今回はネットとブログに関するはなしです。
先日来何回かに分けてワールド工芸のC55流改仕様の動力ユニットのトラブルについて記事を上げてきました。
走行性が悪い中古モデルにはこれまで何両かに当たってきましたし、その中には手を加えれば改善するものもあれば、お手上げだったものもあります。
ですがこれまでのレストアは基本的に腰だ…
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このネタはだいぶ前に下書きだけ書いたままの物を引きずり出してきたものです。
これは簡単に結論の出る問題ではなく、私自身未だに結論が出てこない未消化の状態でのはなしなのですが、その辺りはご勘弁ください。
ここ数年の間にNばかりかHO(16番)やZゲージにまで手を広げてしまいましたが、そのお陰でそれぞれの規格の走行性の違いや質感、細…
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まるで昨年暮れの回顧ネタみたいなタイトルですが、実を言いますと「そういえば最後に上京したのが昨年の今頃だったなあ」なんてことを思い出したからです。
そんな訳で今回の話はコロナ禍1年目の愚痴みたいなものですので不快に思われる向きもあるかもしれません。その点はご容赦ください。
1年前のあの頃はコロナ禍とは言っても、世間では…
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基本、このブログでは時事ネタを扱わない方針なのですが、何分事象と趣味との関係が少なくない事もあって久しぶりに取り上げようという気になりました。
なので辛気臭い話が嫌いな向きにはご勘弁ください。
いつもの年ですとこの時期の当ブログでは暮れのイベントに伴うクラブの運転会を題材にいくつか書いているところなのですが、コ…
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先日製作したワールド工芸のTMC400Aの工作中にふと思った事から。
今回のワールド工芸TMC400Aですが細密感は全く大したものだと思います。
走行性はスローが効きにくいのが惜しいですが、まあわたし的には許容範囲です。
ですが、これを組み立ててみると、ただのモーターカーなのに思った以上の手間がかかりました。
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先週書いた「中古モデルを買ってふと思ったこと」のはなしの続きです。
かねて当ブログでも何度か書いていますが、鉄道模型の趣味には「モデラー」と「コレクター」という二つの方向性がありました。
日本における鉄道模型趣味が元々「欲しいモデルを自分で組み立てる」というモデラーの立場からスタートしているせいか、「(製品化された)欲…
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先日訪れた中古ショップで久しぶりにとある鉄コレの中古を入手しました(何かについてはいずれ触れる機会もあるかと思います)
その折にふと思った事から。
今回入手した鉄コレはいわゆる「Nゲージ化した」アイテム。
元々の鉄コレは「無動力でプラスチック製の車輪、大雑把な造形のパンタグラフが付いている」ものです。
実質的に…
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ここ4か月ほど休日蟄居の友としてみにちゅあーとなどのペーパー建物キットをぱかぱか作っていてその数だけでもかなりのものとなっています。
で、出来たそばから並べて行って「即席の街並み」を作り、寝る前にコーヒーなどすすりつつ悦に入ると(笑)
さて、みにちゅあーとのキットを作り込んでいてふと思った事から。
ここ最近増やしてい…
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先日入線したマイクロの417系を自宅で走らせていてふと感じた事から。
この間のブログでマイクロの417系の顔が何となく扁平に見えると書いたことがあります。
今回の自宅運転会では417系と一緒に鉄コレの717系とコラボで走行させていたのですが、同じ様な顔でありながらやっぱり鉄コレに比べるとマイクロの方が扁平な顔に見えます。
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今回は先日製作した「列車の侍らせ台」の話の続きです
線路と土手、その手前の道路だけというシンプルな展示台ですが、このやり方のメリットは奥に並ぶ街並みを気分や車両に合わせて自在に入れ替えられる事にあります。
単純に線路を並べるのに比べ、手前に線路のある土手を配する事で模型のストラクチャーが玩具っぽく見えてしま…
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故・水野良太郎氏が「鉄道模型入門」という本でレイアウトの魅力の例えとして以下の様な話を書いたことがあります。
