今回は映像ネタから一席。
昨年の今頃、当ブログで「電撃戦隊チェンジマン」に秩父鉄道のデキ1が登場しているはなしをしましたが、他にも「アクションシーンに鉄道が絡む」特撮ヒーローネタをふたつほど拾えたので、それを紹介します。
前回紹介された「電撃戦隊チェンジマン」(1985年)の後番組に当たる「超新星フラッシュマン」(19…
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レイアウト趣味に見る特撮映画、今回は番外編めきます。
紹介するのは前にサブブログで紹介した「幽霊列車」(昭和24年)に加えて「東京五人男」(昭和21年)をセットで。
記事のリンクはこちら
真夏のミステリ映画(?)から「幽霊列車」
昭和20年代前半の終戦と戦後の混乱期は、映画の製作もそれまでの様には行かなかったらしく、…
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先日のこと、とある地上波局のゴールデンタイムのバラエティ系紀行番組でわたしの行きつけである鉄道模型ショップが登場し驚くと同時に堪能させて頂きました。
BSやCS辺りの趣味系番組・紀行番組でテツドウモケイが取り上げられる事は今世紀に入って以来それなりに増えていますし、地上波でもローカル系紀行番組やワイドショーなんかで地元のショップが…
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今回はだいぶ前にサブブログで書いた映画ネタの再録です。
生まれた年代の関係もあるのでしょうか、私の鉄道模型の趣味はかなりな部分で昭和30~50年代のTV・映画の特撮物と重なっている部分があります。
特にミニチュアワークに絡む部分ではレイアウトの情景創成との共通点が多く、子供の頃に見た特撮物のアングルや1カットに憧れを覚えた…
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この間の「古畑任三郎」をはじめとして当ブログでも何本か「鉄道ネタの刑事ものテレビドラマ」を取り上げていますが、今回はその中の一本から。
その名も「ブルートレインはふるさと行き」という一作です。
これは数年前にCSで再放送されているのを観た「七人の刑事」(昭和53年 TBS)の一編です。
本作のオリジナルははテレ…
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今回はTVのミステリドラマと鉄道模型ネタの番外編です。
紹介するのはゲーリー&シルビアアンダーソンの手になる特撮スパイアクションドラマの「ロンドン指令X」
(1969年 放映はNHKにて1970年)
(講談社「TV映画ヒーローメカ超マシーン大事典」22P より画像引用)
本作はサンダーバードで有名になった「特撮人…
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久しぶりの「鉄道ミステリとNゲージ」ネタから
今回は番外編です。
主演の田村正和氏の物故以来、やたらとCSで掛かる様になっている「古畑任三郎」(1999 CX)
まあ、それも宜なるかなで何度再放映されても見飽きる事がないだけの魅力のある作品と思います。
一見「刑事コロンボ」のエピゴーネンの様に見えて、よく観ると…
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今回は先日見た特撮ヒーローものに意外な客演をしていたロコのはなしです。
(講談社「テレビマガジンヒーロー大全集」132Pより画像引用)
物はCS放送でたまたま観ていた「電撃戦隊チェンジマン」(昭和60年 ANB 東映)の劇場版。
本作は現在まで連綿と続く東映戦隊シリーズ中期の傑作とされる一本です。
悪の組織が火山の噴…
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今回はネタ的に脱線気味のはなしですがご勘弁をば(こんなのでも一応鉄道ネタですし)
先日、ネット広告で知ったのですがタカラトミーのトランスフォーマーシリーズに「0系新幹線が変形するロボット」が発売されるとの由。
上の写真は旧作に登場する列車の合体ロボットですが、今回のはこれのリニューアル、グレードアップ仕様らしいですね。…
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今回も「テツドウモケイの出てくる映像」ネタをば。
前回「核戦争後の地球」でNHKの特撮とそこに出てくる鉄道模型を取り上げましたが、前回とは別なアプローチでファンタジーを映像化したものを取り上げます。
ものは1982年放映のNHK特集「ジョバンニの銀河1983」
本作は宮沢賢治の没後50年を記念して製作された一作です…
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久しぶりに映像作品と鉄道模型ネタです。
