これまでもそうでしたが帰省とか年に2,3回の秋葉ツアーでは時折「なんでこんなのを」と思えるような物を買ってしまう事があります。
流石に大散財レベルの物は少ないですが、特に「こんなの感」を強めるのが「自分の腕で作れるかどうかわからないキット類」です。
今回のアイテムにもひとつだけそういうのがありました。
「C53流線型の…
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今回はNゲージ中古モデルの掘り出し物から。
ある年代には有名だった割にこれまで私も触れた事のないモデルです。
PECOのLMSジュビリータイプの4-6-0蒸気機関車。
おそらくこれを覚えているか知っている人は少なくとも40年以上のキャリアを持つNゲージャーでしょう。
Nゲージの揺籃期だった1971年暮れ頃、…
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今回は先日の運転会の写真でも少し触れた津川洋行の有田鉄道コッぺルBタンクのはなしをば。
先ずはこの写真をご覧ください。
隣に停まっているアーノルドのBタンクもNゲージスケールとしては相当に小さい方なのですがどう見てもそれの半分もありません。
何しろ大真面目に「私の小指の上に乗ってしまう」サイズなのです。
短さでは同…
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「SL銀河」絡みというか、今年はよくC58に当たる気がします。
今回のは中村精密のC58。
競合機が殆ど無いC54と違いKATOを筆頭にマイクロの製品もかなり普及しているせいか値段は以前入線させたC54の半額以下でした。
実質KATOの新品並みです。
コンディションもC54と同レベルで走行性も悪くありません。
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今回は外国形中古モデルから。
フライッシュマンのDB38型蒸気。同形のモデルのHOバージョンは以前紹介した事がありますが、今回入手できたのはNの仕様です。
これについては昨年秋のクラブの運転会で紹介した事がありますが、国鉄8800型蒸気のひな型となった経緯のあるドイツの蒸気機関車です。
実際、これが輸入された大正初期…
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今回は我ながら掘り出し物と思います。
中村精密のC54。
当時のNスケールではマイナー度から言ってなかなか製品化の難しい機種と思います。
中村製のモデルでも最初のC51は梯子がボイラー部のモールドで表現されていたりして細密感の点で損をしている所があったのですが、このC54辺りでは見せ方が手慣れてきた感じです。
梯子…
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今回も中古モデルのはなしです。
物はマイクロのD52戦時型。
D52自体元々が戦時設計みたいな機関車ですが、少ない玉数で最大の運用を図る(一編成辺りの牽引力を最大にする)ために最大級のサイズのボイラーを搭載したりしているのが最大の特徴です。
ですがそのD52から仕様を更に切り詰めてデフや炭水車の上半分を木製化したり…
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先日、手を加えられた中古モデルが安価に出ている事について書きましたがそれに関連したモデルと言えなくもありません。
9600を改造してDタンクにしたモデルが近所の中古屋に並んでいた話を先日しましたが同じ中古ショップを再訪した所更にラインナップが拡充(笑)していたのには驚きました。
9600と同じKATOのC11の線輪と従輪を…
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先日ジャンク箱から入線を果たしたミニトリックスのT3蒸気の話から。
以前も触れた事がありますがこのT3蒸気は以前にも中古を買った事があります。
今回のジャンク箱のT3が入り2両になった訳ですがこれまでこの2両をじっくり並べた事がありませんでした。
先日このふたつを並べてみたのですが、
「どうも何かがおかしい」
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今回はジャンク箱ネタです。
ついこないだまで幻の名機扱いされていた中村精密の「C12」
よもやこんな希少品にジャンク箱でまみえようとは思っても見ませんでした。
おそらくこのジャンク箱にあったモデルの中では最も新しいモデルと思われます(確か80年から81年頃)
C12と言えば以前マイクロのを入線させているのですが…
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今回はジャンク箱のだぶり機種の話から。
これまた当然の様に入っていたミニトリックスとアーノルドのT3形タンク機。
いずれも60年代終わり頃から70年代前半にかけて当時のNゲージャーの定番機種だった機関車です。
私自身同形機をここ2年位の間に入線させる事ができましたが、外国形の中では比較的中古ショップで見かけやすい機…
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今回はジャンク箱の中から。
箱の中にあった不動品のCタンク蒸気。
アメリカ型らしいというところまでは分かるのですがメーカー表記その他が一切ないために素性は不明です。調べた範囲だとどうもLIMAの物らしいのですが・・・
この機関車の特徴はモータが横置きに配置され真横にあるギアを介して駆動する蒸気としては特殊な部類に…
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今回は久しぶりに(笑)ジャンク箱から離れた中古の入線車両のはなしです。
先日の消費税上げの反動に対する応策なのでしょうか、最近になって近所の中古ショップで大量に出物が並んでいました。
これほどマニアックな製品が一堂に会するなどこれまでのそのショップでは考えられなかった事です。
マイクロの製品が中心ですがオレンジの9…
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私版「SL銀河作戦」のラストです。
先週の日曜日には「SL銀河」が釜石線で運行を始めましたが、当鉄道の「C58みたいなの」はそれから5日遅れの昨日営業開始の運びとなりました。
