"車両・電気機関車"の記事一覧

マイクロエースED91を合成する(汗)その5「デッキ部を合成する」

 マイクロエースのED91の合成モデルのはなしの続きです。  ここまでの改造でボディ本体の方はどうにか形になりつつありますが問題として残ったのはデッキの部分です。  もともとED91タイプに付いていたデッキ部はシャシとほぼ一体となっており鉄コレの12M級動力とのマッチングの点で問題を残していました。  何しろED91動力の…

続きを読むread more

マイクロエースED91を合成する(汗)その4「塗装と屋根上」

 この間から悲惨さだけが加速しているED91合成作業の続きです。  今回の改造に当たって昨年暮れに秋葉原のGMに出向いて必要と思われるパーツを調達しました。  パンタはTOMIXのED75用を転用、碍子類は彼の地でも銀河の物が残っていなかったのでGMの交直流電車用を数両分入れました。  配線類についてはエバグリの処分品に燐青銅…

続きを読むread more

マイクロエースED91を合成する(汗)その3「突然のジグソーパズル」

 先日着工したマイクロエースED91タイプの合成作業(笑)  動力ユニットですがボディ内部のポッチが当たらないなどの理由から鉄コレの12M級が最も適当と思われるので手持ちの上田電鉄から一旦動力をドナーして対応します。  (実はこの12M級動力、この春に再販が決まったのだそうで今は宙に浮いた形になる上田の電車もいずれ復活可…

続きを読むread more

マイクロエースED91を合成する(汗)その2「予行演習」

 マイクロのED91に挑むその2です。  帰宅後さっそく以前入手のED91のボディを取り外し仮合わせをして見ます。  「2両切継ぐ」なら出来る限りボディを長く取りたいのが人情ですから片側運転席直後のぎりぎりまでカットしたい所です。  仮合わせした所で大体のボディサイズを割り出した所で次に「動力はどうするか」  ここで…

続きを読むread more

「不動品」のマイクロED91タイプに目論む(汗)

 今回は今年の初めに一年の計として出していたネタから。  昨年の秋ごろに紹介した20系の入っていたジャンク袋にはマイクロのED91も入っていました。  「ED91」と言いましたが実際にはCタイプのショーティ機です。  モデルとしては相当な古ぼけ加減。  そして何より(例によって)「走りません」と特筆大書された商品札が(笑…

続きを読むread more

「趣味のカラー」のED75(笑)

 昨年最後の入線、現住地に持ち帰ったという意味では今年最初の入線車という事にもなりますか(EF55の立場は?)  帰省の途上で新宿の某有名ショップのジャンク品の中から発掘したものです。  見ての通りKATOのED75のリペイント品。  走行状態には問題なく、カプラーが交換されている以外特に瑕疵は観られません。  これで1…

続きを読むread more

ワールド工芸のEF55・マイクロと比べてみる

 今回は今年最初の入線車から。  故郷の中古ショップの開店直後と言う時間に入店・入手した拾い物です。  元日の午前中と言う時間帯の中古モデル購入というのは昨年元日の夕方購入のKATOのD51よりも早い新記録です(笑)  物はEF55、ワールド工芸のモデルです。  聞く所ではワールドのEF55は20世紀中に3回モデルチェンジを…

続きを読むread more

あの頃のTOMIX EF81 300番台

 ジャンク入線車その2から  こちらも当時の初期ものでこれまた銀座の時計屋さんでEF65ともども買ったものです。  なんだか似合いのペアみたいに見えたもので(笑)  TOMIXのEF81 300番台。  スプリングウォームの動力、金属製のスカート、そして何より「黒色プラの窓ガラス」が特徴のモデルです。  こちらも走行に問題…

続きを読むread more

今月のジャンク品から「あの頃のEF65」を懐かしむ(笑)

 前回に続いてジャンク品のはなしから。  はっきり言っておっさんの骨董ばなしなのでそういうのが好きでない向きにはどうでもいい話です。  銀座のショップのジャンク品処分セールで見つけたいくつかの車両の中にそれはありました。  KATO、いや「関水金属」のEF65  最初は昨年入線したジャンク品の初期型EF70の中間台車のパーツ…

続きを読むread more

鉄コレのED14をようやく動力化する(汗)

 先日ようやく動力ユニットが届いたのでかねての懸案だったED14の動力化を敢行しました。  とはいえ、動力化するのは近江鉄道の仕様のED14 3の方ですが  こちらはカラーリングが異なるので好き嫌いが結構ありそうな機種ではある(実際近所のショップではこちらの売れ残りを割に見かけます)のですがミニSLレイアウトの棚幡線にはむしろこ…

