ミニトリックスの1200型電機と「外国製Nゲージの分解整備」
松本土産の中でもひときわ変態度の高いモデルのはなしから。

松本の中古ショップには何両かNの外国型があったのですが、それらを一通り眺めていて目を惹いたのがミニトリックスの凸型電気機関車(凸型といってもボンネットなどは申し訳程度ですが)
似たような型は日本ではあまり見かけませんが、日本型に交じってもそこそこ溶け込みそうな気がしました。
ただ、このモデルタグに堂々と「殆ど不動」と書かれていたので一瞬躊躇しましたが試走すると直線ではどうにか走れそうです。
お値段も新車時の4分の1程度と手頃だったので「初めての松本土産にはこれくらいインパクトのある奴を」とばかりに手を出しました。
帰宅後、試走させてみるとところどころ引っ掛かりがあり、カーブで不動状態に陥ります。
不動は覚悟の上ですが走らないのに「ヘッドライトはビカビカに光っている」ので何らかの理由でモーターに通電していない可能性(直前まで走っていたのですから)が推定されました。
以前にもこのブログで書いた事がありましたが欧州製のNゲージモデルは「詳細な分解・整備マニュアルが付いているのが普通」なのでパッケージの裏から引っ張り出します。
マニュアルの図版と首っ引きで台車レベルまで分解してみたところモーターは端子に通電すると回る事が判明。

台車及びダイカストをチェックしたところ集電版の一部に汚れと油膜が見つかりました。早速清掃し再度組み立ててゆくと今度は通電しとりあえず走るところまでは持ってゆきました。
良いマニュアルさえあれば分解整備も意外とやりやすいものです(但し時計ドライバとピンセット、綿棒とクリーナーくらいは必須ですが)
恐らく、KATOやTOMIXのモデルでは素人がいきなりこのレベルまで整備するのは難しいでしょう。こういうのも欧州モデルの強みと思います。
実車はWWⅡの直後にオランダ国鉄で採用された1200型と呼ばれる電気機関車です(設計はアメリカのボールドウィン)
オランダ国内ではTEEの牽引もやっていたらしいメジャー機です。

短いボンネットもさることながらボンネットの先端に貫通扉を付けているところがユニークです。
機関車なのに近鉄の初代ビスタカーかクハネ583を思わせる迫力あるルックスが(わたし的には)魅力的。
モデルには群青色や緑色などのカラバリが豊富な機関車らしいですが、今回入線の茶色なら国鉄型のデッキ付きに交じっても違和感は少ないでしょう。
架線集電前提のパンタグラフが派手に跳ね上がっているのが特徴であると同時にウィークポイントで、架線柱のあるレイアウトではビームにパンタをひっかけるのでうまく走れません(涙)
フライッシュマンやミニトリックスの電気機関車は「架線がないとパンタが使えない」のが辛いです。

