英国型のNゲージ蒸気のはなし



 今回はツアーで見つけた機関車から

 「週刊SL~」のレイアウトを作り始めてから入線車が妙にミニSLづいているのですが今回もまた1機見つけました。
 グラハムファリッシュ社製のCタンク。

 LMSの0-6-0、通称Jintyと呼ばれるタイプのようです。
 当鉄道としては初の英国製の英国型と言う事になりますが、日本の鉄道自体が英国の車両と技術を導入してはじまっていることもあり日本の古典機と名乗ってもそこそこ通用しそうな格好をしています。
(実車の方は1930年代頃まで生産されていたそうなので時期的には新しいのですが)

 さてこのモデル、実は店頭で見たときに「動きません」というタグが付いていました。
 値段は安かったのですが動かないのでは仕方ないかなと思いながらも一応出してもらって足回りを見てみました。

 3軸動輪ですが日本のモデルのように複雑なロッド類があったわけではなく集電方式も動輪の裏面にシューを当てるごく単純な方式のようです。
 ギアの欠損も見た限りでは認められず、かなりシンプルな機構でした。

 ここで「動かない」理由を推察すると
 ・ギアのかみあわせが悪い(以前しなの系マイクロの185系で経験しています)
 ・何かの理由で集電されていない(以前某社の電気機関車で経験しました)但し集電シューの汚れは無い様子です。
 ・モーター自体が動かない(このケースにはこれまで当たっていません)

 のどれかと思われ、モーター以外が原因の場合、スムーズとはいかないまでも「どうにか走る」レベルには出来そうに思われました。
 ここまでで10分ほど悩んで(前のC52のときとは間逆な悩み方ですが)購入を決断しました。最もATMと相談するような額でもなかったのですが。

 さて帰宅後、線路に載せて通電。
 一回目は確かに走りません。
 ですが二回目に通電に併せて軽く上から押してやるといきなり走り出しました。

 その元気なこと、TOMIXのCタンクや河合のB6よりも元気なくらいです(笑)
 要するに陳列前での検品で一回通電しただけで不動品という烙印を押された可能性が高い(あるいは同じ様にして走る事は知っていたが大事をとって「不動品」として処理した)と思われます。

 これに限らず中古モデルの場合、原則として新車同様の走りを端から期待してはいけない(とはいえ実際には9割くらいはちゃんと走るのですが)一方で「不動品」としてジャンクされているモデルでも決して油断してはならない(まあこれは「いい意味で」ですが)ことをも示しているように思えます。
 とはいえ今回は運のいいケースだったとはいえますし、不動品として明示されている品であれば動かないと決めて掛かった方が精神衛生上いいと思います。 

 そんなわけでこのJinty、望外の掘り出し物となりました。
 先に触れたように走りは軽快すぎるほど元気でスローもそこそこ効きます。
 何より先述した日本の風景でも通用しそうなたたずまい(流石にカラーリングは承知しませんが)は意外と魅力的です。
 

 ただ、後で調べたところではこのメーカーのイギリス製モデル(現在は中国生産)はギアが割れやすいという指摘もあるようなので運行には慎重を要する様子です。
 (実際裏返してみるとMADE IN ENGLANDの文字がありますので)

光山鉄道管理局
 HPです。

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