クモユニ74の「謎のポッチ」のはなし
先日紹介した東京堂のクモユニ74に関連したネタです。
前回の記事の中で「異様に安価だった理由がわからない」と書きましたが、モデルを手に取っていて気付いた点があります。

屋根上の中央やや奥に「謎のポッチ」があります。
実は最初は「元々ここにガーランドベンチレーターがあったのが欠落していたので安かったのではないか?」と思い、一時は納得しかけました。
幸か不幸かTOMIXの73系で取り付けたガーランドベンチレーターの余りが大量にあったので、これを使ってリペアする事も検討していたのです。

ところが、その件のチェックのためにネットでクモユニ74の写真を集めてみたら、今回のモデルと同じ場所にやっぱり似たようなポッチが付いているのを発見して面喰いました。
つまりエラーでも事故品でもなく、実車にはこんなポッチの付いた仕様があるという事です。
(因みにKATOやGMのクモユニ74のカタログ写真ではその様なポッチはありませんでした)
では、このポッチの正体は一体何だったのか?

調べてみたらこれはどうも「給水口」らしいのです。
クモユニ74のトイレに使う水タンクが天井にあった関係で屋根上に給水口が装備された物らしいのですが、その給水口を覆うための円形のカバーらしいのです。
(カバーがない状態では四角い給水口が晒されるらしいですが)