レイアウトの大エンドレスにC58(のようなもの)を載せ、パワーパックのスロットルを回して走り出した時の快感はたまらない物があります。
これで…
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私版SL銀河復活作戦のその4です。
ベースとなったKATOのC62の先輪は皆さんもご存じのように2軸でC58の1軸のそれとは異なります。
当初はC62のパーツを1軸化する事も検討したのですがどうやっても動輪とピストンの間が間抜けに空いてしまうため、結局C62用をそのまま装着してしまいました。
これでますますC58か…
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先日来紹介している童友社版プラモのC58をNゲージ化するプロジェクト「SL銀河復活作戦」のその2です。
前回で動力のコンバートは済みましたが、これだけではまだ「機関車」としては使えません。
何故なら動輪だけでカプラーもなく、貨車も客車も牽引できないからです。
C62の場合、動輪から後ろは本来なら2軸の従輪が付くのですが…
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童友社C58の復活・通称「私版SL銀河作戦」いよいよ開始です。
とは言っても実際に手を加えるのはボディよりも動力に使うKATOの旧C62なのですが。
以前のC61の時と同様、ボディに動力を収めるためにウェイト部分を切削して細くする事、端梁をカットするのが主な工作です。
とはいえC62の場合ウェイトがそのまま集電を兼…
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2月の豪雪時の新規入線したロコのはなしです。
前回のはDE11でしたが今回のもこれまたマイクロです。
C59127号機。いわゆる「重油専燃機」です。
一般に蒸気機関車と言うと石炭を燃やして蒸気を発生させるのが常ですが、要するに蒸気さえ発生できれば熱源は何でもいい訳で模型の世界ではライター用のブタンガスや電気ヒーターを使…
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昨日まで紹介してきた童友社のNサイズC58。
造形やプロポーションはかなり大雑把な上にタンク機と間違えそうな構成にすらなってしまっているのですが、それでも当時の思い出を持つものとしては非常な懐かしさを感じさせます。
このままプラモとして保有していても一種のお宝モデルとして通用するかもしれませんが、私の場合どうにかして「…
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昨年来旧製品のモデル入線が続いていますが今回のは正にジャンクらしいジャンク車かもしれません。
物は中村精密のD60。最近はこのブランドの中古機の入線が続き私自身驚かされています。
ただ、一部を除いてまともなコンディションの物になかなか当たらないという現実も付いて回るのですが(汗)
これにしても完動品でコンディシ…
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今回も昨年の年越し運転の参加車たちから。
故郷での運転でこちらから車両を持ち込む形になったのでどうしても小型機が中心のラインナップになります。
まずはTOMIXのKSKタイプCタンク。
私にとっては持っていない時には夢のような存在だったのにいざ入線すると次々に増えるという不思議な経緯を持つ機種です。
今回つい…
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今回は昨年最後の中古の拾いものから。
今年最後のつもりで立ち寄った近所の中古ショップにありました。
今は無き河合商会のB6.
2272仕様との事です。
河合のB6は以前に2257仕様を入線させた事があり手すり等のディテールアップでHOZANのピンセットが大活躍した思い出(笑)のある機種でもあります。
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暮れのさいたま詣ででは前述の通り車両類は全く買いませんでした。
が、帰途に立ち寄った二三軒のショップではいくつか面白い物を入手できました。
今回はその中から。
マイクロエースのNYCサドルタンクの基本セット。
Cタイプのサドルタンクに貨車3両、エンドレスにパワーパックまで付いた豪華版(笑)です。
とはいえ、マイ…
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このところ妙にヴィンテージづいている当鉄道のラインナップですがそれが更に加速しています。
まさかこんなのが入手できるとは。
中村精密のD62!もちろん現物を見る事自体初めてです。
外箱なし、走行に少々問題あり(後述)ですが奥なんかではありえない値付けだったのと写真の印象よりもよさそうに見えたのでつい手が(汗)
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今月のミニSL。
先日の運転会でデビューを果たしました。
BACHMANNのDOC SIDERのBタンク。
これを見て懐かしいと思う人は相当なキャリアのNゲージャーと思います。
かつてトミーがNゲージを始めた当時からラインナップされていたミニSLであり、後にナインスケールで国鉄型の貨車がリリースされた後も暫…
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今回は中村精密のモデルからです。
先ずはこの写真から。
一見ただ(ものではないですが)の黄色い客車ですが実はこれが今回の動力車です。
言うまでもなく「開拓使号」ですが、当然これに組み合わされるロコと言えば。
7100「弁慶号」です。但しマイクロの義経と異なりロコ自体に動力はありません。
いわゆる「ユーレ…
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今回はこの夏入線の中古機で感じたことから
物はグラハムファリッシュのCタンク。
このメーカーのロコは正月にJINTYという0-6-0のタンク機を入線させています。
今回のは2-6-2の軸配置で日本で言えばC10に相当するサイズの様です。