サブブログでは昨年紹介している「NHK特集・核戦争後の地球・第一部 地球炎上」(1983年 NHK)
本作は各国の科学者の助言のもと、誰も見たことのない(あっても困りますが)核爆発化での都市の破壊を映像化した想定ドキュメントで、NHKの製作としては空前の大スペクタクル映像番組でもあり…
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今回は久しぶりに映画ネタから。
毎年今時分の時期にはCSのどこかのチャンネルで「鉄道映画特集」か「鉄道ドキュメント特集」が組まれていたのですが、今年はどのチャンネルでもその手の特集がなし。
それはそれで少し残念ですが以前紹介した「警視庁物語」のシリーズの今月放映の分に鉄道ネタが掛かっていました。個人的に拾い物と思いましたの…
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今回は鉄道模型ネタとしては搦め手といいますか、少々ヘンな話です(汗)
なのでそのつもりでご笑覧ください。
最近、CSで1968年放映の「ジャイアントロボ」の再放映があり懐かしさにかまけて毎度視聴しています。
その中に怪獣が湖畔の線路で重要人物を乗っていた列車ごと飲み込んでしまう話があったのですが・・・
「なんで…
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前回に引き続き「鉄道ミステリとNゲージ」の番外編
なお、今回のはミステリですらありません。
今回取り上げるのは現在角川文庫(あるいは電子書籍)で買える桜庭一樹作「少女七竈と七人の可愛そうな大人」
いんらんな母から生まれ「大変遺憾ながら美しく生まれてしまった」と自他ともに認め、その美しさ故に常に孤高の存在を運命付けら…
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手持ちの本がネタ切れでそろそろ打ち止めかなと思っていた「鉄道ミステリとNゲージ」
そんなタイミングでネタが補充できたのは不思議ですw
ただし今回は番外編的な位置付けになりますが。
これまで紹介してきたミステリは基本的に実車の鉄道を舞台にしたものばかりでしたが、このところ漫画のジャンルで「鉄道模型が題材の作品」がいく…
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鉄道ミステリとNゲージネタから
今回は光文社文庫版日本ペンクラブ編「殺意を運ぶ列車」に所収の天城一作「準急皆生」を取り上げようと思います。
天城氏の作品はこれまで「急行さんべ」と「寝台急行月光」のニ作を取り上げていますが、いずれも時刻表を駆使したトリックが出色です。
今回の「皆生」は作者にとっても自信作だったそうで、実…
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先日来折に触れて紹介している「鉄道模型のでてくるマンガ」のはなし。
今回のは文字通り最新作です。
「IN THE LIFE」というサイトで読めるWEBコミックの「TEZMO SYNDROME(テツモ シンドローム)」(作 佐藤一繝)
先日買ったRM MODELSの広告でその存在を知り、早速読み出して見たのですが、
…
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久しぶりに「鉄道ミステリとNゲージ(あるいは鉄道模型)」ネタから
今回は鮎川哲也監修、光文社版の「見えない機関車」所収の海野詳二作「蒸気機関車殺人事件」をば
私は殺人犯人であります。しかも世にも不思議な殺人犯人でもあります。
(光文社カッパノベルズ「見えない機関車」所収「蒸気機関車殺人事件」P62より引用)
…
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先日来紹介している漫画とテツドウモケイのはなしから
通巻200巻で完結した秋本治の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
主人公の両津勘吉の破天荒なキャラクターややたらに濃いサブキャラが暴れ回るテンションの高さと適度に人情・レトロ系の話題にも意を配ったバランス感覚の高さでジャンプ最長の連載期間を乗り切った一作なのは皆さんもご存知…
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前回、前々回と「同じ漫画の話が続く」という当ブログでは異例の扱いになってしまった須賀篤志作「不器用な匠ちゃん」
まさかこのネタで3回目を書く事になろうとは思いませんでした(笑)
というのも、先日最終巻まで読破したところ、最初は添え物かと思われていた「レイアウト製作話」が単行本で4巻分のボリューム、最終巻でようやく完成す…
