キャンブックスの「軽便鉄道時代」
先日入手した一冊から

最近は近所の古本屋でもなかなか並ばなくなっているJTBキャンブックスの「軽便鉄道時代」(岡本 憲之 著)です。
キャンブックスでは軽便鉄道ネタの本は何冊か出ていますが、本書は今では歴史の彼方に消えてしまった数々の軽便鉄道の沿革を集めたものです。
その数なんと125。
しかもこの数字は「1067ミリ未満のゲージで敷設された、客車や電車、気動車などで旅客を扱う路線」だけに限定した数字です(なので貨物専業とか簡易軌道、馬車鉄道や人車鉄道を入れるとこの数字は更に増える)
本書を帰りがけの電車の中で読み進んだのですが、その読後感はまさに一つ一つの鉄道が織りなす「125のドラマ」を見る思いがしました。
ひとつひとつの記事の中に「一つの鉄道の誕生から消滅までが凝縮され」しかもその多くが「一種の滅びのドラマ」を描いているだけにノスタルジーと無常感を併せて感じさせる、いわばもう一つの鉄道史と言えましょう。

勿論全てがアンハッピーエンドという訳ではなく、国有化で改軌され現在ではJRの本線として生き残っているもの、将来を見据えて改軌・拡大され現在も盛業中の私鉄なども含まれていますが、それはそれで一つのドラマであります。

ですがわたしなんぞからすれば「ナローゲージ=軽便鉄道」から得られるイメージは常にどこかしら鄙びたものですし、今は草むした彼方に消え去り、その痕跡すら残していない物も多いそれらを偲ぶ事は、また「かつてナローの存在した時代」へのノスタルジーでもあります。

最近、かつて無いほどのブームに育ちつつある軽便鉄道模型の根底にあるものもそうしたノスタルジーへの回帰と言えるでしょう。
本書はキャンブックスやカラーブックスのナロー関係本の中ではなかなか読ませる一冊ではないかと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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その数なんと125。
しかもこの数字は「1067ミリ未満のゲージで敷設された、客車や電車、気動車などで旅客を扱う路線」だけに限定した数字です(なので貨物専業とか簡易軌道、馬車鉄道や人車鉄道を入れるとこの数字は更に増える)
本書を帰りがけの電車の中で読み進んだのですが、その読後感はまさに一つ一つの鉄道が織りなす「125のドラマ」を見る思いがしました。
ひとつひとつの記事の中に「一つの鉄道の誕生から消滅までが凝縮され」しかもその多くが「一種の滅びのドラマ」を描いているだけにノスタルジーと無常感を併せて感じさせる、いわばもう一つの鉄道史と言えましょう。
勿論全てがアンハッピーエンドという訳ではなく、国有化で改軌され現在ではJRの本線として生き残っているもの、将来を見据えて改軌・拡大され現在も盛業中の私鉄なども含まれていますが、それはそれで一つのドラマであります。
ですがわたしなんぞからすれば「ナローゲージ=軽便鉄道」から得られるイメージは常にどこかしら鄙びたものですし、今は草むした彼方に消え去り、その痕跡すら残していない物も多いそれらを偲ぶ事は、また「かつてナローの存在した時代」へのノスタルジーでもあります。
最近、かつて無いほどのブームに育ちつつある軽便鉄道模型の根底にあるものもそうしたノスタルジーへの回帰と言えるでしょう。
本書はキャンブックスやカラーブックスのナロー関係本の中ではなかなか読ませる一冊ではないかと思います。
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