"書籍"の記事一覧

「Nゲージモデルで知る貨車読本」

 今回は先日入手した新刊本から。 「Nゲージモデルで知る貨車読本」(高橋 政士著 イカロス出版)から  実車の写真図鑑とかイラストによる車両図鑑と言うのはこれまでに星の数ほど出ていますが、実車の解説にNゲージのモデルを使うというのは纏まった形としてはこれまである様でなかったものと思います。  しかも題材が「貨車」  機関…

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「Nゲージプラス」を読んで感じたこと

 先日入手した古本から    イカロス出版の「Nゲージ+02 飾る・つくる・走らせる」  実は最近まで本書の存在を知らなかったのですが近所のブック●フに並んでいるのを見つけて手に入れたものです。  一応本書は体裁上はNゲージ入門書のジャンルに入る一冊ではないかと思いますが、その趣は従来私が読んできた入門書とは一線を画したもの…

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「私鉄機関車30年」

JTBキャンブックスは時折古本の出物を見つける事がありますが、鉄道書籍自体の古本が少ない現住地や故郷にあってコンスタントに並んでいる事が多いシリーズです。  今回紹介するのは「私鉄機関車30年」  以前紹介している「ローカル私鉄30年」の姉妹書とでも言えます。  「ローカル私鉄?」の時もそうだったのですが、本自体の興味に加…

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「耳できくのりもの」とイマジネーション

 昨年暮れの事ですが、例の鉄道カフェでご店主と雑談の折「こういうものがありますよ」と紹介されたレコードがありました。    おそらく昭和40年代後半の物でしょうか、学研の学習ずかん百科のひとつ「耳できくのりもの」  図鑑と言っても中身はアナログレコードでいろいろな乗り物の音を収録したものの様です。  そういえば昭和40年…

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昔の「とれいん」をまとめ買いしたはなし

(プレスアイゼンバーン「とれいん」1976年9月号より画像引用)  先日の秋葉行きでは帰りの電車で読む用に「とれいん」のバックナンバーを何冊か買っています。最近では現住地や故郷の古本屋でも出物を滅多に見なくなっているので東京のショップはそれだけでも結構貴重な存在です。  TMSと異なりとれいんについては当時は「気に入った記事…

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「絵とき鐵道科学」に舌を巻く(汗)

 今回は書籍ネタです。  前回の「鉄道模型の友」と同じくエバグリでの戦利品から  交友社発行の「絵とき鐵道科学」(鐵道教育研究會著)  初版が昭和21年ですから70年以上前の本という事になります(因みに当時の定価は18円)  時期が時期なだけに紙質は仙花紙の様なざらざらしたもので見るからに時代を感じます。  それもあっ…

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謎の専門誌「鉄道模型の友」ってなんだ?

 年末年始のエバーグリーン探訪に関連して。  今回帰省の帰りにここに立ち寄ったのは主に「とれいん」のバックナンバー狙いだったのですが、ついでのつもりで買った本の方が面白くて考え込んでしまったというおまけが付きました。  年末年始のセールという事もあったのでしょうが今回は古書、古雑誌のボリュームもやたらと多く、いっとき古本漁り…

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カラーブックス「日本の私鉄 西武」

相当久しぶりな上に同じ本の二度目の紹介になるというカラーブックスネタ  今回は「日本の私鉄 西武」(保育社 西尾恵介 井上広和共著)です。以前の紹介の時はボリュームも少なかったうえに営団地下鉄とセットで紹介してしまいましたが先日の鉄コレ27弾で401系が追加された事もあって再度紹介したいと思います。  表紙がレッドアロー50…

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「とれいん」のバックナンバーに岩手を感じたはなし(笑)

 静岡行きの戦利品ネタ。  個人的に意外性を感じたネタです。  今年の正月、盛岡で買い損ねたマイクロのDD18の出物が静岡のポポンデッタにあったという話を書いた事があります。  時間的なインターバルが少なかっただけにサプライズ性も高かったですが、あれは800キロ以上離れたふたつの土地が私の中で妙にジョイントするのを感じた一件で…

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とれいんのバックナンバーと年越し運転のはなし

 先日の中野行きの戦利品…と言っても大したものではありませんが。  今回某マンガ専門店派生の鉄道ショップで漁ったのは「とれいん」のバックナンバーでした。  しかも「毎年の3月号だけ」  なんだってよりにもよってこんな偏った集め方になったかと言いますと、  今年の春頃にこのブログでも書きましたが、この雑誌の年末の恒例になっ…

