レイアウト改修2011・1・レイアウトのベースのはなし2


 先日レイアウトのベースの話をしましたが、今回はその話の続きもしつつ(笑)今回改修したレイアウトの話も平行して進めたいと思います。
 (昨日のベースの話は実は今回のはなしの前振りの要素もあったりします。たまたま相談のコメントを頂いたのでこの機会に少し纏めてみようかという気持ちもありました)

 レイアウトのベース(土台)は前回ではその材料の話をしたのですが実はそのほかにもうひとつ別の分類があります。
 それはベースの構造による分け方で「オープントップ」「フラットトップ」「クッキーカッター」などと呼ばれる分類です。

 「オープントップ」というのは基本的に「梁となる骨組みだけで土台(台枠)を作るやり方で見た目には線路の部分以外は骨組みだけに見えるやり方です。この方法は山ばかりか線路より下の部分の地形創生の自由度も高いので山岳地帯や渓谷などの複雑な地形の表現に向きます。一般に「傑作」とか「大作」とか「本格的」とか呼ばれるレイアウトの大半がこの構造で作られる事が多いです。

 「フラットトップ」というのは骨組みの上に平らな板を張った一見写真のパネルにそっくりな構造の土台を指します。昔は実際に写真パネルをレイアウトのベースに使うケースもありましたし、現在市販されている「レイアウトボード」の大半がこの構造です。この方法は手軽な反面地形創生の自由度は少なく(山は作れても谷が作りにくい)どちらかと言うと地形の起伏の少ない市街や田園地帯などの表現に向きます。

 「クッキーカッター」というのはフラットトップを基に線路の部分の一部をジグソーなどで切り抜き勾配を作りやり方ですが後述のアイテムの登場などの影響もあってかこれは最近はあまり聞きません。

 さて、ここまで長々と前振りをしましたが、このベースの選択は今回コンペで努力賞(恥)を頂いたレイアウトの構造に深く関係があります。
 今回のレイアウトは「線路の配置はそのままにユーザーの気分に応じてシーナリィの差し替えができる」点に特徴がありました。

 差し替えに対応する為にはオープントップは不向きであると思っていたのでフラットトップを採用する事にしましたが、単に線路を地上面に引いたのでは変化に乏しい事から外周のエンドレスに勾配を付けて列車を登らせ、上に設けた2段目の地盤に線路を通す形としました。
 この時に威力を発揮したのがウッドランドシーニックスの「インクライン」と呼ばれるスチロール製の勾配キットです。これは一種の「自由に曲がる勾配ベース」とも言うべきもので2・3・4%の範囲内でどんな線路でも勾配を付ける事ができるものです。これがなければ私のレイアウトの製作はかなり停滞したであろうと思われるほどの魔法のパーツで未だにウッドランドシーニックスには足を向けて寝られません(笑)

 差換え用のシーナリィですが張り合わせたスタイロフォームやスチロール板をベースにその上に建物や地形を組み込んでゆくやり方で製作しています。これまでこの種の風景ではせいぜいが「平面上に二三軒建物が載っている」と言うレベルのものしか出来なかったのですがスタイロフォームやインクラインなどのおかげで多少の起伏やちょっとした山までもが差し替え可能になったのがあり難かったです。
 全くスタイロフォームの会社には足を向けて(以下略)

 ここまでがレイアウトのベースの製作工程でしたが、今後はコンペ出品までの改修作業(誤魔化しとも言えるかも)の中身についても追々書いてゆく積りです。

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