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前回の当ブログで「まだ2巻しか読んでいない」とか書いていた、須賀篤志作「不器用な匠ちゃん」(メディアファクトリー)ですがあれから3巻以降を読み進めたら更に凄い事になっていて驚きました。
藍川さんや渡井くんが所属する模型工作クラブの「アトム会」が江ノ電ツアーの後に「メンバーそれぞれの得意分野を活かしたレイアウトを共同製作…
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高志国太郎さんのブログ記事「漫画の中のNゲージ」を拝見して以来「鉄道模型が出てくる一般漫画」というジャンルに興味を持ち、折を見ながら鉄道模型漫画を探しているのですが、最近拾い上げた成果(笑)から。
物はメディアファクトリーの「コミックフラッパー」に掲載されていた須賀篤志作「不器用な匠ちゃん」
主人公は手先は器用で恋愛には不器…
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一昨年辺りに高志国太郎さんのブログ記事「漫画の中のNゲージ」を拝見して以来「鉄道模型が出てくる一般漫画」というジャンルに興味を持ち、折を見ながら鉄道模型漫画を探しているのですが、そこで最近拾い上げた成果(笑)から。
ただし今回の題材については本来ならもっと早く気づいて然るべきだったものでお恥ずかしい次第です。
何故なら…
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最近観たテレビドラマからテツドウモケイ絡みのネタをば。
ファンの方には今更感が強いとは思いますが昨年夏頃にスタートした「仮面ライダーセイバー」(ANB 東映)で主人公の小説家の経営する本屋さんの中にえらくファンタジックなレイアウトが鎮座しています。
毎回ドラマの背景にちょこちょこといったレベルでの登場に留まるのですが、Nゲ…
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鉄道ミステリとNゲージネタから
今回は徳間書店版「殺意の終着点」から山村直樹作「移動密室」を取り上げます。
静岡を疾走する「東海1号」のトイレの中で男の乗客が毒殺されているのが発見されると言う冒頭からこの物語はスタートします。
同じ頃、33歳の独身者の会を主宰し、たまたま並走している新幹線を使って会員たちのツアー旅…
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久しぶりの鉄道ミステリとNゲージ(及び鉄道模型)ネタ
今回は徳間書店版アンソロジー「殺意の終着点」から耕原俊介作「急行列車」を紹介します。
列車の車内で2人の乗客が語り合う形の短編は結構ありますが、本作の2人は聞き手の学生と完全犯罪の殺人を成功させた犯人という取り合わせ。
毎日の無聊な生活に倦怠した僕は、故郷に向かう…
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久しぶりの「鉄道ミステリとNゲージ」ネタ。
今回は我が国の探偵小説の大御所の1人にしてかの金田一耕助の生みの親、横溝正史の「探偵小説」(鮎川哲也編 光文社刊「鉄道ミステリー傑作選 下りはつかり」所収)をば。
このはなしはあるベテラン女歌手の回想の形式を取っています。
戦前のスキーブームの折、とある雪国の街で起こった…
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先日当ブログで書いた「鉄道ミステリと最終列車」のネタに関連して。
東映では昭和30年代に「警視庁物語」と言うシリーズ物の映画があったのですが、その中の一本「魔の最終列車」(1956年)を先日初見しました。
博多発東京行きの夜行最終列車(ネット上の資料では何故か東北本線と書かれていますがw)
終点近い川崎と品川の間で郵便…
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私がかつて住んでいた借家は電車の線路が近かったせいもあって夜に11時過ぎに寝ていると最終電車のジョイント音が枕元に響く環境でした。毎晩その音を聞くたび一日の終わりを実感し、眠りに落ちてゆくのは今にして思えばずいぶんな贅沢だった気がします。
そんな訳で今回は鉄道ミステリとNゲージの番外編です。
前に0系新幹線を題材にした短…
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久しぶりに鉄道ミステリとNゲージ(あるいは鉄道模型)ネタから
日本ペンクラブ編「悲劇の臨時列車」から中津文彦作「乗り合わせた客」を。
仙台から上り新幹線に乗り込んだ主人公の主婦が車内でふと漏れ聞いた怪しい男の携帯電話の会話。それがきっかけとなって姿なき脅迫者から秘密を漏らさないよう脅され続ける。やがて彼らは口留めの保証料と…