タタミや床の上にレールを敷いて走らせていたあなたは、一度それを
「テーブルの上にレールを置き、そこへ車両をのせて眺めてください」
つまり、目の高さや目の位置に近づけて眺めるとどんなに実感的に見えるのかがよく…
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今回は60年以上前のTMS特集シリーズを読んでいてふと思った事から。
物は1960年刊行の「レイアウトガイド」です。
「ロコを作り始めても浮気の虫は収まらず、ユーレイのムキを1台作り、MRやクラフツマンを読んではムラムラしている僕の事だから、安楽マニアがやってきて工作の邪魔をされるのは全く困る。
しかしテンダーがドリルレ…
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先日来さんけいのペーパーキットを作っていて「できたそばから既存の街並みに組み込んでみる」というのを繰り返しています。
レイアウトと言えども固定した時間軸で風景を冷凍するような物よりも、常に変わり続ける風景も表現したいという個人的なポリシーから運転会やイベントに持ち込まない自分用のレイアウトでは基本建物類を固定せず入れ替え可…
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先日入手したKATOのミニカーの色刺しには本当に往生しました。
手間は掛かるし道具は要るし、おまけにそこまで努力して出来の方はさっぱりです。
それでも色刺ししてみると吊しの状態よりははるかに愛着の湧く状態に感じられたのは何よりです。
まあ、こんなのも自己満足の一種ではありますが。
さて、そこまでやってふと思った…
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先日のブログで「訪問者数が29万を超えた」話を打っていてふと思い出しました。
6月5日でこのブログを開設(旧ブログを含む)してから14年目に突入していた事を、です。
この春からの肺炎騒動やそれに伴う各種イベントの休止、更には首都圏をはじめとする県外移動の自粛(もちろん出張の類もなし)など異例ずくめの3か月ほどを過ごして…
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先日の緊急事態宣言の全国拡大で、不要不急の外出のより一層の自粛が呼びかけられました。
私のところでも先月来あらゆるイベントや会議、学会・研修会から無尽の類に至るまで休止や中止の連続。残業の類もほとんどなくなり、職場では屋内での昼食時の会話も自粛ムード一色です。外へ出れば町中から人出というものが消えはじめ、この間の花見時などはこ…
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先月の半ばころのこのブログでモジュールの改修のひとつに「無人状態の風景に人形を追加する」というのを書きました。
そこで思い出したのですがこれまで私の作ってきたレイアウトやモジュールは一部を除いて「風景のどこかに人混みがある一角があるか人の集まるイベントが設定されている」という特徴があります。
レイアウトのモチーフに…
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前にこの題材でブログを上げてからちょうどひと月になります。
その時点では開催の可否が流動的だったグランシップトレインフェスタですが、つい先日今年は中止との発表があり複雑な気分です。
無症状の感染者の比率が高いといわれる子供や若年者のギャラリーと、重症化リスクが高いとされている高年層が多い参加者が大空間とはいえ密閉度…
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読む鉄道模型のはなしその3です。
前々回、いまの鉄道模型の入門書についてケーキのレシピ本を例にして「手を使わない読むだけ」の使われ方への疑問を書きました。
その時は「ケーキつくりのレシピ本」という例えを使いましたが、ケーキを楽しむにはもうひとつ「有名店のパティスリーのケーキを食べ歩く本」とか「世界の高級ケーキを俯瞰する本」…
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先日の「読む鉄道模型のはなし」の続きです。
今回は前回とは違ったベクトルから書いてみようと思います。
前回紹介した水野良太郎氏の本が出たのは今から40年以上前と言うのは既に書きましたが、実はこの時点でも鉄道模型の専門書はTMS以降の物だけとっても既に30年の歴史を持っていました。
今だと更に40年分は上乗せされましたか…