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「駅弁大会」

 最近のスーパーの秋の風物詩のひとつに「駅弁フェア」と言うのがあります。  昔はこの手の全国駅弁イベントという奴はデパートのお家芸みたいなものでしたが、最近ではそこいらのスーパーでもふと思い立ったように開催されるので有難味は薄れつつある気もしますが。  先日も近所のスーパーで駅弁フェアがあり、久しぶりに買い込んできました。 …

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鉄道ファンの昔と今を偲ぶ

 先日の上京の時の戦利品から  鉄道ファンの気質と言うか趣味のポリシーという奴は時代の変化に合わせて変遷する中で変わったところと変わらないまま続いているところが適宜混在しながら進んでいる物と思います。  以前だったらこの種の本、特にファンの気質を書いた本はつとめて手を出さないようにしていたのですが、先日古本屋で他の本と一緒に買う…

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GMカタログと須津谷急行レイアウトのはなし

 先日高志国太郎様のブログを拝見していたところ、グリーンマックス(以下GM)の最新版のカタログにかの伝説的レイアウト「須津谷急行」の特集が掲載されているという記述を見つけました。  元記事のリンクはこちらです 私のNゲージ考古学「須津谷急行・四代記」  実のところ、作者にしてGMの創立者たる鈴木氏のレイアウトや車両改造関連の才…

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「全国鉱山鉄道」

 今回は書籍ネタでこれまた先日の上京での戦利品です。  JTBキャンブックスの「全国鉱山鉄道」をば  鉄道ファンもJR,国鉄形、或いは大手私鉄あたりに嗜好が向いている内はまあまあ普通に趣味という事で通用しますが、払下げ車のオンパレードの地方私鉄辺りに手を染め始めると病膏蒙への登竜門にとっかかり始めると思います。  更に進んで貨…

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「戦後十年日本の車両」

先日の上京で見つけた古本から。  「戦後十年日本の車両」(機芸出版社)  鉄道模型趣味の別冊にこういうのがあるとは知りませんでした。  TMSの増刊で実物の別冊と言うと「蒸気機関車の角度」とか「陸蒸機からひかりまで」みたいな実車の細部観察みたいな資料本を連想してしまうのですが、本書の場合は敗戦からその後の10年間に至る…

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まぼろしのドラえもんと16番レイアウトのはなし

 今回は思い出話ではありますが、実は読者の皆さんへの一種の「捜索依頼」でもあります。  簡単に答えが得られるとは思わないのですが・・・  以前当ブログで「ドラえもんと鉄道模型」のテーマで一筆したためた事があります。 (リンクは以下に) のび太のレイアウトのはなし  そこで私が小学生当時に読んだはずの鉄道模型ネタを取り上げま…

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ピクトリアルの配給車特集のはなし

 先日、古本屋で見つけたピクトリアルから。  近所のブックオフなんかで見かける鉄道雑誌と言うと大半がRM Magazineか鉄道ジャーナルでして、鉄道ファンやピクトリアルはそれらの半分位しか並ぶことはありません。  とは言ってもバックナンバーの背表紙から興味のありそうな題材を拾うには古本屋が好適なので折に触れて覗きはしています。 …

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「TMS夏期大学」を受講して(笑)

最初にお断りしておきますが、こういう講座をやっているという話ではありませんのでご注意を。  前回も書きましたが、7月に入り、当鉄道も台所の隅っこでちまちまとはいえ、車両工作のピッチが上がっています。  一月で4アイテム以上と言うのは、これまでの私のホビーライフでは空前の出来事でして我ながら驚いています。  それゆえ、例年…

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昔の私鉄豪華車両のはなし

先日紹介したTMS20号から 今回のTMSで触発された特集の一つが「私鉄豪華車両」の特集でした。 「豪華車両」と言っても列車ではなく「車両」である事がポイント。 アメリカ流で言う「ビジネスカー」あるいは「貴賓車」と言う方がしっくり来ます。 戦前の私鉄は各社とも編成中、または単行でこの種の豪華車両が運用されていたようでこれ…

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昭和25年のTMSを読んで

 先日中野の古本屋で入手した昔のTMS。  実は昨年来新装開店したショップとか地方のショップなんかで昭和20年代のTMSが割合安価に入手(ここで言う「安価」とはワタシ基準で「現在出ている新刊雑誌と同程度の価格」というのをひとつの目安にしています)されているので余裕がある時は買う様にしているのですが、今回のは割と拾い物だったと思います。…

