アトラスのCタンク蒸気機関車とトレインフェスタ
今回もトレインフェスタでの入手品・・・ですが、
実を言いますと、今回紹介するモデルは今年のトレインフェスタで(わたし的に)最大のサプライズでした。

フェスタ当日に会場を尋訪してくださった秋津のOBさんからの頂き物ですが、物は「アトラスのCタンク(おそらく自由形)」
わたしも現物を見るのは初めてです(それについては後述)

何しろアトラスブランドの車両でわたしが持っているのは「レールクリーニングカー」のみ。
見てお分かりの通りTOMIXのそれのOEMです。
これに代表されるようにアトラスの動力車はOEM、もしくは外注による車両モデルが往々にしてあるのですが、このCタンクも例外ではありません。

これが売られていた当時のアトラスのモデルの多くはイタリアのリバロッシ製ですが、古来リバロッシのモデルは走行性のスムーズさには定評があり、特にHOモデルでは並ぶものがないほどの評価をうけています。
(例えばNゲージではPECOのジュビリーもそうですし、HOのハイスラーはわたしもお気に入りのモデルです)
・・・そこまでは良いのですが、これを持って来てくださった秋津のOBさんも指摘されておられた様に、このCタンクに関して言えば走行性は今ひとつ。
帰宅後、わたしが試走させた範囲でもところどころで引っ掛かる走りでスムーズとは言い難い物でした。
このクラスの小型タンク機は何両か持っていますが、このCタンクは他社モデルに比べて車重が軽い上に、ゴムタイヤを履いていないので粘着力、牽引力の点で心許ないのもその辺りに理由がありそうです。

実はこの点に関しては、今から54年前のTMS(通巻275号)で山崎主筆も指摘しておられました。誌上では当時購入可能だったNゲージ外国型小型蒸気の比較テストのサンプルのひとつにこのCタンクがあったのですが、ミニトリックスのT3蒸気よりも玩具っぽいという評価だったのを覚えています。

実はこのアトラス製、製造国は「ユーゴスラビア」(これは秋津のOBさんも指摘しておられました)
わたし的にも「旧共産圏のテツドウモケイ」としては初めてまみえます。
それゆえ、ブランド上ではアトラスでもイタリア製のリバロッシとは同列で語れないのだそうです(事実、同記事の中で山崎主筆が性能面でトップに挙げていたのは同じアトラスブランドのBテンダー機でした)

ここからはわたし個人の印象になりますが、造形で言うなら小径カーブのレイアウトで使うならアーノルドのT3やフライッシュマンのBタンクよりも小ぶりで使いやすそうな印象です。平面的な煙室扉の造形とか、今の目では簡易的すぎるロッドの表現とかの粗もありますが、きちんと走ってくれれば使い勝手は悪く無い気がします。
・・・まあ、その辺は今後の調整次第になりますが。

最後になりますが秋津のOBさん、今回は有難うございました。
次回かその次くらいにはフェスタにミニSLレイアウトを持ち込む予定でいますので、そこで走りを披露できると思います。
光山鉄道管理局
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実を言いますと、今回紹介するモデルは今年のトレインフェスタで(わたし的に)最大のサプライズでした。
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わたしも現物を見るのは初めてです(それについては後述)
何しろアトラスブランドの車両でわたしが持っているのは「レールクリーニングカー」のみ。
見てお分かりの通りTOMIXのそれのOEMです。
これに代表されるようにアトラスの動力車はOEM、もしくは外注による車両モデルが往々にしてあるのですが、このCタンクも例外ではありません。
これが売られていた当時のアトラスのモデルの多くはイタリアのリバロッシ製ですが、古来リバロッシのモデルは走行性のスムーズさには定評があり、特にHOモデルでは並ぶものがないほどの評価をうけています。
(例えばNゲージではPECOのジュビリーもそうですし、HOのハイスラーはわたしもお気に入りのモデルです)
・・・そこまでは良いのですが、これを持って来てくださった秋津のOBさんも指摘されておられた様に、このCタンクに関して言えば走行性は今ひとつ。
帰宅後、わたしが試走させた範囲でもところどころで引っ掛かる走りでスムーズとは言い難い物でした。
このクラスの小型タンク機は何両か持っていますが、このCタンクは他社モデルに比べて車重が軽い上に、ゴムタイヤを履いていないので粘着力、牽引力の点で心許ないのもその辺りに理由がありそうです。
実はこの点に関しては、今から54年前のTMS(通巻275号)で山崎主筆も指摘しておられました。誌上では当時購入可能だったNゲージ外国型小型蒸気の比較テストのサンプルのひとつにこのCタンクがあったのですが、ミニトリックスのT3蒸気よりも玩具っぽいという評価だったのを覚えています。
実はこのアトラス製、製造国は「ユーゴスラビア」(これは秋津のOBさんも指摘しておられました)
わたし的にも「旧共産圏のテツドウモケイ」としては初めてまみえます。
それゆえ、ブランド上ではアトラスでもイタリア製のリバロッシとは同列で語れないのだそうです(事実、同記事の中で山崎主筆が性能面でトップに挙げていたのは同じアトラスブランドのBテンダー機でした)
ここからはわたし個人の印象になりますが、造形で言うなら小径カーブのレイアウトで使うならアーノルドのT3やフライッシュマンのBタンクよりも小ぶりで使いやすそうな印象です。平面的な煙室扉の造形とか、今の目では簡易的すぎるロッドの表現とかの粗もありますが、きちんと走ってくれれば使い勝手は悪く無い気がします。
・・・まあ、その辺は今後の調整次第になりますが。
最後になりますが秋津のOBさん、今回は有難うございました。
次回かその次くらいにはフェスタにミニSLレイアウトを持ち込む予定でいますので、そこで走りを披露できると思います。
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この記事へのコメント
さて珍しいけど些か厄介な代物をお渡ししてしまったとも思います。入手後の分解メンテではモーターのコミュテータ磨き、各部接点の磨き上げ、接点復活剤の極微量挿しなど。ナインスケール/香港TOMY物再起に有用な手を全て使いましたが、完全に復調とまでは行ってません。やはりモーターが古すぎるか……。適合するモーターさえあれば交換するのもありかも知れませんが、そうそう上手くやれるかすら分かりません。
あとフランジの高さがそちらでも悪さしてないかも気になります。
今回のロコはわたしも既述のTMSの記事でしか存在を知らなかったモデルでしたから「実物を手にできた」という事だけでも大いに有難かったです。
単純なエンドレスでレールクリーニングがされていればCタンクも一応は走行できる・・・と言いますか印象で言えば「ナインスケールのKSKタイプよりは良い走り」に感じます。
(欧州モデルでよくあるのですが、最初はひっ掛かる様な走りでも何分間か慣らしをしてモータ化ギアの当たりが付いてくると多少はスムーズになる事は多いです)
ただ、ミニカーブとポイントの連続する棚幡線では外国型のでかいフランジが悪さをするのも確かですが、そこはどうしたものか(汗)
ユーゴスラビア製ということは,おそらくメハノ(MEHANO)の製造ですね。メハノは,現在もスロベニアで,TGVやタリスなどのリーズナブルなHOゲージを製造しています。
アトラスから発売されたメハノのNゲージとしては,他に2軸路面電車(2両セット)がありました。やはり走りはいま一つですが,かわいらしいモデルです。
情報ありがとうございます。
TMSの記事では生産国だけでメーカー名までわからなかったので大いに参考になりました。
MEHANOというブランドはこれまで知りませんでしたが現在もHOを出しているとは息が長いですね。