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大昔、水野良太郎氏が著書の中で昭和50年代当時の鉄道模型の入門書や専門誌を紹介した折に「専門誌を読むだけのファンも増えてほしい。そしてよく読み込んでほしい」という一節を書いたことがあります。
学生の折、これを初読した時実は「これはかなり無理な論旨ではないか」と思ったのを思い出しました。この本が上梓された時(昭和52年頃…
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昨年12月初めの事です。
暫くぶりで近場の全国チェーン系中古ショップを覗いた折、某社のC62(勿論Nゲージです)に15万円近い値が付いていて仰天しました。
(同系列の別の店ではメルクリンの動作チェックに9V電池を持ち出してきて驚かされましたし、故郷の中古屋さんではパッケージが接着剤づけになって開閉が不能な、どう見ても事前の検…
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毎年恒例の年越し運転のはなしから。
ここ数年、帰省先の実家の一室で寒さに震えつつお座敷運転というのが年越し運転のパターンになっています。
この為に用意しているエンドウのプラ道床線路317Rのエンドレス(これがどうかすると本家のTOMIXの奴より調子が良かったりします)を敷き回し、現住地から持ち込んだKATOのE353系付属…
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数年前からの傾向であり、殊にここ1,2年くらいの事ですがうちで増備される16番モデルにちょっとした変化が起きています。
特に蒸機に顕著なのですがいわゆるスケールモデルよりもごくコンパクトな自由形、或いはサイズ的に接近する小型機が増えているのです。
8年ほど前に16番モデルに手を出した当初はそれなりにスケール性の高い…
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つい、先々週辺りに書いた事とやや矛盾することなのですが、それが気になる方は読み飛ばして頂けると有難い。今回はそういう性質のはなしです。
以前からこの題材で書いてきた事として「テツドウモケイは他のジャンルに比べて玩具と模型の境界が曖昧でグレーゾーンが広く、それゆえに魅力的に感じている」と言う私見があります。
実際、こういう書き方に…
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前回このネタで一席書かせて頂いてから大分間が空きましたが、テツドウモケイにおけるコレクターとモデラー、そして玩具化について思うことの続きを書かせて頂きます。
ですが、前回から大分経つにも拘らず大枠はこれまでのブログとほとんど変わっておらず、それに付け足す事もそう多くはありません。
なので結論の出にくい蛇足的な内容になる事はご勘弁…
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先日来紹介している、甲府モデルの車両展示台。
私も早速飛びついてNの仕様はモジュールに組み込みましたし、16番仕様は台所の隅の机の上に置いて即席の鉄道カフェ気分を堪能させていただいています(爆笑)
それらを眺めていてふと思ったことから。
前にこのブログだったか誰かへのコメントだったかで書いたことがるのですが「鉄道模…
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これまでも折に触れて書いていますが、数ある鉄道模型の専門誌の中で鉄道模型趣味(TMS)誌だけはこの趣味を始めて以来、基本的に毎月購読しています。
そんなわけで先日、いつもの様に書店に取りに行きいつもの様に頁をめくったのですが
最初のページに「TMS新体制について」といきなり出てきたのには驚きました。
出版元の機芸出…
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コレクションアイテム化の持ちうる問題点。
これは先日リリースされたカーコレがそれを考えるきっかけになってはいます。
実は今回リリースの基本セットO1,2はリリースと同時に殆ど瞬殺に近い消えっぷりでして、後から買おうと思っても買えない状態です。
一方でどちらかと言うとマイナーだったり不人気だったりしたアイテムの方はかなり…
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ここ数日来、私も使っているランキングサイトの中が少々騒がしいようです。
実は問題の事柄については私自身あまり意識した事がなく、コメントを下さっている方から間接的に事の事情を知った次第です。
この件に関しては私自身が深入りできるほどの情報がないので偉そうな事は言えませんが、それでも一連の経緯を見ていると自分に照らし合わせて色々…
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モデラーとコレクターについて思うことから。