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テツドウモケイ4大誌を比べてみる3、個人的な感想

先日来鉄道模型の専門誌4誌を読み比べて比較するなんて事をやってみましたが、今回は私個人の主観から4誌についてそれぞれ感想を語ってみたいと思います。  ちょうど今日あたりは4誌中3誌の発売日に当たっていますし。  気が付いたら40年以上の付き合いになっているTMS(新規の購読開始が昭和50年頃)ですが、TMSが本屋さんで買え…

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4大誌を比べてみる2・記事の比率とジャンルから

 先日このブログでも書いた鉄道模型専門誌の比較ネタ  今回は記事の比率から俯瞰してみたいと思います。  まずは昔の例として私の手元にあるTMSの74年8月号ととれいんの76年1月号、それとRM MODELSの95年10月号をサンプルとして見てみたいと思います。 (選択の基準は全くの無作為)  TMSの目次を繰ってみると総ペー…

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4大誌を比べてみた(笑)1

今回は少し毛色の変わったネタで。 先月はいつも定期購読しているTMSの他に前述した事情からいつもは買わない「N」とか「とれいん」も購入しました。 ここまで揃えてみたらやはり残る「RM MODELS」も揃えたくなり4誌ある鉄道模型誌をコンプリートする(わたしにとっては)空前の事態となりました(笑) かつては専門誌と言えば後に…

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「鉄道100年の記録」と思い出

先日古本屋さんで見つけた一冊から  いわゆる「鉄道100年」というのは私の記憶では1972(昭和47)年だったと思うのですが今回入手した別冊週刊読売「鉄道100年の記録」は1970年の12月号で微妙に手前のタイミングです。  鉄道100年の記念イベントでは当時小学生だった私は盛岡機関区で盛岡工場謹製のミニC57やミニED75…

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「Kobaru」のカタログを見て「カタログでワクワクできた頃」を思う

そういえば、カトーやTOMIXのカタログを暫く買っていません。  二大メーカーのカタログの用途はここ数年位「線路パーツや配線パーツ、あるいはASSYの種類のチェックや購入の参考」と言うのがメインになっている関係上、何年かに一度と言うのがここ10年来のパターンになっています。  実際私がカタログを見てワクワクするのは「この線…

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「模型鉄道へご招待」

 今日紹介するのは昨年暮れにエバーグリーンで見つけた(というか付いてきた)アイテムから ここではTMSやとれいんのバックナンバーが豊富ですが本業が古本屋ではないせいかどれも捨て値で売られていることが多いです。  それもあって個人的に創刊から数年間の「とれいん」は帰りの電車で読むのに好適なので毎回1、2冊は買っています。  …

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2017年を振り返る3 昔の本に触発される  

2017年を振り返るその3です。 今年は不思議と鉄道模型の古本に当たる事が多かった気がします。 最近では専門誌のバックナンバーがあまり売れない事情がある様なのですが、特に雑誌類などではこれまで高すぎて手が出なかった様な物が私にも買えるようなレベルに落ち着いてくれたことが影響している気がします。 又それとは別に以前から存在は…

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「日本の車両スタイルブック」

先日の中尾豊氏の逝去を知ったタイミングで氏の代表作に当たるというのも何かの縁でしょうか。 先日の秋葉行きでたまたま神田の古本屋で見つけたのが「日本の車両スタイルブック」(機芸出版社)でした。 本書の存在は以前から知ってはいましたが『Nゲージでレイアウト主体だし、車両工作なんか多分やらないだろうから』なんて考えと本自体の高価さから…

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「関東大震災と鉄道」

先日購入した鉄道本から。 「関東大震災と鉄道」(内田宗治著 新潮社) 関東大震災に関する本は何冊か持っているのですが、鉄道との絡みでこの震災を俯瞰した本の存在はこれまで知りませんでした。 前書きを読むとわかるのですが本書の刊行は東日本大震災の後。比較的最近の本です。 関東大震災絡みの鉄道事故というと真っ先に思い浮か…

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今月の一冊「時刻表でたどる鉄道史」

 今回は久しぶりの鉄道書籍ネタです。 先日入手した鉄道本から。  「時刻表でたどる鉄道史」(宮脇俊三編著・JTB)  「無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたら何を選びますか?」と聞かれてためらう事なく「時刻表!」と答えられるマニアの潜在数は結構多いと思います。  私などはそこまではいかないにしても例えば学生時代に余計な本…