続きを読むread more

鉄道コレクションのED14から

 先日の秋田中央交通と同時にリリースされていた鉄コレは国鉄ED14とその近江鉄道仕様。  鉄コレ機関車の第3弾です。  このうち、近江鉄道の仕様は以前マイクロから出ていた事があったと記憶していますが、その時は予算的になかなか手が出ませんでした。  それだけに鉄コレでのリリースは意外だったと同時に嬉しくもあった訳です。  …

続きを読むread more

鉄コレとワールド工芸のふたつの「東武の機関車」を比べてみる

 先日の上京の折に中古モデルが入手できた東武のED5010型電気機関車。  ワールドの中古モデルとしては珍しくプラの完成品並みの値段で入手できました。  同じ東武のED5060は昨年鉄コレで出ていますが外見上はそれに非常に良く似ています。  それもその筈でこのふたつの機関車はほぼ同じ時期に登場した同形機で5060は東芝…

続きを読むread more

小田急ED3010の動力をコンバートする

 先日このブログで書いたシバザキ(らしき)小田急ED3010の話の続きです。  先日走行化にむけての「当て」があると書きましたが、このモデルのレストアを考えた時真っ先に思いついたのは昨年出た鉄コレの東武ED5060用にリリースされた動力ユニットでした。  前にこのブログで「旧型小型電機の自作には福音ではないか」といった意味の事を…

続きを読むread more

今月の中古車から・小田急ED1030型電気機関車

 今回はブラスの中古モデルから。  恐らくシバサキ模型の製品のキットメイクと思われる小田急ED1030型電気機関車です。  資料によれば本機はシバサキの最後の製品に当たるそうです。  さて、以前に夢屋のEF63のところでもちらりと触れましたが当時のNのブラスキットはそれまでの既成モデルの動力ユニットを転用する方向から動力そ…

続きを読むread more

EF13の3連発(笑)

  今回は中古モデルの入線車から  物はワールド工芸のEF13戦時型です。  これの同形は昨年マイクロの物を入線させているのですが、そちらは初期も初期のタイプで「デッキなし、電車用のPS13パンタを搭載」というタイプでした。  ですが今回のワールドはデッキ付なので仕様が異なる凸型EF13が2両揃った訳です。  それを…

続きを読むread more

夢屋のEF63のはなし・その4

 夢屋のEF63のはなし、もう一回だけ続けます。  というのも先日古本屋でRailMagazineの126号が入手できたからですが。  この号は時代的にかの「鉄道模型考古学N」が連載されていた頃の奴なのですが、著者の松本吉之氏が「夢屋のEF63のキットインプレッション」を掲載していたものです。  RMのバックナンバーを…

続きを読むread more

夢屋のEF63のはなし3 KATO&tomixのEF63と並べてみる

 先日来私を驚かせっぱなしの夢屋のEF63のはなし、その3です。  このEF63を単なる機関区の置き物とみなし他社の同形機と並べたらどう見えるか。  機関区風セクションにKATO、TOMIXと共に夢屋の63を並べて違和感の有無を見て見ます。  カラーリングが3機とも同じ青なのでぱっと見思ったほどの違和感はありません。 …

続きを読むread more

Nゲージ「夢屋のEF63」に驚く・2

 夢屋のEF63の続きです。  前述の様にこのEF63、足回りのそれを中心にかなりのパーツの欠落がありそれをどうにかしてつけ直す事が課題でした。  本来ならば塗装を落としたうえでハンダ付けをやり直すのが正道でしょうが、ボディをばらしてから組み直すのに自信が持てなかったのでやむを得ず今回は瞬着で対応する事にしました。  欠落…

続きを読むread more

Nゲージ「夢屋のEF63」に驚く・1

 今回は先日入手した「夢屋のEF63」から  これはTOMIXが碓氷峠ブームにあやかってEF63を製品化する直前位のタイミングでリリースしたブラスキットの機関車です。  聞く所ではNゲージのキットだからという妥協なしに16番のバラキットそのまんまの内容で上級モデラー向けとして出したモデルだそうです。  ですから完成作例自体…

続きを読むread more

エンドウEF58のボディコンバートのはなし

 先日お話したASSYパーツ絡みのはなしから。  先日の上京の折覗いてきた銀座の時計屋さんにて。  この間来た時にあったエンドウのEF57がまだ数個残っていました。  経年劣化に伴うベンチレータの変形が目立つモデルなのは有名ですが、それを差し引いても動力ユニットだけ使っても良し、ベンチレータだけ修正のうえでディテールアップや改…

