のび太の家落成に端を発してみにちゅあーとの住宅系に手を伸ばしてしまっている今日この頃。
今回は「民家E」を取り上げます。
建坪率に制限のある田舎とか郊外ではあまり見ませんが都市部や下町では敷地いっぱいに建てられた住宅がまるで寄り添うようにひと塊になっている風景というのはおなじみと思います。
特に通勤路線の線路沿い…
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前回紹介した「欠品パーツだらけだったジオコレ昭和のビル2」
廃ビル状態でレイアウト上に鎮座していたそれを少しでも見られる状態に持っていこうという試みです。
という訳で数年目の改修工事をスタートさせました。
どうせ改修するならオリジナルとは違うテイストを出したやりたくなるのが人情。さっそくジャンク箱を漁って使えそうなパー…
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先日紹介の「のび太の家」の制作のついでに積みキット状態の他の住宅キットにも手をつけました。
やはりあのキットは単体でポツンとあっても様になりません。他の住宅の中に混ぜ込んでこそ存在感を発揮しうる性質のものだと思います。
つまり「その他大勢」の存在があってこそ主役も引き立ってくるだろうという一種の舞台効果の考え方でもあります…
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積みプラキットストラクチャーネタから。
今回はファーラーの「邸宅」或いは別荘?をば。
実はこのキットは昨年の春先、今回のコロナ禍の初めの時期「自宅蟄居が長引きそうだ」という気がして行きつけのショップで買っていたものです。建物のキットは車両に比べると平時の消化率が低い事が多いですから、今回の様な機会でもなかったらなかなか…
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先日から続けてきたみにちゅあーとの「のび太の家」ネタの続きです。
せっかく完成した「野比さんの家」ですが素建ちでポンと置いている限りは(余程のドラえもんマニアでもない限りは)「ただの家」でしかありません。
これではせっかくキットを買って作っても(私の様な「どこにでもある家」に魅力を感じる変人を別として)ドラえもんらしい…
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トミーナインスケールでも売られていたバックマンのNゲージストラクチャーから。
今回紹介するのは「消防署」です。
これまでこの建物についてはカタログや工作ガイドブックなどで写真だけは見ていたのですが、当時日本形の駅舎ですら製品化されていないのに、彼の地では一般住宅はおろか消防署まで製品化されているのかと感心させられた覚えがあ…
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先日から続けてきたみにちゅあーとの「のび太の家」ネタの続きです。
建物の形が出来上がり、ブロック塀を巡らせるとこのキットも俄然「昭和の住宅」の趣があります。
ですがこれだけだと何か潤いが足りない。
まるで「お引越し直後の建売住宅」という感じで潤いに欠けます。
これだけの敷地があるなら植木のひとつ、花壇のひと…
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先日紹介したみにちゅあーとの「のび太の家」
正月明けくらいに取り掛かって就寝前のひと時を使って十日くらいでどうにか形になりつつあります。
前にも書いた様にこのキットの魅力は「昭和40年代のモルタル住宅のベンチマーク」とでもいうべき「普通の家」のモデル化にあります。
Nゲージストラクチャーの家屋モデルでこれに肉薄するというとTO…
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今年最初に製作したみにちゅあーとネタから
みにちゅあーとのアニメ関連シリーズというと「トトロ」や「魔女の宅急便」などに代表される一連のジブリ作品が有名ですが、そのほか「ムーミンの家」なんてのもNスケールで製品化しています。
(でもムーミン谷には鉄道は通っていないはずなのでレイアウトに組み込むには無理がありますが注)
…
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前回もみにちゅあーとの駅舎のはなしをしましたが、今回紹介するのはそれとは別なタイプの駅舎です。
実はこちらの駅舎は10年ほど前に初めて作ったみにちゅあーとのキットでもあります。
前回紹介の木造板目張りとは異なりモルタル造りでややモダンな雰囲気を持つタイプです。
実はみにちゅあーとのキットをいくつか入手した時に試作兼腕試…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタから
みにちゅあーとでも他のメーカー同様、駅本屋のキットが複数存在しますがこじんまりとはしているものの、KATOとも TOMIXともジオコレとも違う雰囲気の駅舎になっています。
Nゲージストラクチャーの駅舎はKATO、TOMIXをはじめGM、エーダイ、ジオコレから複数のバリエーションが…
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前回紹介した「フォルマーのアパート」のキット工作ネタの続きです。
前に書いたようにこのキットをそのまま作ってしまうと「日本の建物では見ない様な真っ白、または真っ赤な窓枠と白すぎる壁面色の違和感」ゆえに他に和風建造物に混ぜ込むとそこだけ浮き上がってしまう難点があります。
そこでまずカラーリングを少し地味にリペイントし、看…
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昨年春からこのかた、みにちゅあーとを中心にペーパーキットの積みキット消化が続いてきましたが、そろそろプラの積みキットの消化にかかれそうな時期に入っています。
これはどういう事かと言うと、秋が来るまではなんだかんだ言って外が暑いので接着剤やシンナーを使うプラキットの製作が思うに任せなかったのです。
(室内でやっていても換…
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かつてトミーのナインスケールでも買えたバックマンのストラクチャーネタから