前回書いた「鉄道模型、殊にNゲージのモデルがここ最近急速にコレクターズアイテムの側面を強めている事」に関してその現状に危惧を持っているコメントを頂きましたし、この記事のアクセス数がここ最近の中ではでかなり多い事も考えるとこの件について関心を持っている方が意外に多かったのに驚いていま…
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以前「テツドウモケイを駅で買う話」と言うのを書いた事があります。
その時は私の念頭にあったのは新宿とか秋葉原の様な都会のターミナル駅の中の専門店、あるいは事業者限定品と称して私鉄の駅のきっぶ売り場とか売店で売られているモデルでした。
いずれにしろそういう買い物ができる所と言うと私の故郷とか現住地の様な「殺人的通勤ラッシ…
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今回もある意味四季島絡みのネタですが、実際このモデルは色々と触発させたり考えさせたりするきっかけを与えてくれる意味でも重宝するモデルと思います(笑)
先日購入したTMSの最新号の製品の紹介でもこの1アイテムだけで2ページも割いている(最近のTMSでNの新製品にこれだけのスペースが割かれるのは異例と思います)位ですし。
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今回は愚痴と反省が中心です。
先日帰宅してPCのメールボックスを開いてみたら「最後にホームページを更新してから1か月半が経ちましたが、ホームページ運営は順調でしょうか?」と言う内容の運営会社からのメールが来ていました。
そう言えば当HPが最後に更新したのは昨年11月の半ば頃でしたから私としては結構間を開けていた事に…
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2018年を振り返る
今年入線した車両で個人的に印象深かったモデルから。
ここ数年毎年のようにこれをやっていますが、専門誌の新製品ベストテンと違って個人の思い出に残るモデルと言う基準故に新製品よりも中古やジャンク品、キットメイクなんかが多くなる傾向があります。
それゆえ、読者の買い物ガイドとしてはまるで役に立たない自己満足の羅…
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2018年を振り返る
思えば今年は鉄道模型を楽しむ環境と言う点でも変化が多い年だったと思います。
昨年後半に近所の鉄道カフェができた事もそのひとつですが、今年の春には更に鉄道民宿がオープン。
夏にはある全国チェーンの中古ショップが現住地で即売会イベントを行うというサプライズもありました。
おかげで地元のレン…
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2018を振り返るその2です。
今年も出だしから相変わらず中古やジャンク品を中心にモデルを入手しています(安いからと言って飛びついていると置き場所が無くなるという現実も突きつけられますが)
今年に関して特徴的だったのはその入手経路。
何しろ年の初めからしてジオコレ中心とはいえ「テツドウモケイを福袋で買う」…
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年末恒例の「2018を振り返る」から
鉄道模型に関する限り、今年の前半はモジュールの改修、中盤は専ら車両のキットメイクがメインになっていました。
殊今年に関しては久しぶりに手を動かした年だったと言えます。
モジュールの方ですが、実は行きつけのショップの御店主経由でうちのクラブがよく使っているホテルの模型製作を依頼され…
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先日購入の犬猫フィギュアを見ていてふと思ったことから。
その時にも書いたことなのですが、ジオコレやジオタウンで製品化されている人形はかなりの数になって来ていますが、どれもこれもお行儀が良すぎるといいますかつまらないものが多い気がします(決して不要と言う意味ではなく、普通の情景の創成には欠かせないラインナップである事は強く申…
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そろそろクリスマスも近いですしこういう話題もどうかと。
但し、記憶違いや事実の誤認もあるかもしれませんから、そこを割り引いてお読みいただければよろしいかと。
だいぶ前の事ですが、CSで放送されていた海外のとある番組を観てふと思った事から。
とあるお宝発掘番組(単なる倉庫漁りをエンターテイメントに変えてしまう辺りにア…
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