レイアウトの郵便局のはなし
先日入手したTOMIXのストラクチャーを手に取っていてふと思いついたのが
「そういえばストラクチャーでも郵便局は結構出ていたな」でした。

ある程度以上の規模の駅だったら駅前かその周辺に必ずあるのが郵便局です。
しかも郵便局自体の歴史が長いだけに時代相に応じた形状の違いも意外に大きく面白い題材(発売する方にとっても自作しようとする人にとっても)と言えるのではないでしょうか。


わたしの知る限りで、という条件が付きますが郵便局を意識した最初のストラクチャーはTOMIXの「詰所」辺りからではないかと思います。
いわゆるステッカーチューンという奴で「同じ建物を警察署や郵便局に化けさせる」という一種アイデア商品ですが、詰所自体がどこにでもありそうな形状な上にこの時代の郵便局がこれまたこの詰所そっくりなものが多かった」ので意外に違和感がなかったと思います。

このサイズだと「地方都市の中央郵便局」でも通用しそうですが、本気でモデるなら裏側に集配所のトラックだまりくらいは必要になるでしょうから下手な駅並みに手ごわい素材かもしれません。
これとほぼ同サイズで古色蒼然たる郵便局が欲しければジオタウンの郵便局があります。今回紹介したモデルの中で唯一角地に置ける形状をしているのが心憎いです。


そこまで大袈裟じゃなくてもいいとか、もっと時代がかったものが欲しいという向きにも対応した郵便局が出たのは21世紀初頭、まだ「街並みコレクション」を名乗っていた頃のジオコレが第一弾としてレンガ造りの郵便局を出しています。見たところ大正末期か昭和初期にもありそうな造りの形状ですが、これが出た当時うちのレイアウトに組み込むにはレトロ過ぎたので「ファーラーのレンガ造りの建物に混ぜ込んで『保存街区』を名乗らせたものです。
こちらは色替えを繰り返しつつ今でも入手可能と思います。


それからやや遅れて食玩の「昭和情景博物館」で木造モルタル看板建築仕様の郵便局が出ていました。じつはこちらも「理髪店の色替え」なので裏に回ると郵便局らしからぬ物干し台なんかが付いていますが雰囲気はなかなか良く、後述する簡易郵便局になら十分使えるレベルと思います。


更にレトロのベクトルが異なるものを望むなら真打として「みにちゅあーと」から木造の郵便局が出ています。
これなんかは、どうかすると明治時代からありそうな洋館風の形状が魅力的ですし、田舎の風景にもそこそこ似合います(でも今だったら泥棒が入り放題だろうなあ。最近はATM襲うのに重機まで動員しますから)
これに今回リリースのJP仕様のTOMIX製品を加えると5種類から郵便局が選べるのですから凄い時代になったものです。

これでもまだレイアウトに組み込むには大げさすぎると思うなら一般住宅や店舗の改装レベルの加工で成り立つ「簡易郵便局」というのもあります。一種の民間委託で郵便物の集配や印紙の発行レベルの業務を行うものですが、ちょっと田舎であれば今でもあちこちにありますし、どうかすると「アパートやマンションの一階にさりげなく組み込んであったり」します。
とまあ、建物についてはそんなところですが、個人的に不満なのが郵便車のミニカーの薄さです。
ジオコレの大型トラックやジオタウンの軽バン仕様の2種類しかなく時代の表現には聊か役不足なラインナップなのは否めません

