIXとKATOはホビーショーが同時開催だったのでグランシップでの新製品のプレゼンは無かったのですが、TOMIXでは体験運転のほかに
20250519SE (58).jpg
20250519SE (57).jpg
 「TOMIX撮り鉄」と称して撮影用のレイアウトを用意し、映えるアングルでの撮影の楽しみ方をアピール。
20250519SE (170).jpg
20250519SE (171).jpg
 KATOはまたこっちで「新コントローラの体験」「ジオラマ製作体験」に展示を絞り「作る楽しさ、操作する楽しさ」をアピールしていました。実際、うちのクラブに来たギャラリーの親子連れの多くがここで作られたと思しき「謎の一本樹のヴィネット」を片手にしていましたから現場の人気は相当なものだったと思われます。

 マニアの作品展示会では、なかなかこういうノリは見られないと思いますし「象牙の塔」に籠るだけではなく、新たなファンの開拓のためにもこうしたイベントは貴重ではないでしょうか。

 ともあれ、トレインフェスタの独特のノリの一端が今回ほど強く感じられたのはこれまであまりなかったと思います。

 こんなところから明日の鉄道模型ファンが少しでも増えてくれると良いのですが。
光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型ランキング

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


この記事へのコメント

匿名希望
2025年05月23日 09:16
TOMIXレイアウトの見上げる鉄橋、非常に映えるとは思うのですがこんなレール出てましたっけ?
曲線ガーダーはKATOだけ(しかも大曲線)だったように記憶しているのですが。
TOMIXは大鉄橋を沢山製品化していて魅力的ですが狭小な自宅では導入は夢でしかありません。
光山市交通局
2025年05月23日 23:15
>匿名希望さん

今回のご指摘でわたしも初めて気が付きました(大汗)
橋脚の形状もKATO製品にそっくりですから或いはアダプターレールを介したもの(実はこれと同じことをわたしも過去にやった事がありますw)かもしれません。

 或いは、TOMIXの事だから「KATOの追随製品のサンプル」として出した可能性も否定できませんね(笑)

 TOMIXの大鉄橋類は迫力は感じますが、デモ品かレンタルレイアウトでしか見た事がないですね。個人で使うには持て余すサイズではあると思います。