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カラーブックス「東京の地下鉄」

 今回は久しぶりのカラーブックスネタから  「東京の地下鉄」(デニス・ショウ、諸河久著)  先日の上京の折に帰りの電車の中で読むつもりで買った古本です。  著者の「デニス・ショウ」氏と言うのはペンネームでもなんでもなく「長年東京在住のアメリカ人鉄道ファン」なのだそうですが、これは鉄道書に限らずカラーブックスとしても結構異色です…

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TMSの昔と今

先日紹介した昭和20年代のTMSのはなしの続きです。 この号と一緒に最新のTMSも買ったので、いい機会とばかりに60年前のTMSと今のそれを比べてみようかとか考えつきました。 最新号のTMSは紙質も良く厚さも当時の五倍くらいあります。まるで当時のTMSが折り込み付録にすら見えてくるくらいで。 (今思いついたのですが、100…

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83年の「模型とラジオ」から・・・

 先日紹介した帰省土産の昔の「模型とラジオ」から  帰省の折に私がこれをちょくちょく持ち帰るのは、大概の場合「ひょっとしたら自分でもできるかもしれない車両工作の記事を見つけた場合」です。  先日のテキ511タイプなんかもそうですが「西部警察の装甲車」をNゲージサイズで作った時にもこの雑誌の図面と工作記事をかなり参考にしています …

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またまた「模型とラジオ」のはなし

 先日、行きつけのショップに京福テキ511風モデルを作るためのパーツを買いに行った折のはなしです。  そこにはご店主のほかに常連のクラブのメンバーも揃っており、模型をはじめ様々な話題で盛り上がっておりました。  こういうのは田舎の拠点型模型ショップではまだ見られる風景で、何かとせわしない都会の店ではなかなか見られなくなったもので…

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カラーブックス「日本の私鉄・京成」から

 今回は「日本の私鉄 京成」です。  いまのわたしの行動圏の中で最も縁の薄い関東の大手私鉄が京成なのですが、初代AEのインパクトはそれでも凄まじく、今でも「京成=スカイライナー」の刷り込みが強かったりします。  実際、私の手持ちの京成車輛はその初代AE車しかないのですが(汗)  尤も、今回の一冊は2代目AEの頃が中心で…

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「ろーかる漫歩」に昭和50年当時を思い出す

 久々の鉄道本から  とはいっても今回のを「鉄道本」と読んでいい物かどうか。 「ろーかる漫歩・各駅停車の旅」(盛岡鉄道管理局編 熊谷印刷刊)  煽りの部分に「オラが駅じまん…駅長130人の手記」とありますようにどちらかというと郷土書の色彩の強い一冊です。  当時の国鉄の盛岡鉄道管理局管内の駅長のいる駅の駅(というより…

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カラーブックスの「第3セクター鉄道」

 カラーブックスの鉄道ネタも久しぶりです。  今回は「第3セクター鉄道」をば。  1984年に三陸鉄道が開業したのをきっかけに文字通り雨後の筍の如く登場した第3セクター鉄道を1992年の時点で俯瞰した一冊です。 掲載されている鉄道は35. これまでカラーブックスで紹介された地方私鉄本のどれよりも多い数です。  …

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「63.73形電車の時代」と桜木町火災

 今回は久しぶりに鉄道本の話から。  先日鉄道ピクトリアルのアーカイブスで「63・73形電車の時代」というのが出ていまして有無を言わさず購入してしまいました。  うちの鉄道では何故か73系とその系列の比率は高く、10編成38両(これにクモヤや私鉄仕様を入れるともっと多くなる)を数え、103系や205系を大きく凌ぎます。  かつ…

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(今更ながらに)モデルレールローダーに酔っぱらう

 トレインフェスタの話はとりあえずひと段落しまして、今回は春休みの上京の折のはなしから。  銀座の時計屋さんのエバーグリーンショップで買い込んできたのは模型でなく書籍が主となりました。  中古ショップがあちこちに増えているとはいえ、ここでないと見つからないようなアイテムが未だ多いのに模型に手を出さなかったのは我ながら少々…

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今月号の鉄道模型雑誌から

 通常、私が毎月読んでいる鉄道模型の専門誌は書店に取り置きして購読しているTMSです。  何故定期購読の形にしているかと言いますとこの趣味を始めた昭和50年頃はTMSは書店ではまず見掛けず、模型店で扱われていたのは入荷が一定しない(このため、私の手持ちの当時のTMSにはけっこう欠落した号が多かった)と言う環境だった思い出があり、更…

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