わたしの子供の頃によく見かけたハイラックス(昭和40年代は今と違ってトヨタのハイラックスといえばこんな感じの大人しいトラックでした)の郵便車とかがあるとどんなに嬉しい事か!
(以前レサレサさんが紹介してくれた郵政博物館の資料を拝見したのですが、肝心のハイラックスが載っていなかったのには大いに驚きました)
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
「そういえばストラクチャーでも郵便局は結構出ていたな」でした。
ある程度以上の規模の駅だったら駅前かその周辺に必ずあるのが郵便局です。
しかも郵便局自体の歴史が長いだけに時代相に応じた形状の違いも意外に大きく面白い題材(発売する方にとっても自作しようとする人にとっても)と言えるのではないでしょうか。
わたしの知る限りで、という条件が付きますが郵便局を意識した最初のストラクチャーはTOMIXの「詰所」辺りからではないかと思います。
いわゆるステッカーチューンという奴で「同じ建物を警察署や郵便局に化けさせる」という一種アイデア商品ですが、詰所自体がどこにでもありそうな形状な上にこの時代の郵便局がこれまたこの詰所そっくりなものが多かった」ので意外に違和感がなかったと思います。
このサイズだと「地方都市の中央郵便局」でも通用しそうですが、本気でモデるなら裏側に集配所のトラックだまりくらいは必要になるでしょうから下手な駅並みに手ごわい素材かもしれません。
これとほぼ同サイズで古色蒼然たる郵便局が欲しければジオタウンの郵便局があります。今回紹介したモデルの中で唯一角地に置ける形状をしているのが心憎いです。
そこまで大袈裟じゃなくてもいいとか、もっと時代がかったものが欲しいという向きにも対応した郵便局が出たのは21世紀初頭、まだ「街並みコレクション」を名乗っていた頃のジオコレが第一弾としてレンガ造りの郵便局を出しています。見たところ大正末期か昭和初期にもありそうな造りの形状ですが、これが出た当時うちのレイアウトに組み込むにはレトロ過ぎたので「ファーラーのレンガ造りの建物に混ぜ込んで『保存街区』を名乗らせたものです。
こちらは色替えを繰り返しつつ今でも入手可能と思います。
それからやや遅れて食玩の「昭和情景博物館」で木造モルタル看板建築仕様の郵便局が出ていました。じつはこちらも「理髪店の色替え」なので裏に回ると郵便局らしからぬ物干し台なんかが付いていますが雰囲気はなかなか良く、後述する簡易郵便局になら十分使えるレベルと思います。
更にレトロのベクトルが異なるものを望むなら真打として「みにちゅあーと」から木造の郵便局が出ています。
これなんかは、どうかすると明治時代からありそうな洋館風の形状が魅力的ですし、田舎の風景にもそこそこ似合います(でも今だったら泥棒が入り放題だろうなあ。最近はATM襲うのに重機まで動員しますから)
これに今回リリースのJP仕様のTOMIX製品を加えると5種類から郵便局が選べるのですから凄い時代になったものです。
これでもまだレイアウトに組み込むには大げさすぎると思うなら一般住宅や店舗の改装レベルの加工で成り立つ「簡易郵便局」というのもあります。一種の民間委託で郵便物の集配や印紙の発行レベルの業務を行うものですが、ちょっと田舎であれば今でもあちこちにありますし、どうかすると「アパートやマンションの一階にさりげなく組み込んであったり」します。
とまあ、建物についてはそんなところですが、個人的に不満なのが郵便車のミニカーの薄さです。
ジオコレの大型トラックやジオタウンの軽バン仕様の2種類しかなく時代の表現には聊か役不足なラインナップなのは否めません
わたしの子供の頃によく見かけたハイラックス(昭和40年代は今と違ってトヨタのハイラックスといえばこんな感じの大人しいトラックでした)の郵便車とかがあるとどんなに嬉しい事か!
(以前レサレサさんが紹介してくれた郵政博物館の資料を拝見したのですが、肝心のハイラックスが載っていなかったのには大いに驚きました)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
他ではあまり見た記憶がなく特徴的ですが、なんでワンボックスじゃなかったんでしょうね。
話は違いますが、詰所リデコ郵便局のようにTOMIXの樹脂ステッカーは経年で丸まって剥がれてしまうのが困りものです。
ダイハツミゼットやスバルサンバーがNゲージのミニカーにあればよいかもしれません。
代用品となるとフォードのF1000の赤色に郵便マークを入れて配送車にするようです。
ジオラマで郵便局がたくさんあることは承知の上で、街並みにどういう建物がふさわしいか選択に困ってしまいそうです。これは郵便局だけでなく銀行や市町村役場の支所または出張所の建物においても同じです。
英文のサイトビンテージエブリデイで、1950年代の東京都内の交通事情を撮影したことを紹介している記事
https://www.vintag.es/2016/05/20-rare-and-wonderful-color-photographs.html
昔のピックアップタイプのアルミバンボディの郵便車もいつの間にか見なくなりましたね。
あれも80年代迄はよく見かけたタイプだったと思います。ワンボックスではなかったのは恐らくポストと同じで、私信を扱うが故に堅牢な構造にする必要からではないかと思います。
>TOMIXの樹脂ステッカーは経年で丸まって~
これには随分泣かされてきたものですが、ごくたまにいつまでもきれいに貼れているものもあるので、何かの条件があるのではないかと睨んでいます。
>
ボンネットタイプのピックアップが実質ダットサントラックだけという現状ではアルミバンタイプの郵便車も望み薄ですね。
JPになってから以降では集配や配達を外部委託しているのか「普通の軽ボンバン(赤ですらない)の郵便車」も登場しているらしく(レイアウトでの融通は利きますが)なんでもありの状態になりつつあるようです。
>街並みにどういう建物がふさわしいか選択~
実はこれも21世紀になってからのレイアウトの楽しみ方のひとつではないかと思います。自作に頼らなくてもある程度自分のイメージに近い建物を選択できる環境になってきましたから。
その意味ではメイキングだけではなくコーディネートのセンス(或いは技量)が求められつつあるとも言えますね。