今月のTEZMO SYNDOROMEとGM板キットのはなし
久しぶりの更新となったWEBコミック「TEZMO SYNDOROME」は前回に引き続きGMの板キットの製作に興じるテツモ女子3人のはなしの続きです。

今回も個人的な思い出や失敗譚に絡める形で話を進めたいと思いますが、予め本編をご一読頂いてからこちらのブログに戻る事 をお勧めいたします。
鉄道模型「エコノミーキット」を組み立てる!TEZMO SYNDROME(テツモ・シンドローム)47話
袋から出した素の状態でのGMの板キットを見ていると一見して「10分もあればできそうな風に見える」のですが、いざ掛かってみると本編でも出ていた様に、「垂直と平衡を保ちながらきちんとした箱型に構成する」工程が意外に難しいものです。

他のジャンルのプラモと違い貼り合わせのガイドがしっかりついている訳ではありませんし、チューブ入りのセメダイン(昔はよくあった)なんかで組み立てるなど愚の骨頂(死語)
ましてや屋根上機器なんかは屋根板共用の関係から「機器の位置決めはユーザー自らが寸法を測りながら取り付ける」など一見プラモの様でもプラモとはまた違う「テツドウモケイの文法」がそこここに透けて見えるのがこの種のキットと言えるかもしれません。
未だに製作に掛かっていませんが感覚的には16番の小高模型のペーパーキットのノリに近いものも感じられたりします。

特に「創る楽しさいっぱい」のGMのキットは半ば改造前提の設計ですから、単なる素組だと時折物足りなさを感じさせることすらあります。
(以前小田急9000を作った時なんかがそうでした。何とか出来上がっては見たものの「これだけでは何か足りないんじゃないか?」という感じが抜けなかったのです。改造とまでは行かなくてもウェザリングや墨入れだけでも結構化けそうな感じはあります)

GMの板キットでわたしが一番気合いを入れて作ったのはRMMODLSの付録からスタートし、気が付いたら6連2編成を作ってしまった営団600の時でしょうか。あの時は墨入れや後付けのディテーリングパーツも買い入れましたし、「編成ごとに塗装の種類を変えてみたり動力もGMと鉄コレの2種類を試した」など丸一月くらい掛けましたか(でも出来は大惨事)

今にして思えばあのものぐさなわたしがよくあそこまでやったもんだと(自画自賛)
作中では無塗装の板キットなので妻板と側板の貼り合わせで接着剤がはみ出してもどうにかなっていますが、塗装済みの板キットで接着剤がはみ出したら「塗装が流れてしなう」ので仕上がりに大きな影響があります。その意味では塗装済みキットも油断がならないですね。