続きを読むread more

今月の入線車「マイクロのED78」

 先日の上京土産から。  5月の時にしなのマイクロのEF64を入線させたはなしをしましたが、今回は秋葉の中古ショップでマイクロエースの方のED78を見つけました。  メーカーこそマイクロエースですがED78については基本的にしなのマイクロ時代のモデルをリファインしたものらしいです。  ですからスカートにカプラーの首振り用の…

続きを読むread more

今月の掘り出し物・学研のEF60 500番台

 今回は帰省時の掘り出し物から  先日来KATOの旧20系の改造にいそしむ日々が続いていますが、それにふさわしい牽引機が同じKATOのEF65(もちろん旧形)しかない状態でした。  当時を偲ぶという意味ではこれはこれで良いのですが何か少し変わった組み合わせもやってみたくなります。  そんな折に学研のEF60の500番台を見…

続きを読むread more

偉大なる凡庸・ED75またまた(汗)

 当レイアウト開設この方、順調に保有量数を増やしている「偉大なる凡庸」の最右翼は何と言ってもED75とEF65といえます。  どちらも中古の出物が出ると入線するパターンが非常に多いのですが、EF65は0番台、500番台や1000番台とタイプによる個体差が大きいので数が揃ってもそれほど増えた印象が意外にありません。  その一方…

続きを読むread more

鉄コレの岳南ED40から

 今日も当地は36℃超えの猛暑でした。  昨日より幾分はましとはいえ、夜が蒸し暑いのは相変わらずです。  さて今回も先日の入線車から  鉄コレの岳南電車ED40形2号機も引き取って来ました。  本機は松本電気鉄道のED40(形式名の「40」というのはこちらでは機関車の自重を基に決めていたそうです)を岳南鉄道で譲り受けた経…

続きを読むread more

エンドウのEF58・おかわり

 先日来、妙にエンドウづいている当レイアウトですがまたまたエンドウ車の入線です。  この間行きつけの中古屋で入手した「ジャンク袋」  中身はエンドウのEF58、TOMIXのEF66、KATOのナロネ21&ナロネ21と言う陣容でわたし的にはハズレの少ない物でした。  (その理由については後述)  今回はその中からエンドウの…

続きを読むread more

エンドウのEF57の奇跡(笑)

 先日、天賞堂のエバーグリーンにて掘り出した物から。  エンドウのEF57です。  このモデルは結構あちこちの中古屋に出物があるのですが殆どのモデルがベンチレーター周辺のダイカストパーツが経年劣化で逆Uの字に変形している物ばかりです。  そんな変形があっても値段だけはけっこうする物が多いので中々手が出せない機種でもあります…

続きを読むread more

しなのマイクロのEF64から

 先日の秋葉行きの戦利品から。  しなのマイクロ・・・ではなくマイクロエースのEF64 1000番台です。  アリイに吸収される前、末期のしなのマイクロは185系電車を皮切りにそれまでのブラスモデルからプラ車体のモデルに進出し飛躍を図ろうとしていました。  今回のEF64もその流れの中にあるモデルで同ブランドでは唯一の直流…

続きを読むread more

今月のジャンク車からしなのマイクロのED21

 今月の入線車から  しなのマイクロのED21です。  この機関車はかつて富士身延鉄道の自社発注の210形電気機関車として誕生したものですがその後の国有化でED21の名称に変わり、その後は飯田線・大糸線などに居を移して活躍していた機関車です。  しなのの旧型電機では既に出ていたED15が設計上のベースだった事と同時期に作られた…

続きを読むread more

KATOのED19とマイクロのED53(タイプ)を並べてみる

 先日入線のKATOのED19形のはなしの続きです。  あの時書いた「客車の先頭に立つED19」をレイアウトで実行して見ました。  昭和初期にアメリカから輸入されたED53は世代的に同じ出自の8200(後のC52)と並べると中々様になりますし、同時期に登場したオハ31系との相性も悪くありません。  考えてみたらKATOのオ…

続きを読むread more

今月の新車から・KATOのED19

 かねて予約していたKATOのED19が入荷したとの事で今日は早起きしてショップに出かけてきました。  ED19、個人的には前の形式名のED53の方が馴染みがある機種なのですが飯田線シリーズの一環とはいえ、まさかこれがKATOから出るとは思いませんでした。  そのED53の方はだいぶ前にマイクロの「タイプ」を入線させておりそ…