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数年前にCSで観たアクションドラマ「ゴールドアイ」(昭和45年 日本テレビ 東映)の一編に「脱獄12時間」というのがありまして、東京の警察を脱走したふたりの容疑者が、車を乗り継いで神戸に向かうという話がありました。
ストーリーでは、東名高速道路で検問に引っかかりそうになった二人は車を乗り捨て、跨線橋の上からたまたま通りがかった…
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「鉄道の日があるから」と言う事もあるのでしょうが、ここ数年毎年10月になるとCSのどれかのチャンネルで「鉄道特集」が組まれています。
時には昭和の列車の8ミリコレクションの一挙放送だったり、時には海外の鉄道模型番組が一挙放送されることもあったりするのですが、今年は東映チャンネルで鉄道映画特集が組まれました。
今回も「真…
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今回は数年前に上げた記事の増補再録です。
数年前CSで放映された「特別機動捜査隊」(昭和36年~52年 NET 東映)の一篇から。
現在「相棒」などが放映されているテレ朝水曜夜の刑事もの枠で最初に放映され、15年半に渡って放映された刑事ドラマの金字塔的作品です
(余談ながら同枠では後番組の「特捜最前線」をはじめ「はぐ…
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今回はレイアウトや鉄道模型と直接関連しないのですが、鉄道旅ネタマンガから一席
正月の帰省の折、知人から「こんな漫画がある」と紹介された物です。
白泉社から出ているkashmir作「ぱらのま」
以前紹介した「鉄道少女漫画」と同じ楽園comicsのひとつです。
内容はニートだか女子大生だかよくわからない主人公が気の…
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趣味の原点を振り返るから
ただし今回の題材はかなり古い話でわたしの記憶と乏しい資料だけをもとにしているので多少相違があるかもしれませんがその点はご勘弁を。
鉄道模型を扱ったTV番組というのは最近でこそBSやCSを中心にちょこちょこありますが1990年代頃までは(TV自体が地上波しかなかった事もあって)ほとんどありません…
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久しぶりの鉄道ミステリとNゲージネタ
今回は徳間文庫の「トラベルミステリー⑤レールは囁く」所収の下条謙二作「信濃平発13時42分」から
先ずざっくりと物語のアウトラインを紹介すると
昭和50年の春、スキー客で賑わう長野駅の飯山線ホームに滑り込んだ「戸狩スキー2号」の車内で男性の刺殺体が発見される。
被害者は信…
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昨年末のCSで鉄道映画特集というのがありまして昭和30~40年代の鉄道映画が数本放映されたのですが、その中の一本に「大いなる驀進」(昭和35年 東映)というのがありました。
この作品については10年ほど前の当ブログでも取り上げたことがあるのですが、あらすじをかいつまむと
列車ボーイの矢島(演じるは中村嘉葎雄)は恋人との…
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テレビ朝日で先週放映された「科捜研の女」が鉄道模型が登場する話でした。
私なんかは実は放映の1時間くらい前にクラブのSNSで存在を知ったので大慌てでテレビの前に座った次第で。
まずファーストシーンはエンドレスのナローレイアウトの俯瞰から始まります。
エンドレスの上には2組の単行気動車が間隔を置いて高速で周遊する…
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以前紹介したレイアウト制作を取り上げた萌え系マンガ「初恋れ~るとりっぷ」ですが9月27日に単行本の一巻が出るのだそうです。
最近は萌えネタと鉄道の繋がりが強まっている折ですからこの一冊がどう評価されるのか一種興味津々だったりしますw
ところで鉄道模型、それもレイアウトを題材にしたマンガというのはジャンルが特殊な事もあ…
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このブログを始めてから12年以上が経つのですが、ここ数年の傾向として年に一度か二度最近のトレンドを反映してかいわゆる「萌えネタ」が登場する事があります。というかこの1年くらいはその記事が増えている気がします。
いずれも鉄道か模型ネタが絡む題材なのですが、萌えと模型という関連が薄そうな(と私が思っていた)題材がジョイントするなど…
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