今回紹介するのは「木造の小住宅」です。
バックマンの住宅の中では最も小さいサイズでGMあたりの家に混ぜ込んでも大きさ的には違和感は少ないと思います。
ですがテラスが家の前面を覆う構造は流石にアメリカンな印象を強めていますが、最近ではあえてこういう…
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今年最初のみにちゅあーとの積みキット消化ネタから
今回紹介するのは「農家C」
このキットはローカルレイアウトの「葉純線」様に買っていたものですが結局置き場がないまま10年以上塩漬け状態だった奴です。
購入理由は当時のTOMIXの藁葺農家やジオコレの農家に比べてサイズが小さい上に割合ナチュラルな瓦屋根の造りだったから…
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先日形が出来上がった模型工房パーミルの「自動車修理工場」
内部のジャッキをはじめ工場内の装備にも意を配ったキットですが、素組みのままだと物足りないのも確かです。
ここは自動車修理工場らしくアクセサリを組み入れたくなります。
と、言うわけで適当なミニカーを配置。特にジャッキアップされた車の存在感は抜群です。
ミニカ…
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休日蟄居の友としてのペーパーキットのストラクチャー作りはこの9ヶ月ほどの間にすっかり私的に定着してしまったのですが、ある意味行く所まで行った感があるのが今回のストラクチャーです。
物は以前バックマンの自動車修理工場を紹介した折にレサレサさんから存在を教えて頂いた模型工房パーミルの「自動車修理工場」
実はバックマンのそれ…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタから
間口の部分はひたすら地味な外見ですが自作の看板や表記を加えてオリジナリティを出せば結構生き生きしそうな素性の良さを感じます。
営業所部分は二階建て、一階が事務所兼待合室、二階が運転手の待機部屋といった風情でしょうか。
昔は(今でも地方なんかには)こういうタクシー営業所はざらに…
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かねて紹介している様にコロナ禍が表面化してからこのかた、みにちゅあーとを始めとする積みキットのペーパーキットストラクチャーを消化してきました。
最近では積みキット消化にとどまらず、面白そうなモノを中心に新品を購入する事も増え、トータルで30軒くらいは作りましたか。
そこで出来た店舗・ビルのキットを中心に線路際に商店街よろし…
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トミーナインスケールで売られていたバックマンのストラクチャーのはなしから
先日、バックマンの教会を見せてもらった折についでに見せてもらったアイテムです。
農家とペアを組むべき「農機具小屋」
実をいうと見せてもらい実際に手を取って見るまでこの建物にはあまり関心を持てませんでした。
私自身の嗜好が都市かせいぜい…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタ
今回は「郵便局」です。
サイズ的に前回紹介した「医院」とほぼ同じで並べると色変え商品の様に見えますが、きちんと作り分けられています。
あるいはこれもジオコレの差し替えを想定したサイズなのかもしれませんが。
この種のローカルな郵便局はこれまでジオコレと食玩の「昭和情景博物館」…
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トミーナインスケールで売られていたバックマンのストラクチャーのはなしから
今回は「ガソリンスタンド」をば。
1970年代当時では日本とアメリカではガソリンスタンドの形状があまり変わらなかったのでやろうと思えばバックマン製品の和風レイアウトへの転用はそれほど無理はなかったと思います。
(この時代までは給油部に屋根がない…
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みにちゅあーとの積みキットの消化・・・と言いたいところですが、実を言いますと今回のはわざわざ新品を注文したものです。
ものは組み立て難易度が★5つ満点の★4つという「ビルC」
実はさんけいさんのHPで作例写真を見ていてつい「これは欲しい!」と思えるキットだったので、即注文を入れたというネットの衝動買いの典型みたいな買い…
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先日の積みキット消化ネタから。
今回紹介するのは「看板建築B」です。
看板建築自体は古くはGMのキットとして、後にジオコレやジオタウンでも製品化されている定番商品です。
ただ、それらのいずれもが田舎か下町の町屋をベースにファザードを取り付けたタイプで並べると些か単調な感じもしていました。
今回製作し…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタ。
今回は「蔵」です。先日来増えている小京都風商家の繋がりですが、実際田舎か小京都風地方都市或いは川越風商家街でもなければこれを見かける事もめっきり少なくなりました。
今回のキットは窓もなければ入口も一箇所だけ。
なので壁と屋根を貼り合わせるだけという「みにちゅあーと」らしからぬイ…
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このコロナ禍の影響か、鉄道模型関連のホビーライフも若干の変化を感じさせられることがあります。
行きつけだった鉄道カフェは喫茶としては休業中ですが、そこのオリジナルキットのリリースは活況を呈しているようですし。
そしてこの冬以来ご無沙汰だった鉄道民宿ですが、近年中古モデルの扱いにも力が入っているとの由。
という訳で先…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタから。
今回は「写真館」です。
和洋折衷、あるいは準洋風とでもいうべき造りが印象的な「田舎(あるいは地方の)写真館」という奴。私の幼少時には結構お馴染みの建物でした。
結婚式や七五三などでお世話になる事が多かったのですが、最近のデジカメ攻勢もあってこの種のクラシカルな写真館という奴…