続きを読むread more

(いろんな意味で)怪物的電機の入線

 まず、この写真をご覧ください。  これを見た大抵の人が16番(かHO)、あるいはそれ以上のサイズの模型だと思われるのではないでしょうか。  ですがこれはれっきとしたNゲージのモデルです。  それも電気機関車の中でもマイナー中のマイナーモデル、ED54形というから二度びっくりです。  実を言うとこれを見るまで、ED5…

続きを読むread more

「鉄コレの電気機関車」東武ED5060に感じたこと

 久しぶりに暇が出来たので行きつけのショップでかねて予約しておいた鉄コレの電気機関車を引き取ってきました。  第一弾の名鉄デキ100以来いつかはまた出るだろうと思っていた鉄コレの機関車ですが意外に待たされたような気もします。  デキ100の時は動力は電車と同じ動力ユニットを使っていたので今度もそうかと思っていましたが今回は専…

続きを読むread more

KATOのEF10 4次型

 先日の秋葉原10分ツアー(笑)の買い物から。  これまた新発売時にタイミングを逸して買えないでいたKATOのEF10、4次型をようやく買えました。  EF10というとこれまでマイクロやワールド等からも出ているのですが個人的にEF10らしさを一番感じる3次型や4次型がこれまでなかなか見つからず往生していた所でしたから今回の入線は…

続きを読むread more

マイクロのEF13初期型

 秋葉のボークスでの買い物から。  先日リリースされた折、その個性的な姿から予約したものかどうかと思いながら結局機会を逸していたアイテムを見つけました。  結局は誘惑に抗しきれず財布を開いてしまいましたが、良く考えてみたら最近の秋葉行ではほとんど中古モデルばかり買っているせいで新車を買うのは2,3年ぶり位になるというのに気が付き…

続きを読むread more

帰省の拾い物・学研のEF60

 今回の帰省中にも中古モデルの変わり種を拾っていますがその中から紹介します。  学研のEF60から。  このモデル、ブランド名こそ学研ですが実際の設計はエーダイです。  開発中にエーダイが倒産したため学研で仕切り直されたという経緯のあるモデルでKATOからリリースされるまで十年以上唯一のEF60のモデルでした。  さてこ…

続きを読むread more

ワールド工芸のEF53から

 今月のワールド工芸から。  EF53のお召仕様。店の人はKATOの下周りを使ったキットメーク品と言っていましたが、初期のこの仕様は完成品しかなかったと記憶しています(とはいえ20年以上前のモデルであることは変わりないのですが)  ワールドの通常品にはない独特の艶のある塗装と飾り帯をテープで表現している所からみて私の推察の通…

続きを読むread more

今月の中古車・マイクロのED71

 今回も中古車ネタです。  マイクロのED71。  この機種は昨年夏にワールド工芸の同形が入線していますがワールドのが側面フィルターの形状の異なる3号機だったのでマイクロのとは同じ外見ではありません。  (上がマイクロ、下がワールドのモデル)  それを別にしても片やブラスモデルの古典、片やいまどきのプラ造形と言う点で…

続きを読むread more

今月の中古車・マイクロのEF59

 先日、中古ショップの品ぞろえが増税以降やや薄くなっていると言ったはなしをしたのですが、その後に同じ店を覗いてみたら殆ど狂い咲きみたいに色々揃えていて仰天しました。  特にマイクロのロコが異様なほどの充実度です。  増税を意識したのか値段の方はそれなりに抑えられていて(その代わりでしょうか、それまでやっていたポイントカードを廃止…

続きを読むread more

最新と最古・ふたつのEF70モデル

 先日の秋葉行きで見つけたものから。  ジャンク箱の中に関水金属のEF70の初期モデルがあった事は最前から触れていますが、同じEF70の最新バージョン(と思う)を先日見つけました。 「半額処分セール」のひとつにマイクロのEF70があったもので。  関水のとプロトタイプはほぼ同じと思いますから、新旧で並べて比較ができそうです…

続きを読むread more

ジャンクの玉手箱から・廃車回送専用編成(笑)

 たしか、昭和51年頃のことだったと思います。  夏休みのある日旅行に出かける亡父を見送りに盛岡駅に行った時、ホーム上で父の乗る特急の真向かいにED75がD51を牽引して入ってきたのを見て驚いた事がありました。  当時は廃車回送なんて専門用語こそ知りませんでしたし、今の様に事前に情報がマニアの間に膾炙する事もそれほどありませ…

続きを読むread more