KATOのレーティッシュクロコダイル
先日入線したレーティッシュクロコダイルの記事は(恐らく)今年最後にして最大の大物ロコであるにも拘らず、いつになくポエマーな内容になってしまいましたので、肝心の模型についてほとんど触れずに来てしまいました。
ですので改めて今回のモデルについて紹介したいと思います。
実車は1921年に登場した古典機の一つですが、現在でもイベントや記念運転で活躍する事があるという「スイスのEF55」みたいな存在らしいです。
普通「クロコダイル」と聞いてファンが連想するのは下の写真の様な大仰なものだと思いますが、
今回のモデルはクロコダイルの中でも小柄な方に属し、デザインもそれほどあくが強くないのが特徴。
ですので日本型のレイアウトに紛れ込んでも意外と違和感がありません。車体の茶色もどこかの私鉄にでもありそうな地味さで好感が持てます。ボディは左右でルーバーの配置が異なるので一粒で二度おいしい楽しさもあります。
しかもクロコダイルの特徴である凸型3連接車体という構造が物を言って、小径カーブに強くKATO最小径の150Rをクリア。
その際の車体やロッドのアクションがなかなか楽しく、走らせると実にレイアウト映えするロコではないかと思います。
さて、今回クロコダイルを入線させてわたしがまずやった事はカプラーの交換。
客車とのセット込みならともかく単体だと専用のカプラーが装備されているので、当鉄道で使うならアーノルドへの換装は必須です。
交換手順が他のモデルと少々異なりますので少々まごつきましたが。
先ずスノープラウを外し、台車の下側の枠にカプラーポケットが付いているので次にドライバを使って下枠を外します。
現れてくるのはこの機関車独特の動力機構。ジャック軸用のシャフトがあるのが目立ちますが動輪同士もロッドで連結されているので車軸も蒸気機関車の様な固定になっているのが目を惹きます。
どうにかカプラーを交換し最初に牽かせたのが当鉄道諸般の事情から「西武のセメントホッパー貨物列車」
凸型車体、スコッチヨークの電気機関車なので貨物列車も中々に似合います。特に鉱石やセメントホッパの様な重量級の列車なんかはぴったり。
その走行性ですが、これまた驚くほどスローが効くのでスコッチヨーク特有のロッドのアクションを堪能できます。
Nゲージのモデルとはいえ、殊このロコに関してはできる限り目の高さに足回りが来るようにして眺めないと折角の機構が楽しめません。
その意味では上から見下ろすお座敷運転は不向きな部類に属します。
あと、ロコのお値段がお値段なので個人的なアイデアのレベルですが、この足回りを使ってナローのゲテモノ機関車を仕上げるというのも結構楽しそうな気がします。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
飯田線貨物も合いそうですな。
ロッド式の足回りも魅力的ですし、あとは値段が半分くらいだったら手が出たのになぁと。
(SL2台分の手間がかかってると言われればぎゃふんと言うしかないですが)
>さんせんさん
>
今回、西武の貨物を選んだのは本当に偶然(これについては近く描く事もあると思います)で、特に狙ってやった事ではなかったのですが、やってみると想像以上にこの機関車に似合っていたのに驚きました(笑)
>匿名希望さん
>
仰る通りこのモデルの最大のネックはお値段ですね。相対的に客車セットが割安に感じられる(つまり客車との価格差が大きいという事)くらいです。
SL2台分というよりSLと3車体の連接車を足したお値段と言った方が良いかもしれません(笑)あとパンタも専用品ですし。
是非とも欲しいとは思いますが・・・ 探すのならば、まだ立ち寄ったことがない「駿○屋」や、ポ○ンデッタとかに行けば、あるのかも知れません。
筆者の方は・・・ 某メーカーから発売予定の大井川鐵道の元は元西武電鉄E31形電気機関車のオリジナル塗装タイプと、その機関車を塗色変更(旧国鉄・JR)の東海道本線を駆け抜けたEF65形500番台電気機関車のブルトレ(寝台特急富士)色風の鉄道模型を待ちわびておりまして、早く販売して欲しいと思っているところです。購入の予約はしっかりとしては有ります。
なお、当鉄道模型クラブの年内最後の〆のイベントとして、大井川鐵道のブルトレ(西日本から入線した12系)に“乗り鐵”に行く計画が有ります。
※HOスケールでも同じことがいえます
製品のノウハウがおそらく凸型ロッド式機関車へのアレンジになる可能性があります。技術的に難しかった機関車がそのうちNゲージで製品になることにつながると期待してます。
今回のクロコダイルは単品の価格が祟ってか地方のショップにはまだ在庫がある様です。
量販店でも某ヨ●バシでは「客車編成+サウンドカード」で10万円近い値付けのセットがあったのですが、車両とカードのほかに一体何が同梱されているのか謎です(笑)
>
Zゲージではメルクリンミニクラブがクロコダイルをモデル化していますが「スコッチヨーク+連接車体」の組み合わせは難易度は高そうですが開発者を燃えさせる何かがある様な気がしますねw
似た機構で日本型というとED42か41辺り、或いは古典機のマレータンク機が思い浮かびますが、案外KATOがED42を出してくる可能性は高そうですね。
(この車両が走るアルブラ線は交流11,000V送電)
日本の普通の鉄道の私鉄で交流電化はほぼないので、私鉄輸入機に設定するなら屋根上の碍子などを取り除くなどの改造をするか、あるいはいっそ常総筑波鉄道みたいに「電化するなら交流でないとダメ」な路線があったということにするか…その辺はやりたい人の想像力と腕前ですね。
実はこの点はわたしが初めて欧州型電機(ミニトリックスのE44)を入線させて以来気になっている点のひとつです。
ルックスはみるからに日本の古典機に見えそうなのですが屋根上の碍子と配線が交流機を主張(おまけの日本のとは電圧も、どうかすると周波数も違ったりします)していますから(笑)
それ以上に模型としては架線集電前提の「無暗に跳ね上がるパンタ」も問題ですから、これらを走らせるときにはある程度割り切りが求まられます。
(幸か不幸かあちら物の電機は碍子類が日本のほど物々しくないのが取り柄ですね)