とはいえ、全体ののびやかなラインはさすが英国機。C11やC10の様なち…
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正直驚いているのですが、今年の上半期は(今月含む)ヴィンテージモデルやジャンクモデルの出物に無暗に当たります。
KATOのEF70とかTOMIXのED70の様に外見で手を加える必要のあるものとか、エーダイのDD54の様にどうやっても走らないものといった手のかかる(けれど楽しい)ものもありました。
が、その一方で「こんな…
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前回紹介した中村精密のC51のその後です。
その昔、私が乗っていた車にメルセデスベンツのAクラスという無闇に最低地上高の低いコンパクトカーがありました。
高速の走行はベンツらしいどっしりしたものでしたが、ホイールベースが長すぎてちょっとした積雪ではすぐに車体の底が雪に乗り上げて車輪だけが空転するという、いわゆる「亀の子…
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先日入線した中古車から。
私にとっては初めてのブランド、中村精密のC51です。
これがリリースされたのは80年代の初めころと記憶していますが、当時は私自身がそれほど蒸気機関車に興味を持っていなかったのと何よりも高価すぎて手が出なかった機種でありました。
先日リリースされたTOMIXのC57が1万5千円という高さで話題に…
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昨日紹介したTOMIXのC57(初代)でテンダードライブ の蒸気機関車モデルのはなしをしたのですが今回はその関連で外国型のテンダードライブ機を紹介したいと思います。
ミニトリックス製のDampflok S10。
なかなかカラフルなドイツ型らしき蒸気機関車ですがカラーリングが派手な割には落ち着いた造形です。
手持ちの…
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このところ夕食時の酒がかなり効いていて8時過ぎると酔いの回りとともに何かする気力が萎えてくるのを感じるようになりました。
そろそろ年だななどと感じてしまいます(汗)
でも単に蒸し暑いだけかも。
それはさておき今回も骨董モデルのはなしです。
先日入線の蒸気機関車。
今回はTOMIXのC57です。とは言ってもテ…
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何かと話題沸騰中のTOMIXのC6120。
私のところでも入線を果たしたのは先日お伝えした通りなのですが、これが入線したら触れない訳には行かなくなることがあります。
ちょうど2年前に入線した「マイクロのC6120」の存在です。
これが入線した当時はよもやTOMIXが例の「C57クオリティ」でC61を出してくるとは思…
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当レイアウトにもTOMIXのC61-20号機が入線を果たしました。
さっき気付いたのですが鉄コレ以外では実はこのロコが今年最初の新車だったりします。
(して見ると今年の上半期はいかに中古車やジャンク車の入線が多かったことか汗)
そのC61ですがお値段も相当なものですが実際それだけの事はある質感を再現しています。…
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帰省の土産ものから。
今回の帰省は急に決まった為大した準備もしなければスケジュールもきつきつで殆ど神風ツアーのノリです。
いつもなら結構見て回る中古ショップめぐりも殆どできませんでした。
ところが世の中は何がどうなるかわからない。
故郷で行きつけだった模型店での処分セールに当たり、半額で新車が購入できる幸運に恵…
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今回は外国型のミニSLのはなしから
思ったのですが前回の98といい、日本のファンには未だに外国型アレルギーが根強い事を感じます。
小型機の世界ではB20等を除くと国産機が極端に少なく明治の輸入機が結構後まで生き残っているケースが多いので日本型レイアウトに組み込んでも案外違和感はないのですが、それでも関心は極端に低…
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今回は先日おはなししたアーノルドのT2型Bタンク蒸気機関車の後日談です。
前回のお話はこちらアーノルドのミニSLのおもいで
このブログを書いた直後くらいにひょんな事からT2を再度入線させる事ができました。
37年ぶりくらいの車籍復活です。我ながら感動しました。
復活のいきさつについては色々とありまし…
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先日入線の「週刊SL鉄道模型」のB10型タンク機関車。
その感想の続きです。
動力はキャブ内がモーターで埋まってしまうくらい詰まっており、重さも意外にあります。
車体そのものはプラ製ですが恐らくギアと一体のウェイトが入っていると思われます。
改めてチェックしてみると気になる所がいくつかありました。
…
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先程帰宅したところ、郵便受けに小さな箱が。
差出人は講談社でした。
例の「週刊SL鉄道模型」の購読者特典のBタンク蒸気機関車が遂に当レイアウトに到着です。
興奮も覚めやらぬまま箱を開封。
意外に小さいパッケージと思ってはいましたが、プラケース自体はTOMIXのそれをハーフサイズ位に縮めたもののよう…
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最近「週刊SL鉄道模型」をきっかけに無闇に小型蒸気づいている感(笑)がありますが、自分でもなぜここまでこだわるのかと思って記憶を手繰ると36年前のある出来事に行きつきました。
昭和51年頃の事です。
当時現役の社会人だった私の亡父が初めて欧州へ研修旅行へ出かけた折、土産に買ってきてくれた鉄道模型がありました。
それ…
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