特撮とレイアウトと背景画のはなし(笑)

 前回の続きです。やや妄想じみたところがありますがご勘弁を。

 今回のツアーでは特撮博物館でミニチュアセットを見た後にJAMのレイアウトも見て回れるというある意味非常に贅沢な(笑)ツアーを楽しませてもらったのですが、そこで感じた事から。

 JAMでは会場が東京ビッグサイトと言う事で非常に広く、且つ天井の高い会場でのレイアウト展示を見る事が出来ました。

 どのモジュール・レイアウトも非常な力作で現代日本のレイアウトの清華ともいえる作品群が見られたのですがそれらを見ている内にある種の物足りなさを感じたのです。

 最初はそれが何故かよくわからなかったのですがモジュールの写真を何枚かあおりのアングルで撮影して分かりました。
 (ある意味当たり前なのですが)普通の風景写真では必ず見られる「空」がないのです。

 風景のモデル化であるレイアウトやモジュールである以上は空もその一部として非常に大きな役割を果たしているのですが会場の性質上それがなかった事が物足りなさの大きな理由のひとつと思えました。

 この点特撮博物館では島倉不千六氏と言う「日本一の雲描き職人」の手になる非常に精緻かつ優雅さすら感じる背景画がミニチュアに使われており非常に大きな効果を上げていたのとは対照的です。
 島倉氏については以前触れた事があると思いますが特撮だけではなく舞台劇の背景などでも非常に印象的な空を(本物よりもそれらしい)描かれている方でもあります。

 
 これまでレイアウトやモジュールに置いて背景の効果は個々のディテーリングに比べてあまり大きく扱われていなかった気がします。それはKATOやトミーテックといった大手メーカーですらきちんとした背景画、特に雲の描写に優れた物がひとつも商品化されていない事でも分かります。

 自分自身、海外メーカーの背景画をレイアウトに使ってみてその効果を認識した位なので大きな事は言えませんが天井まで届くような大きな背景画をセットできればレイアウトやモジュールはもとより買ったばかりの車両なんかもあおりのアングルをフルに使った魅力的な物になるのではと思います。

 こう書くと「そんなものどこに貼るんだ」と言われそうですが、自室の壁面のどれか一方に「青空だけ」の背景があるだけでもかなり効果が出せると思いますし、背景画自体は薄い物ですからプラダンなんかに貼り付けて使わない時はしまいこむ(レイアウト自体よりもはるかに場所を取りません)手もあります。

 写真を印刷して背景に使うのも手ですが、雲や空の青さがユーザーの期待通りになる事が難しいという難点があります(ある映画で監督がロケ中に気に入った空になるまで何日も待ったと言う逸話を聞いた事がありますが)
 「写真が画にかなわない」という事もこと背景画に関してはありうる気がします。

 ですがJAMのイベントを見て思った事のひとつ。
 「一度でいいから壁面いっぱいに島倉氏の雲の背景を使った所が見たい」なんて夢想をしたのも事実です。
 それ位のホリゾントがあれば会場中のレイアウトの生き生き度がかなり変わるのではないかと(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

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