しなのマイクロエースの183系第二編成(笑)

 先日の松本行きの戦利品と、それにまつわるいくつかから。

 わたし的に今回の松本行きで最大の掘り出し物は「マイクロエースの183系5両セット」でした。
 改めて説明するとこのモデルは旧しなのマイクロ時代にリリースされていた「金属ボディのNゲージ電車」シリーズのひとつをなすもので、現在でもNゲージでは唯一の「金属ボディの電気釜」という特異な存在のモデルです。
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 金属打ち抜きのボディゆえにはめ込み窓なしでもクリーンな窓周りが表現でき、素材の持つ質感も(質感を)塗装に頼らざるを得ないプラ製とは一線を画すものです。
 一見あっさりしている先頭車の表現も実は意外と健闘していて、183系らしさは表現されていると思います。

 ですが、先頭車のヒゲの塗装が物凄くラフな事、モールドでディテールが表現できない構造である事も祟って同時期のKATO、TOMIXの電気釜に比べて終始影が薄いまま姿を消した悲劇のモデルでした(当時、東急の足回りをあちこちの私鉄電車に使いまわしていたしなのマイクロにしては珍しく、専用の代車と床下機器を奢っていた点もポイント高いです)

 今回のモデルは動力車込みの5連でお値段が3000円。

 アキバや中野のマニア向け中古ショップだったら1万円を切る事はまずない(むしろ2万円以上のプレミアがつく可能性もあります)モデルですが、地方のショップとはいえあまりに安すぎます。
 これは何かあるなと思い検品してみたら「片側のクハのスカートが欠落していた」のが原因だった模様です。
 あと、走行性が最近のモデルよりも難ありと判断された可能性も高いですが、試走した範囲では1980年代のNゲージとしてはまあまあ基準内に収まる走行性でした。むしろ今の眼で見たら相当にラフに見える造形の印象も安かった理由かもしれません。

(とはいえ、先頭車に限れば前面の造形は悪くありません。ライトリムに色刺しすれば案外印象の変わるモデルと思います)

 と言う訳で、財布を開きましたが今回の183系はこの安さゆえにかねてやりたかった事を実行できる機会となりました。
DSCN5070.jpg
 実はこれよりも多少コンディションの良い183系をもう1セット持っているので、今回のセットと併せて長編成化しようというのがその目論見です(因みに今回の編成は先頭車のヒゲの表現が物凄くラフですw)
 ただ、183系の動力車はモハ183なので、そのままでは2Mの編成になってしまい、モータの同調やパックへの負担の点で感心しません。

 そこで今回のセットではモハ183とサロ183のボディと足回りを交換し、トレーラーのモハを増やす方向です。
 まあ、これを実行しても5連が7連になるだけですが、それでも見た目の寸詰まり感は軽減できます。
DSCN5066.jpg
 あと、これは計画としては未定ですがクハ183がアーノルドカプラー装備なのを逆手に取ってEF63と繋げた「189系化」という使い方もできそうです(笑)

 ところで、今回の183系の加工に掛かろうとしてふと気づいた事がありましたので次の機会にでも触れたいと思います。
光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

匿名希望
2025年09月07日 20:14
金属模型の持つ質感って塗装の違いじゃないかと疑っている私です。
(何故か金属模型はつやあり、プラは半つやかつや消しが一般的かと)
手に持てばその重量感は明らかですが、それは重くて走行性に難があるということにも直結します。
少数生産には有利なのでしょうが、難しいですね。
光山市交通局
2025年09月07日 21:40


>匿名希望さん
>
 金属プレス、エッチングのモデルは強度を保ちつつ肉薄のボディが造形できるので窓周りやエンドウ0系のルーバーなどにみられる打ち抜きの抜けの良さも目立つ特徴と思います。

あと、エンドウやしなのの台車の場合、内側フレームの構造が悪さをしているのが転がりの悪さの原因なので金属ボディのせいではありません。
現にKATOと同じ構造の台車を使うエンドウの24系やワールドのお召し列車はスムーズに走ります。