SL銀河旅行記その4・遠野駅にてふと思うこと

 花巻を出て約1時間40分ほどで遠野へ到着。
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 同じ距離を気動車なら1時間弱ですからいかにのんびりした走りであるかお分かり頂けると思います。
 しかもここ遠野ではC58の給水・給炭タイムがあるので1時間15分という長時間の停車となります。
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 普通の客でしたらここで一旦改札を出て駅前で食事でもとるか街並みを散策でもするところでしょうし「鉄」さんだったらそのまま跨線橋の上にでも陣取って給炭、給水風景でも心行くまで堪能しているところです。
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 実際、給炭風景などはこういう所でもないとなかなか見られないでしょうし。
 それらの設備ですがホームの奥に新設された物を使っているようです。水タンクなどはそこいらのビルの上にでも載っていそうなタイプの様で妙に近代的です。
 あと貯炭スペースの「妙にピカピカのネコ」なんかと併せると子供の頃の「地面も含めて何もかもが薄黒い」蒸機在籍時の機関区のイメージはどっかへ飛んでしまいます(笑)
 給炭というか、私が見たのは主にテンダ上の石炭を均すところが主でしたが、跨線橋の中ほどからこれが眺められるので結構画になります。
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 それにしてもこの列車に乗って久しぶりに思い出されたのが「石炭の匂い」でした。
 以前紹介した親類の機関士の関係で子供の頃は時折機関区を覗かせてもらっていましたし、1970年代半ばころまではどこの学校でも「石炭ストーブ」が標準装備でこれまたどこの学校にも校庭の隅に「石炭小屋」というのがあったので石炭という燃料には相当馴染みのある子供時代でした。
 蒸機が廃止され、学校のストーブが石油になって大分経つのですが、あの頃の感覚としては「手間のかかる石炭がなくなって便利になったもんだ」位でしかありませんでした。

 そのせいかそれらがなくなってもそれほど気にする事もなかったのですが、最近になってその石炭が「鉄道博物館の展示品」になっているのを見た時には結構なカルチャーショックを感じました(笑)

 そして今回のSL銀河です。
 これに乗っていて、殊にトンネル通過時に窓の隙間なんかからかすかに石炭の匂いを感じた時そこはかとない懐かしさを感じました。
 C58牽引時に背中に感じる「シリンダーの作動感覚」と併せてまだSLが残っていた時の故郷が強く思い出されました。

 それと、やはりどれだけ観光列車っぽく洗練されていてもこういう「自分で焚いた石炭の力でピストンを回す」という蒸機のアナログな走行感覚は変わっていませんでしたし、かのSLブームの折に何があれだけ人を引き付けたかの一端を感じる思いがします。
 なお、肝心の遠野自体のはなしが描き切れませんでしたのでその辺はサブのブログで。
光山鉄道管理局
 HPです。29日に「客車」の項と「ふと思うこと」を追加しました。



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