「他社のモデルにはないそのカバーがなぜ東京堂に?」という疑問もわきますが、聞く所では実車に装備されていたカバーの形状が未だにはっきりしないらしく、資料となる写真も殆ど無いらしいのが原因ではないかと思われます。
(今回の記事、やたらと「らしい」「らしく」という表現が多いですが実際のところがはっきりしない以上こういう書き方にならざるを得ません)
ですが、もしここで調べもせずに勝手にエラー品と思い込んだら、せっかくのポッチを削り取っていいたであろう事も大いにあり得ることなので、何事も疑問は持ってみるものですね(汗)
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
前回の記事の中で「異様に安価だった理由がわからない」と書きましたが、モデルを手に取っていて気付いた点があります。
屋根上の中央やや奥に「謎のポッチ」があります。
実は最初は「元々ここにガーランドベンチレーターがあったのが欠落していたので安かったのではないか?」と思い、一時は納得しかけました。
幸か不幸かTOMIXの73系で取り付けたガーランドベンチレーターの余りが大量にあったので、これを使ってリペアする事も検討していたのです。
ところが、その件のチェックのためにネットでクモユニ74の写真を集めてみたら、今回のモデルと同じ場所にやっぱり似たようなポッチが付いているのを発見して面喰いました。
つまりエラーでも事故品でもなく、実車にはこんなポッチの付いた仕様があるという事です。
(因みにKATOやGMのクモユニ74のカタログ写真ではその様なポッチはありませんでした)
では、このポッチの正体は一体何だったのか?
調べてみたらこれはどうも「給水口」らしいのです。
クモユニ74のトイレに使う水タンクが天井にあった関係で屋根上に給水口が装備された物らしいのですが、その給水口を覆うための円形のカバーらしいのです。
(カバーがない状態では四角い給水口が晒されるらしいですが)
「他社のモデルにはないそのカバーがなぜ東京堂に?」という疑問もわきますが、聞く所では実車に装備されていたカバーの形状が未だにはっきりしないらしく、資料となる写真も殆ど無いらしいのが原因ではないかと思われます。
(今回の記事、やたらと「らしい」「らしく」という表現が多いですが実際のところがはっきりしない以上こういう書き方にならざるを得ません)
ですが、もしここで調べもせずに勝手にエラー品と思い込んだら、せっかくのポッチを削り取っていいたであろう事も大いにあり得ることなので、何事も疑問は持ってみるものですね(汗)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
架線下での屋根上作業は困難だったと思いますが……
まあ屋根上点検をやる一環で給水していたと想像しますので、おそらく架線電流を遮断できる電車区の建屋内での作業だったと推測します。
屋根上給水口については「マユ33・マユ34・マユ35・マユニ31・マニ31・マニ32の図面に同様のハッチらしきものが書かれているようです」という客車倶楽部様の掲示板でのやり取りくらいしか類似例はなさそうです。屋根裏に水槽があったら床下からの給水をブレーキ用の圧縮空気を割き押し上げるそうですが。
>匿名希望さん
>
わたしも「まさか」と思った口です。
蒸機時代の給水塔でも使ったのか、それともホースを使ったのか(SL銀河でC58の給水には「消防のホース」を使っていましたがw)
いずれにしろ架線が難関ですが自走せずに入替機が推したのか。
考えるほどに謎は増えますね。
>秋津のOBさん
>
わたしの見た写真の範囲では今回のモデルの様な円形の給水口カバーは確認できませんでした。
むき出しの給水口の写真は何枚かありましたが、いずれも角形の小箱状の物体だったのでこれの上からカバーがかかっていたという事の様です。
それよりも気になったのは「荷物車扱いのクモユニが天井裏に200リッターも入る水タンクを装備」していた事です。
(タンクのサイズは60センチ立法程度なのでそれほど大きくはないのですが)
水洗だったのでしょうか?
コメントを打込みしてますが何度でも拒否されてます。
拒否しているなら自分に問題があるので申し訳ございません。
「亜麻理工房」さんのホームページに詳しく記載されていました。
給水口は別にあったようですね。
当時の荷物車は電車に限らず荷扱の係員が(おそらく複数)添乗してましたからね。トイレもそれなりに必要性があったのでしょう。
同じくニーズがあったであろう車掌車になかなか装備されなかったのは謎です。
>さいとう たいいちさん
>
ただいまコメント拝見いたしました。
わたしの方ではコメントの拒否設定などは一切しておりません。
以前、わたしも打ち込む側として似たような経験をした事があるのですが、ブログサービスの方で設定されている禁則ワードがそちらのコメントに含まれている可能性があると思います。
文面を修正して打ち込むと送信できるかもしれませんので、お試しいただけると有難いです。
>KOUさん
>
情報ありがとうございます。
写真を拝見しましたが、形状が角型ですのでこの上に円形のカバーが載っていたという事かもしれないですね。
>匿名希望さん
>
>車掌車になかなか装備されなかったのは謎です。
単独の車掌車に便所が付いたのは確かヨ8000からだったと思います(窓の形状から見るとコキフやレムフには既に付いていた可能性がありますが→やっぱりありましたw)
クモユニの場合車内で郵便仕分けをやる為に勤務している局員が居る事がトイレのある理由かもしれませんね。
大井工場OBの思い出話の連載記事から
謎のポッチは溢水管というそうです。
車両基地で給水をする際は地上の給水ホースから行います。給水口は左右両側の台枠にあるので、わざわざ屋根上まで登ることはありません。
掲載された写真は1962年に撮影したものなので筒状の給水カバーがありました。→かつてカツミで販売されていたクモユニ74はこれを基に製品化したものになります。
㊟KATO製品、カツミ製品も信号炎管がないので運転助手席側の屋根上に(ユーザー様が)取り付けするようです。
トミーや河合の模型でもちゃんと流し管がついてます。
荷物電車だとクモニ83やクモニ143にもトイレついてますね。
運転台以外に荷扱車掌室なるスペース(片側にある2つ並んだ乗務員ドアの内側のところ)もあります。
>さいとう たいいちさん
>
情報ありがとうございます。
手持ちのカツミのカタログ(1975年頃)をチェックしてみましたがクモユニの写真には屋根上には溢水管が付いていませんでした。
おそらく製造次期によって有無が異なるのではないかと思われます。
残る謎は「なぜ東京堂だけが半円形状の表現になっているのか」ですね。
>匿名希望さん
>
ワムフ100にもありましたか。してみるとボギー貨車で合造タイプの車掌車にはトイレが付いているものが主流かもしれませんね。
やっぱり理由は分かりませんが。
郵便車ではトイレばかりか喫煙所まで装備した仕様がありましたが、それに比べると車掌さんは冷遇されていますね(まあ、乗務中は事実上休憩できない建前なのでしょうが)