今回は久しぶりのNゲージ50年回顧ネタの続き、といいますか特別編です。
昨年はマヌ34やマロネ41など、これまで取り上げて来た50年前の「鉄道模型工作ガイドブック」に掲載された形式のいくつかが突発的にNゲージモデル化されて驚かされましたが、そうした機種が昨年末にももう一つリリースされていた事を知りました。
(技術出版刊模…
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先日来当鉄道車両の室内灯装備にかかわるてんやわんやを書いていますが、今回はそれにまつわる思い出話を絡めて。
かつて水野良太郎氏が著書の中でこんな事を書いた事があります。
少し面倒なんだけれども、レイアウト上に置かれたいろんな建物や街灯、それに駅舎などに灯りが付くように工作したら、といつも思うのだ(中略)これは鉄道模型…
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先日「Nゲージ蒸気機関車」さんのサイトを拝見していたら今年がマイクロエースがNゲージに(実質的な)再参入を果たしてから20周年を迎える事を知りました。
TOMIXも40周年ですし昨年から今年は色々とNゲージにとっては節目に当たる年の様です。
それに便乗する訳ではないのですがこの機会に私も96年以降のマイクロエース製品の思い…
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昭和39年版の「模型と工作 臨時増刊・鉄道模型ハンドブック」(技術出版)から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
前回のマヌ34でこの企画も打ち止めかと思っていたのですが、今回KATOの急行音戸のセットにマロネ41が入っていたので番外編的に追加しました。
件の「鉄…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回は二軸無蓋車トム50000です。
先にワム3500の話をした時に「木製車体の有蓋車には50年前の当時でも馴染みがない」なんて話をしましたが、これが無蓋車となると状況は一転し…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回紹介するのはワム3500。
私がこの本を取った時点ですら2軸の有蓋車は殆ど鋼製車体の物が主でワム80000辺りの「茶色い有蓋車」がちらほら見かけられる状態でした。
で…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
64年版の記事の特徴は私鉄車両の記事が意外なほど多かった事です。
私の故郷では私鉄という物が殆どありませんでしたし、また以前書いた様に本書に取り上げられる記事には絵本なんか…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
64年版工作ハンドブックには他の年次に比べて貨車の工作記事が多い事は前にも触れました。
運転派にとっては機関車も大事ですがやはり「お座敷運転でも編成ものの貨物列車を楽しみた…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回は急遽特別企画を組みました。
というのも本書に収録されていた製作記事の中に「マヌ34暖房車」の記事があったからです。
実車のかなりのマイナーさから考えて「まさか…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回取り上げたいのはホッパーカーのホキ4200。
この種の砂利・鉱石運搬用のホッパーカーというのは普通の無蓋車よりも「鉄路のダンプカー」を思わせる微妙にメカニックな魅力を感…
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先日入線の天賞堂の16番ED75はその箱に購入年月日と思しき「1974年2月10日」と言う書き込みがありました。
偶然と言いますか、1974年とはトミーナインスケールでもNゲージ初のED75がリリースされた年でもあります。
ここ40年程の間にNゲージのモデルも細密感の点では16番のそれにかなり近接していると思うのですが…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回は小田急デユニ1000です。
本書では東武を始め近鉄や京王、東急や都営地下鉄等の錚々たるラインナップで私鉄電車の製作記事が12も掲載されていますが小田急の電車はこの荷物…
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今回の話は本来なら昨年暮れに上げる予定だったのですが、つい年を越してしまいました。
出し遅れの証文みたいな感じになっていますがご勘弁ください。
昨年はKATOが製品としての日本型Nゲージとしては初となる「初代C50とオハ31」をリリースしてから50年に当たる節目の年だそうです。
鉄コレも10周年、記憶に間違い…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回はオユ12を取り上げます。
以前から書いている事の繰り返しになりますが私が子供の頃、つまり昭和40年代~50年代位までの事ですがお盆休みなどで田舎の実家へ行った時の楽…
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鉄コレ10周年に思うこと、今回は感想めいた話ですがご勘弁を。
鉄コレも3弾をきっかけに明らかに方向性が変わりました。
元々小ぶりな建造物がメインだった街コレにマッチしたサイズの小型車両中心の物からある程度の編成が組める17m級以上の長さの電車、それもTOMIXと題材が重ならない形式が中心になってきた訳です。
それに…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回はオシ16をとりあげます。
とは言っても当鉄道のオシ16の入線は割合最近なので当時の当ブログの内容と重複する所があるのですがそこはご容赦願います。
あの頃も今もそ…
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前回第二弾まで箱買いしていながら、その先行きに若干の不安を覚えていた鉄道コレクションの10年の思い出ばなしを。
第3弾のラインナップが発表された時は正直目を疑いました。
それまでのラインナップとは明らかに性格の異なる「小田急2200系」「南海ズームカー」というかつてのメジャー車両のモデル化だったからです。
どうみてもミ…
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今回の記事は昨年春頃のそれの改訂再録ですがご勘弁を。
日本型Nゲージ50周年関連ネタです。
昨年のGW頃にバザーで手に入れたジャンクの玉手箱(と勝手に呼んでいます)の中にEF70が入っていました。
ですが最初手にとって見た時これまで入線させていたEF70とどこか違うと感じました。
その違和感の理由がよくわから…
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前回、鉄コレ10周年のはなしをブログの出だしに使いましたが、実のところ「えっ?もう10年経つの?」というのが正直なところだったりします。
ですがこれまでの10年というのは私がこの趣味を再開してからの流れとぴたりと一致していますし、鉄コレが与えた影響は非常に大きな物がありました。
今回はその思い出ばなしから。
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
本書に取り上げられていた貨車の製作記事の中で一番私の目を引いたのは「ワム23000」でした。