余談ですが、この趣味を復活させて以来、特に夏場のキット組みは「台所の隅っこで作る」のが恒例になっています。換気扇が強力な事と水が容易に使える事が形式上のメリットですが、何より「台所にエアコンがある」というのが最大の利点だったりします。
特にキットメイクがペーパー主体になってからは「接着剤やシンナーの匂いのクレームが大幅に減少しました」し(汗)
今回の47話はあの頃の思い出に浸りつつ読みふけりましたが「嗚呼、このマンガが出るのがあと5年早かったらもう少しましなキットメイクが出来たのに」と臍を噛む思いです。
キットメイクの基本とノウハウをマンガという形式を最大限生かしながら描いた今回のはなしは入門マンガとしても最適な一編と言えましょう。
光山鉄道管理局
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今回も個人的な思い出や失敗譚に絡める形で話を進めたいと思いますが、予め本編をご一読頂いてからこちらのブログに戻る事 をお勧めいたします。
鉄道模型「エコノミーキット」を組み立てる!TEZMO SYNDROME(テツモ・シンドローム)47話
袋から出した素の状態でのGMの板キットを見ていると一見して「10分もあればできそうな風に見える」のですが、いざ掛かってみると本編でも出ていた様に、「垂直と平衡を保ちながらきちんとした箱型に構成する」工程が意外に難しいものです。
他のジャンルのプラモと違い貼り合わせのガイドがしっかりついている訳ではありませんし、チューブ入りのセメダイン(昔はよくあった)なんかで組み立てるなど愚の骨頂(死語)
ましてや屋根上機器なんかは屋根板共用の関係から「機器の位置決めはユーザー自らが寸法を測りながら取り付ける」など一見プラモの様でもプラモとはまた違う「テツドウモケイの文法」がそこここに透けて見えるのがこの種のキットと言えるかもしれません。
未だに製作に掛かっていませんが感覚的には16番の小高模型のペーパーキットのノリに近いものも感じられたりします。
特に「創る楽しさいっぱい」のGMのキットは半ば改造前提の設計ですから、単なる素組だと時折物足りなさを感じさせることすらあります。
(以前小田急9000を作った時なんかがそうでした。何とか出来上がっては見たものの「これだけでは何か足りないんじゃないか?」という感じが抜けなかったのです。改造とまでは行かなくてもウェザリングや墨入れだけでも結構化けそうな感じはあります)
GMの板キットでわたしが一番気合いを入れて作ったのはRMMODLSの付録からスタートし、気が付いたら6連2編成を作ってしまった営団600の時でしょうか。あの時は墨入れや後付けのディテーリングパーツも買い入れましたし、「編成ごとに塗装の種類を変えてみたり動力もGMと鉄コレの2種類を試した」など丸一月くらい掛けましたか(でも出来は大惨事)
今にして思えばあのものぐさなわたしがよくあそこまでやったもんだと(自画自賛)
作中では無塗装の板キットなので妻板と側板の貼り合わせで接着剤がはみ出してもどうにかなっていますが、塗装済みの板キットで接着剤がはみ出したら「塗装が流れてしなう」ので仕上がりに大きな影響があります。その意味では塗装済みキットも油断がならないですね。
余談ですが、この趣味を復活させて以来、特に夏場のキット組みは「台所の隅っこで作る」のが恒例になっています。換気扇が強力な事と水が容易に使える事が形式上のメリットですが、何より「台所にエアコンがある」というのが最大の利点だったりします。
特にキットメイクがペーパー主体になってからは「接着剤やシンナーの匂いのクレームが大幅に減少しました」し(汗)
今回の47話はあの頃の思い出に浸りつつ読みふけりましたが「嗚呼、このマンガが出るのがあと5年早かったらもう少しましなキットメイクが出来たのに」と臍を噛む思いです。
キットメイクの基本とノウハウをマンガという形式を最大限生かしながら描いた今回のはなしは入門マンガとしても最適な一編と言えましょう。
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この記事へのコメント
大抵の形式は鉄コレや(金に糸目をつけなければ)マイクロで手に入りますしね。
フジミから新しく出るキットが塗装済みとの情報があり少し期待しています。鉄コレポケットのスケール版も出たら面白いですね(スタートレイン?)
まともに作成できたのはここ2~3年ぐらいで、それも大半が旧型客車です。
それでも作ってて感じたのは、GMキットの入門書籍で「車高下げ」を紹介してくれればいいのになってこと。
