「機関車ガイドブック」「電車ガイドブック」

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 先日の帰省でわたし的に一番のサプライズだったアイテムです。
ごく最近開店している故郷の古本屋を物色していて見つけたのは誠文堂新光社の「機関車ガイドブック」「電車ガイドブック」の2冊。

 いずれも初版第2刷前後のごく初期のものです。
 この本の存在は図書館で手に取るなどして知っていましたが、やはり借り物よりは自分の手元にある方が有難い本だと思います。
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 と言うのもこの本の構成は「1形式2頁」の構成で1963年当時の国鉄機関車、電車のほぼ全ての形式を網羅している点(電車も当然のように1両=1形式で分類されます)で中間車でも例外なくその成り立ちや特徴、運用地域が記載されているのです。

 更に機関車の場合、製造時期によって差異が大きい形式については、それらのバリエーションについても独立して「1形式1項」に分類しているのも嬉しい配慮。
 (他の本だと同一形式のバージョン違いは末尾の短文レベルで済まされる事が多く、見なければ分からない差異がイメージできない事が多い)

 しかも文章は平易ながらも要領よく纏められていて、読みやすい上に知りたい事がすぐ分かる様になっているのが嬉しい配慮です。
 (特に電気機関車の台車の形式も掲載されているのが有難い)
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 特に最近のNゲージは製品の細分化が進み「同一形式のバージョン違いの製品化が当たり前」みたいになっていますから本書の様なガイドブックの存在価値は今もって薄れていません。

 実はこの種の形式網羅本は、買ってすぐと言うよりその晩の布団の中で寝ながら読むというのがわたしのパターンなのですが(汗)同種の本の大半が最後まで読み通せずに途中で寝てしまうのに、本書は2冊もあったにも拘らず、一気に最後まで通読してしまいました。
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 写真は白黒ですし、帰省の疲れで相当にくたびれているはずなのにここまで引き込まれるとは思いませんでした。
 その事から言っても本書は間違いなく車両解説書(あるいは図鑑)としては名著に属すると思います。

 ・・・そこまでは良いのですが、本書の一番の難点は初版が昭和39年なので「昭和40年以降の新形式が載っていない事」
 これほど分かりやすく、要領の良い本なのに勿体ない話です(尤も、改訂新版が出ている可能性は高そうですが)
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 ところで本書は古本屋で買った以上、当然古本なのですが、見開きに分類番号と除籍印が捺されていたので図書館の蔵書の処分品だった事は明らかです。
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 では、どこの図書館(あるいは施設)だったのか?
 その答えは前書きの前ページにありました。立体式の蔵書印に「岩手縣 縣立図書館」の表記が。

 わたしの手に渡るまでにどれだけの岩手県人の鉄ヲタ(笑)が本書を手に取って読み耽った事か。それを想像するだけで何となくワクワクした気持ちになってくるのを禁じ得ません(笑)

 とにかく、盛岡土産として(わたし的に)これ以上のサプライズはありません。
 しかも前述のように本としてもなかなかの名著ですから、わたし的お宝認定です。



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