SL銀河旅行記その5・「仙人峠」を越える

 SL銀河の旅行記から
 13時30分。
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 遠野を出発したSL銀河はここから最難所ともいえる「仙人峠」越えに掛かります。
 「仙人峠」というと何やらロマンチックな気もするのですが実際は「仙人でもなければ越えられない」と言った意味らしいですし、並行して走る国道も相当な勾配と急カーブの連続だった記憶があるので釜石線の方は推して知るべしでしょう。
 ここを越えるためにはC58だけでは足りず、牽引される客車にブースター機能としてエンジンの付いた気動車に仕立てた訳です。
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 いよいよ山坂道に掛かると周囲の風景が一変。
 それまで田舎は田舎でもどことなく人の匂いのするのどかな風景だったのが文字通り「秘境」のレベルになります。
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 当然トンネルも多い訳で、トンネルに入る度煤煙が客車にもまとわりついてきます。
 SL銀河に牽引される客車は前述の通り元が気動車ですので後端には当然運転席が付いています。
 ですので後部デッキに立つと運転席越しに後方の景色が見られます。とはいえ運転席越しなので展望車みたいな訳には行きませんがそれでも普通の客車にはないメリットではあります。
 トンネルに入る度ここから後方を覗きこむと見事な位に煙が渦巻く様を堪能できる(それも煙にむせずに)のは今どきの鉄道ファンにはたまらないのではないかと思います(笑)

 客車の方も二重窓ですから煙は侵入せず、せいぜい石炭の匂いを感じる程度。全くいい時代になったものですね(笑)
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 先述しましたが私も幼少時には旅行のたびに蒸気機関車牽引の旧客のお世話になっていたのですが考えてみたら当時の私が列車で出かける範囲には一か所もトンネルがありません。
 ですから「蒸機列車でトンネルを抜ける」という経験自体が今回初めてだったことになります。
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 ちなみに客車部分は前の方にも運転席がありますからそちらから「走行中のC58のテンダー部分を眺める」事も可能です。
 こんな構造の客車もそうはないでしょうから(笑)この辺も「SL銀河」の魅力になるかもしれません。
光山鉄道管理局
 HPです。


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