GMキットって理由は分からんのですが車高が高く、それも車体部分はほぼスケール通りなのに台車上端から車体下端の間が広いというものが多い。
(旧キットのマニ44なんぞ、床板に乗るはずのリブにさらに突起があってこれで上げ底になっているという謎仕様。)
よってリブを削ってちょうどリブの上端の高さに1mm角棒をつけると他メーカーの模型と高さが合うようになるのですが、これ気がつくまでの間何度も床板の台車が当たるところ削って壊したりしてましたw
※これ以外にもRM MODELSで制作記事があるので参考になりました
画像の車両にキハ23の塗装済みキットがありますが、ベンチレーターの切断が難儀なところです。RMM1998-1の特集の中にキハ23と45の対談形式での制作記事に詳しく記述されていたのでスムーズに行きました。あとキハ22の青森車両センター配置車両については動力ユニットをうとう色に取り付けして単行運転にしました。盛岡色はトレーラー車両にしてKATO製品のキハ58盛岡色と連結して走らせてます。
塗装済みキットの接着剤として(RMM2019-5の特集から)透明ゴムボンドを使うことを勧めてます。今でもわからないユーザー様がいるためでしょうか。きれいに組み合わせできるようにメーカーもしっかり告知してもらいたいです。
私は車両工作自体の経歴はウン十年で、それこそマックス時代の客車から始めています。工具、接着剤や塗料などはずいぶん進歩したと感じますが、工作をすること自体の楽しさや奥深さは不変です。
ただ細密化やそれに伴う高価格化と、製品バリエーションが増えることによる供給サイクルなどで難しくなっている側面を感じます。
「バルクパーツ」と呼ばれる部品単体のモールドを買うのは秋葉原に行く楽しみのひとつですが、ある種の運試しみたいな博打性(在庫の有無が時の運)だったりします。
古いキットでは再現の甘さや全体のスケール感、組み立てに関わる精度の調整など、一部に手強い個体があるのも個性と言えばですが敷居を上げているところでしょう。
フジミのキットはわたしも期待していますが、個人的には以前Bトレインで出た上信電鉄のデキ1みたいなものではないかと勝手に推察しています。
従来の鉄道模型キットの常識を覆すような構造か組み立ての物だったら面白いと思いますが・・・
電車も客車もそうですがGMのキット(それも古い奴)は大概腰高に仕上がる傾向がありますね。恐らく昔の台車がハイフランジだった影響かなと思っていましたが、ローフランジ対応で腰を落とす改造は確かにもっと広がっていいと思います。
・・・今回の記事を書いていて久しぶりにGMのキットを作って見たくなりました。
>さいとう たいいちさん
>
今回のマンガを改めてよく見たら接着剤のコマの下の方にクリアボンドのチューブがありましたね。
キットメイクではあまり使わなかった(精々が建物コレクションの歪み予防くらい)クリアボンドですが、糸を引きやすいとはいえ、塗装済みキットには好適でしたね。
次回は使ってみようかと思います。
>製品バリエーションが増えることによる供給サイクルなど~
GMの生産表を見ていると毎月いくつもキットの再生産が並んでくるのですが、自分の欲しい編成や車両の順番が回ってくる前に忘れてしまいそうな気も(汗)
田舎のショップではそれこそ取り寄せ以外の入手方法がないですし、上京してもザ・ストアー以外ではキットの品ぞろえもそれなりですからそれこそ「見たらすぐ買え」状態になりがちですね。
欲しい車両のキットがなかなか見つからない(出てこない)のは完成品でもそうですが制作意欲に左右されるキットでは猶の事難しい弱点と言える気がします。
割りと“鉄道模型の黎明期に育った”方々は、売ってないなら、自分で製作してしまえ!って、考えから、好みの車両を製作してる訳ですかねー。
以前“日本の鉄道150周年”の頃に放送した記念のテレビ番組では、「カツミ」の鉄道模型職人が、1両だけの特別な限定鉄道模型、それも博物館級の、流線型のEF55-1号機(Gゲージ(45㎜)くらいのスケール)を造っている場面を、筆者も熱心に拝見しましたが…
さすがは鉄道模型職人で、ハンダ着けしてゆくシーンには、大変に感動しました。
番組限定品の世界で、ただ1両のみ、お値段も、博物館級な大変に高価なEF55でしたが、希望者から抽選で当選した方が購入出来るとのことでしたが、果たしてどなたが購入したのでしょうか?
後日談がないので… 当選した方は、誰なのかはわかりません。
模型の世界では素材の段階からフルスクラッチしてしまう剛の者が意外に多いですね。
第一回のJAMを取り上げたテレビ番組のビデオをさっき見たばかりなのですが、そこでもひとりそういうモデラーが紹介されていました(凄)