あの当時こういう形の「貨車」はそれこそどこにでも転がっていました。
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Nゲージ50周年と絡めて無理やり個人の思い出ばなしにつなげるはなしです。
数年前の暮れに上京がてら買い物をした折の話ですが、都内の某ショップでKATO(関水金属)製のキハ20(T車)を見つけました。
この機種については最近TOMIXからHG仕様が出ているのを知ってはいたのですが、40年前に導入した当鉄道最初の機種であ…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
件の「鉄道模型工作ハンドブック」は39年版でしたが、実際には年度を変えつつ数冊出ていたようです。
そのうちの何冊かは後になって入手できたものもありますが、何れも貨車の記事が少…
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日本型Nゲージ50年に当たってこの間入手した雑誌から。
先日古本屋で発掘した「模型と工作」の昭和40年5月号。
「模型とラジオ」は私や弟がよく読んでいたのでそれなりに本誌に馴染みがあるのですが本誌の方はあまり馴染みがありませんでした。
と言うのも本誌の休刊が昭和40年代前半でそれまでこれを読んでいたのが機関士をやってい…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回は京阪の「テレビカー」から
本書では関西系の私鉄の工作法もいくつかありますがその中でも個人的に好きなデザインだったのが京阪1900でした。
当時は「テレビカー…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回はステンレス電機の走りとなったEF30を。
全身にコルゲート板を纏うEF30はあの当時ですら機関車好きなら誰もが知っている有名人(笑)でした。
前面のフェイ…
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私の手元にあるTMSの65年10月号(通巻208号)の裏表紙。
そこには「関水の9mmゲージいよいよスタート」の広告が飾られています。
第一陣となるC50は「10月発売」との予告が。
つまり今月は日本型のNゲージが登場してから50年目と言う事になります。
(但し、TMSにこのC50を含めたNゲージの紹介が掲載された…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回は流線型電車のクモハ52系を取り上げます。
この本を絵本代わりに育った私にとってはクモハ52自体がこの本で初めてまみえたという存在でした。
あの頃は電車と言…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回は最近Nゲージでも充実著しい京王5000系を。
本書が出た昭和38年当時の最新型電車のひとつがこの京王5000系でしたが「白い車体に赤のピンストライプ」というカラーリ…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回はクモユニ74から
「国鉄型の荷物電車」と言うジャンルは、私の故郷に存在しないので当時の私にとっては「都会の象徴」のひとつとしてあこがれの存在でした。
殊にク…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回は近鉄の修学旅行電車のあおぞら号から
近鉄と言うと先ずビスタカーに代表される2階建て電車がメジャーどころですが、本書で取り上げられていたあおぞら号も個人的に大好き…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回は本書に掲載のラインナップの中では一番華やかな181系です。
何しろ本書に掲載されているモデルの製作記事で国鉄の編成物の優等列車はこれだけですから注目度もピカイチです…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
今回はボギーの有蓋車、ワキ1000から。
私の幼少時ですら東北本線ではワキ5000クラスが主体でしたからワキ1000というのには殆ど馴染みがありませんでした。
…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
本書で取り上げられている16番の工作記事はその90パーセントがペーパー車体のモデルですが、少ないながらもブラスの工作記事も掲載されています。
今回はその少ない中のひとつであ…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
本書には数種類の貨車の製作法も掲載されていますが当時読んでいて一番印象が強かったのが2軸のコンテナ貨車「チラ1」でした。
一見するとフリーの貨車の様にも見えますが同書の製作記…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
今回は103系電車から。
103系と言うと今でこそ国電を代表するかつてのスターと言うステイタスでノスタルジーの代表格のひとつですが、本書の出た当時は101系の後継としてバリバリ…
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模型と工作・鉄道模型ガイドブックから
今回はキハ58を取り上げます。
これも当時は最新型の急行用ディーゼルカーとして脚光を浴びていた車種でした。
10年位前の事ですが私の現住地のデパートで障害者の作品を展示するイベントがあり、そこへ出かけた折に他の絵画や工芸品に混じってペーパー車体のスクラッチによるキハ58の16番…
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昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
先日しなのマイクロのモデルを購入したという事もあって今回はEF64です。
「(前略)いろいろある中で私は近く登場するELを作って見ました。EF64形式直流電機機関車です(中略)この記…
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模型と工作・鉄道模型ガイドブックから
今回はキハ35の900番台ステンレス車です。
16番の作例ですがこの当時はコルゲートを纏ったボディの車両は最新鋭のイメージが強かった半面、コルゲートの表現に試行錯誤の跡を感じます。
同じコルゲート車でも近日紹介予定のEF30は「薄手の紙に鉄筆(これが何か分からない若者は多いで…
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鉄道模型工作ハンドブックから
今回はED75です。
「ED75と言ってもピンとこない方も多いと思いますがこれはこの9月に完成した試作電機の形式です。ED71~74の系統を継ぐものですが交流電機の決定版とされていて近いうちに実に200両が量産され常磐線平以北、東北本線仙台以北で活躍するそうです。今回はモデルに作りやすそうな半…
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先日書いた様に折を見て「50年前に出された16番工作記事」を読んだ当時の思い出と、その後ここ30年位の間にNで製品化された物についてはその解説を書く形で私なりのNゲージの50年史のようなものを纏めてみたいと思います。
なお、16番の記事に出ている作例が今のNモデルに比べてラフに見える向きもあるかもしれませんが本書の記事は「マニ…
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