ここだけはどうにかしたい所ですが、パンタに適当な高さで止められるストッパーがないため走行時はパンタを下しっぱなしになってしまうのが何でした。
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松本の中古ショップには何両かNの外国型があったのですが、それらを一通り眺めていて目を惹いたのがミニトリックスの凸型電気機関車(凸型といってもボンネットなどは申し訳程度ですが)
似たような型は日本ではあまり見かけませんが、日本型に交じってもそこそこ溶け込みそうな気がしました。
ただ、このモデルタグに堂々と「殆ど不動」と書かれていたので一瞬躊躇しましたが試走すると直線ではどうにか走れそうです。
お値段も新車時の4分の1程度と手頃だったので「初めての松本土産にはこれくらいインパクトのある奴を」とばかりに手を出しました。
帰宅後、試走させてみるとところどころ引っ掛かりがあり、カーブで不動状態に陥ります。
不動は覚悟の上ですが走らないのに「ヘッドライトはビカビカに光っている」ので何らかの理由でモーターに通電していない可能性(直前まで走っていたのですから)が推定されました。
以前にもこのブログで書いた事がありましたが欧州製のNゲージモデルは「詳細な分解・整備マニュアルが付いているのが普通」なのでパッケージの裏から引っ張り出します。
マニュアルの図版と首っ引きで台車レベルまで分解してみたところモーターは端子に通電すると回る事が判明。
台車及びダイカストをチェックしたところ集電版の一部に汚れと油膜が見つかりました。早速清掃し再度組み立ててゆくと今度は通電しとりあえず走るところまでは持ってゆきました。
良いマニュアルさえあれば分解整備も意外とやりやすいものです(但し時計ドライバとピンセット、綿棒とクリーナーくらいは必須ですが)
恐らく、KATOやTOMIXのモデルでは素人がいきなりこのレベルまで整備するのは難しいでしょう。こういうのも欧州モデルの強みと思います。
実車はWWⅡの直後にオランダ国鉄で採用された1200型と呼ばれる電気機関車です(設計はアメリカのボールドウィン)
オランダ国内ではTEEの牽引もやっていたらしいメジャー機です。
短いボンネットもさることながらボンネットの先端に貫通扉を付けているところがユニークです。
機関車なのに近鉄の初代ビスタカーかクハネ583を思わせる迫力あるルックスが(わたし的には)魅力的。
モデルには群青色や緑色などのカラバリが豊富な機関車らしいですが、今回入線の茶色なら国鉄型のデッキ付きに交じっても違和感は少ないでしょう。
架線集電前提のパンタグラフが派手に跳ね上がっているのが特徴であると同時にウィークポイントで、架線柱のあるレイアウトではビームにパンタをひっかけるのでうまく走れません(涙)
フライッシュマンやミニトリックスの電気機関車は「架線がないとパンタが使えない」のが辛いです。
ここだけはどうにかしたい所ですが、パンタに適当な高さで止められるストッパーがないため走行時はパンタを下しっぱなしになってしまうのが何でした。
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この記事へのコメント
欧州ではそんなに架線が普及してるんでしょうか。
(日本では五月雨式に製品が出ますが一向に普及しませんね)
それにしても変な形ですが、出自故かアメリカ型DLに通じるものがある気もします。
当時のオランダ国鉄はアメリカンスタイルの機関車を導入してましたので、1200形もその流れをくんでいるとみました。そちら様においてはDRGの52形(改めSNCF150)があるというのでその代わりにするのが良いと思います。
㊟ヨーロッパ諸国の製品にはエポックⅠからⅥまで時代分けをしているので分別するならⅢかⅣと思います。
>匿名希望さん
>
わたしの手持ちの欧州型電機はどれもこれもが架線集電前提の「イコライザーが効いた状態」です。車両の上に剛体架線パーツでも張れば集電できると同時に見た目も落ち着く訳ですが、日本の様に架線柱だけのダミー電化状態だと一発で架線柱をなぎ倒すが動けなくなるかの2択を強いられます(汗)
>さいとう たいいちさん
>
うちのレイアウトにはトンネルがないのでそちらの心配はないのですが、一番の問題は架線柱です。日本の鉄道模型は元々架線を使う電化を想定しておらず、架線柱は建築限界ぎりぎりのサイズで配置されているので欧州モデルは必ず引っかけます。
パンタにイコライジング機構が付いている事でもわかりますが、欧州モデルの架線や架線柱は確実な集電の為にレール並みの強さを持った一種の剛体架線を使っているので、なまじのダミーパーツでは痛い目を見る可能性が高いですね。
確かに、クハネ583を茶色に塗装して前パンタを装備するとこんな雰囲気になりそうで、ちょっと欲しくなりました(笑)。
欧州形の機関車は、パンタグラフが高く上がっている写真が多く、「何でだろう?」と漠然とした疑問を持っていたのですが、架線集電に対応するためだったとは・・・。
理由が分かってスッキリしました。
今回のモデルはデザインの個性に引かれた面が大きかったですね(あと安さもw)
実は同じ店にはミニトリックスの機関車が何両かあったのですがドイツ版DE10みたいな奴ばかりでいまひとつ食指が動きませんでした。
つまり「一番変態なデザインの機関車」を選んだことになりますが、日本型の旧客が意外に似合いますw
欧州型の電機が軒並みあんなパンタばかりなので「むこうでは架線集電がそんなに普及しているのか?」とつい思ってしまいます。
KATOのHOゲージ版ハノーバー路面電車も通常だと派手にパンタが上がるのですが、見た目に好い位置にパンタを固定する機構が付いているので他でもやってほしいところです。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stationcat61/20250831/20250831175648.jpg
https://stationcat61.hatenablog.com/entry/2025/08/24/203316
>駅猫61さん
>
帰省中で返事が遅くなりすみません。
情報ありがとうございます。写真も拝見しましたが、色によってずいぶん印象が変わるロコですね。