「リマ(LIMA)」のカタログで愉しむ(笑)


 今回一番の眼から鱗。
 かつて鉄道模型で唯一「TVCFを打っていたというブランド」とされるイタリアLIMAのカタログです。

 一体、マッチボックスといい、レゴといい外国のこの手のメーカーのカタログはプレイバリューのシステム性を売りにする事が多い(この点相変わらず車両偏重の日本メーカーとは大きな差を感じてしまうのですが)
LIMAも例外ではありません。

 と言いますか、「鉄道模型の規格を使ったプラレール」に近い感覚なのがここのポリシーと感じます。
 車両類は基本的に短い編成を基本にしておりトレーラーの追加はできる物の実車通りの長編成を再現する事はあまり考慮していない印象です。

 車両ラインナップも各国混成。イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、そして日本型もラインナップされている所もカタログを観る分には「世界の鉄道図鑑」でも観ている気分が味わえます。
 (この中でコキと0系についてはかつてTMSの製品紹介でも取り上げられていた事があります。このブランド特有の無闇にでかいフランジや新幹線でも先頭車の2軸駆動のみという点など、どちらかというと「玩具」に近いノリの評価だったと記憶しています)

 ですがここの真価はこんな所にはありません。

 線路はHOの引き抜き線路そのまま(道床すらなし)基本セットではこの線路に鉄橋まで組み合わせた(爆)エンドレスで構成されており殆どプラレール感覚である所が見てとれます。
 ですがその拡張性が凄い。

 駅等はこれまたプラレール感覚でベースとホームと線路が一体化した独自のシステムですがその構造ゆえに「最初から点灯する信号が装備」されていたりしますしTOMIXですら見ない「2線式ターンテーブル」とか「トラバーサー(!)」なんてのまでラインナップされています。
 線路のバリエーションも78年の時点でいまどきのユニトラックよりも豊富です。

 一部マニアの間では殆どオモチャ扱いのブランドですがカタログを読んでいると「鉄道を楽しむ」という素朴さが良く伝わってくる、一言で言って「わくわく感」があるのが楽しい一冊でした。
 車両偏重の風潮下ではなかなかこれを感じる機会が少ないだけに一時でもわくわく出来たことがこの本の最大の収穫といえます。

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