ミニトリックスのスコッチヨーク気動車
先日の伊豆行きで最大のサプライズだったのがこの一品です。
レアものとか、そういう意味ではなく「この世にこんなモデル(機種)があったのか!?」という意味のサプライズですが。
その昔日本の鉄道に「蒸気動車」と呼ばれる車両がありました。
今の気動車の祖先に近い形状ですが客車の端っこに小型蒸気機関車の機構を組み込み自走できるようにした物とでも言いましょうか。
国鉄型に関する限りはエンジン部はピストンとシリンダー駆動で当然ロッドで動力を伝達する仕組みになっています。とにかく一度見たら忘れそうにない個性的な外見が今となっては魅力的な車両と言えます。
とはいえ、そんな変わり種車両がNゲージで出ているとは思えませんし(実際にはワールド工芸からジハニ6055が出ています)出ていてもわたしが手が出るお値段とは思えないと思っていました。
ところが伊豆からの帰路で立ち寄った中古ショップにこの蒸気動車によく似たモデルが並んでいるのを見つけたのです。
物は日本車ではなくドイツのミニトリックスのモデル。
片側台車にロッドが付いているので気動車なのは間違いありません。形態こそ蒸気動車に似ていますがロッド周りの機構はむしろED42の様にジャック軸を介してロッドに伝達するスコッチヨーク形式の様です。
ですのでおそらく蒸機ではなく、ごく初期のディーゼルカーの一種ではないかと思われました。
値付けは安くはなかったですが、それでも日本型Nゲージの電気機関車程度のお値段だったので衝動買いしてしまいました(汗)
帰宅後試運転してみると、予想通りロッド周りのアクションが楽しい!
目の高さで走らせるとその魅力がよく伝わってきます。走行性も年代物の外国製Nゲージとしては良い方に属します。おそらく1980年代くらいのモデルではないかと思いますがヘッドライト、テールライトもきちんと点灯します。
何よりこの独特の異形感のあるデザインがわたしの琴線を刺激しました。
スコッチヨークの機構もそのひとつですが、台車周りに付いた2段ステップ(恐らくホームの無い場所で乗客が乗降するための物と思われます)もロッドと併せて個性的です。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
(赤穂鉄道で改造してロッド式2軸駆動になったが同時に客室にエンジン入れて使用不能にして機関車化という奴ならありますが)
ちなみに蒸気動車と言うと、うちの鉄道で完全フリーランス(イメージ元はTMS1990年9月号の小林信夫さんの「軽便気動車を楽しむ」に出てくるNo.?)を先ほど製作しました。
客車が豆機関車の後方におんぶしている奴で、客車側下回りが鉄コレ12m級動力(付随台車側を外して、動力台車のゴム巻車軸を通常車軸に変更)、機関車側がチビロコ…なのですが軽すぎて客車の重量で転倒するのでアルモデルの蒸気機関車のジャンク品からホワイトメタルのボイラー奪って搭載、客室はGMのキハ04を切り詰めたもので、こんな代物ですが一応スーパーミニカーブも通過します。ポイントは勢いつけないと止まりやすいですが。
(ちなみに牽引力は論外ですが、蒸気動車にそんなものを期待してはいけませんw)
なかなか面白いアイデアですね、実物を見てみたいです(笑)
本来の付随台車を駆動に使い、ロッドの付いた側を付随台車とするというのはアイデア賞物ですね。鉄コレ動力仕様のメリットが生きていると思います。
いや、その機構が小林信夫さんの軽便蒸気動車のものでして、あちらはHOナローなのでGMのブリル台車動力の動台車とモーターをまとめてパワートラックのように使う機構でしたが、私はNのため鉄コレを動力単位で使ったというわけです。
走行性能に関しては客室最後部オーバーハング部分に鉛板、台車のウォームギアのカバー上部にノス鉄用の重りを搭載しているので意外に集電は悪くありません。