レンタルレイアウトの運転会に思うこと

 先日の7月の運転会に関連してふと感じた事をば。
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 今回の会場であるショップ併設のレイアウトはわたしの知る限りではNゲージのレンタルレイアウトとしては最大級の規模とスペースを誇るところと思います。
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 端から端までの差し渡しは学校の教室の2倍か3倍くらいはありそうですし、もし何人かがタバコでも吸っていたら(まあ、禁煙ですが)向こうの端が煙って見えなくなりそうなくらいの距離感があります。
 (というか、鉄道模型のレイアウトで遠近法を使っていないのに「地平線」を感じさせる代物にはこれまで当たった事がなかった気がしますw)

 今回は10人のメンバーにひとり一線づつのメインラインが割り振られていましたが、後半では飛び入り客も何人か別の線が振り分けられていましたから「フル編成が走れるコースが12~14線くらい確保されている」事になります。
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 勿論わたしもフル編成の列車を何本か堪能させて頂いたのですが、何しろ規模が大きいだけにうっかりすると「自分が走らせた列車が今どこにいるのか咄嗟に分からなくなる」なんてのも度々でした。
 何しろ10列車が同時に走っているのですから、これだけでも十二分にお祭り騒ぎな訳です。
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 で、時間一杯まで思う存分運転を楽しませて頂いたのですがそんな折にふと思った事を。

 現在日本には今も相当の数のレンタルレイアウトがある訳ですが、それらはユーザーのどういったニーズを掬い上げているのでしょうか。

 わかりやすいところで言うなら「フル編成のモデルをいくつも持っていながらそれらを走らせるスペースがない」「お座敷運転で楽しんでいるけれど設営や撤収が面倒」「一度は自分の列車を風景の中で走らせてみたい」といったところがメインのニーズではないかと思います。
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 あるいは「短編成向けのレイアウトは持っているけれどスケールの面で物足りない」とか「機関区のセクションに飾っている機関車を思いっきり走らせたい」なんてのもあるでしょうし。
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 今回、わたしから見て目から鱗だったのは「手持ちのフル編成のコレクションを一堂に並べてみたい」というニーズがある事でした。
 確かにこれほど大規模なヤードはレイアウトビルダーでもなかなか実現困難だと思います。しかもこれらの列車は「ヤードからそのまま本線に出す事もできる」のですから、これが楽しくない訳がない。

 全てがそうだと言う訳でもないでしょうが、上記のニーズをできるだけ多くの人に同時に楽しんでもらおうとするなら「フル編成が4,5本以上同時運転できる事」「少なくとも10本のフル編成を並べられる規模のヤードがある事」は必須に近い条件ではないかと思います。

 更に言うなら「あらゆるコンディションの編成もそこそこスムーズに走らせるなら急カーブや急勾配はご法度」であり、自前のレイアウトでは困難な事が多い「ゆったりした緩曲線、緩勾配」を楽しませてくれるなら、一部のレイアウトユーザーも取り込む事ができるでしょう。
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 その一方でレンタルレイアウトは個人用のいわゆる「本格的レイアウト」の様に「ユーザーの趣味性を前面に押し出した様なガチガチのシーナリィ設定が難しい」のも確かです。
 わたしがこれまで見てきたレンタルレイアウトの多くは「ビル街とターミナル駅、丘陵地帯と電車区風のヤード」を一か所に集めた幕の内弁当の様な構成が多いのですが、走らせる列車を選ばないという点でこの無性格さも大きな武器になっている点は見逃せません。
 (とか言いつつ今回のレイアウトには「実物サイズのショッピングモールや高速のインターチェンジ」なんかが組み込まれて大きなアクセントになっていますが、これもあれだけの規模があって初めて実現できている気がします)
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 思うに、レンタルレイアウトは、個人のレイアウトとは異質な要素を持たざるを得ないし、またそうでなければならないという気もします。
 さりとて「シーナリィのないだだっ広いベースの上に線路お化けの様なトラックプランで無暗にレールが引き回された代物でも困ると思いますが。

 自宅でお座敷運転をやらざるを得ないユーザーはもとより、ある程度の規模のレイアウトを持っているユーザーでも「一度はあそこに行ってみたい!」と思わせるような一種憧れの存在として君臨できるなら、そういうのも「理想のレンタルレイアウト」の姿ではないでしょうか。

 (勿論、リーズナブルな料金とか店へのアクセスの良さなど、商売の基本条件も満たした上で。でも実はそこが一番難しい部分だと思います)

光山鉄道管理局
 HPです。


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