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みにちゅあーとの積みキットの消化のはなし。
今回作ったのは「医院」のモデル。
サイズ的には街並みコレクション(のちのジオコレ)第一弾の写真館や郵便局に近いサイズ。
建物自体妙にちんまりしていますが、これらのキットはみにちゅあーとでも初期のモデルらしいので敢えてジオコレの店舗類に合わせたサイズの店にしたのではないかと…
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かつてトミーのナインスケールでも買えたバックマンのストラクチャーネタから。
先日、みにちゅあーとの気組みの街を仮組みしたときに街並みのランドマークとして「ジオコレの教会」を組み込んだ話をしましたが。
後になってその話を知り合いにしたところ「ナインスケールの建物にも教会があった」という話とともに実物を出してくれました。
…
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みにちゅあーとの積みプラ消化ネタから
今回は「アパート」です。
他のキットの例にもれずこちらもまた「どこにでもある普通のアパート」それも掃き出し窓のない「昭和30年代のモルタル造り」です。
街を歩いていても「どこにでもある普通の建物」として認識される建物ですが、その当たり前さゆえに「偉大なる凡庸」よろしくレイアウト・ジ…
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みにちゅあーとの積みプラ消化ネタから
今回は「喫茶店」をば
実は私の故郷にこれとよく似た建物があります。
ただし喫茶店ではなくヘアサロンか何かに転用されている様ですが、いわゆる「小京都」と言われる町並みではときたまこんな風に昭和か大正頃の建物でもそこそこクラシカルな意匠のまま使われることも多いようです。
N…
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かつてトミーナインスケールで買えたバックマンのストラクチャーネタから一席。
今回紹介するのは「ガレージのある住宅」
まあ、バックマンの住宅モデルは殆どがガレージ付きなので別に商品名でも強調するほどでもない気がしますがw
今回の住宅はラインナップの中では近代住宅と並んでモダンな雰囲気の一戸建て。同じコーディネイトされ…
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みにちゅあーとの積みキット消化ネタから。
今回は「工場A」
下町とか地方都市なんかで見かける町工場といったノリの建物です。
線路際によし、裏通りによし。意外と大抵の風景に溶け込めるナチュラルさのある建物と思います。
組み立ては本屋に関しては他のキットに比べると簡単。
ただ、右側にある作業場または車庫の部…
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みにちゅあーとの町屋シリーズから。
工作順では3番目ですが、製品化順ではトップだと思われるその名も「商店A」
看板や店の構えから見て呉服屋、または小道具屋といった感じでしょうか。
看板や暖簾を外せば普通にしもたやでも通用するタイプと思います。
これも両側が切妻なので組み立て自体は簡単な方です。
さて、こ…
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先日入手したみにちゅあーとの町屋第二弾。商店Cです。
一応牛乳屋か自動車部品(?)の販売店の看板が付いています。
商店のBと違い店先がガラス戸で構成されていますが、こういう構えだと農機具店とか肥料屋なんかを連想します。
両側とも切り妻構造のむしこ造りなので組み立て自体は商店Bより簡単です。
まあ、どこにでもありそう…
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懐かしのバックマンのストラクチャーから
今回紹介するのは「自動車修理工場」です。
モータリゼーションの進展に伴い車の修理工場やカストマイズショップは時代が下がるほど目にする機会の多い建物です。
(しかも下町から田んぼのど真ん中までどこにでも対応する)
が、その割に日本型で純粋な自動車修理工場のストラクチャーという…
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先日の事です。
行きつけの中古ショップの出物で「みにちゅあーと」の未組み立てキットが並んでいるのにあたりました。
春からこっちみにちゅあーとを休日の友としている身(笑)にとっては全く意外ながらも嬉しい掘り出し物です。
そんな訳でさっそく乏しい財布を開いていくつか購入しました。
今回はそんな中から最初…
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バックマンの懐かしストラクチャーから
この趣味を始めた昭和50年頃の時期はN、HOを問わず「鉄道模型用のストラクチャー」というもの自体がそこいらの模型屋さんで買えるようなものではありませんでした。
日本型の建物はようやくGMの信号所が出たばかりで、しかもそれが田舎の模型屋に出回るまでは1年近いブランクがありましたし。
…
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みにちゅあーとの「サツキとメイの家」製作記の第二回です
まずご覧いただきたいのは完成品を上から見た写真から
これを見てもお分かりの様にこの家は間取りが極めて複雑です。
レイアウト用品の家よりも実際の家の方が間取りや形状が複雑なのは当然なのですが今回の家は洋間を増築した田舎の家(農家でもこれ程敷地の凹凸が大きな家はそ…
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3月からこっち週一軒のペースで増備著しいさんけいみにちゅあーとのペーパーストラクチャー。
今回は買った時からその工程の複雑さに恐れを抱いていたいわば「最後の大物」の制作です。
ものは「となりのトトロ」に登場する「サツキとメイの家」
基本的に和風の木造住宅なのですがハイカラな洋間の部分が増築された「文化住宅風…
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