カーブの質感向上へのアプローチを考える9・とりあえずの考察(汗)

 緩和曲線を中心にレイアウトのカーブの質感の実験をいくつかしてきましたが、ここらでいったん中締めの私見みたいなものを。
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 これまでにメーカー製のレイアウトプラン集などを見ていてストレスを感じさせられてきた事があります。
 その理由のひとつが「幾何学的なエンドレスとそれを中心に纏められた線路配置」にあったと思います。
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 カーブの径の分割で15°とか30°とかの規格に縛られた組線路はデジタル的になりがちですし、それゆえにメーカーが出すレイアウトプランが幾何学模様の組み合わせ的な物になってしまうのはやむを得ません。
 ですがそんな幾何学的なトラックプランでただ列車を走らせるのがいつまでも楽しいでしょうか?

 ただひたすらに直線とリバースカーブの組み合わせだけをぐるぐる回るだけというのは飽き易いだけではなく傍から見ても「異様」にしか見えない気がします。
 これまではその不自然さを車両の細密化とか、シーナリィの充実である程度カバーできましたがやはり根本の問題は「走りの質を語れるトラックプランの不在」に行き着いてしまいます。

 実は「レンタルレイアウトで列車を暴走させる直線番長」的な行為の根底にもそれがあると思います。ぐるぐる直線だけのエンドレスを廻ってばっかりだと特に趣味の世界ではいつかは「暴走させたくなる」のは理の当然ですし。

 正直な話私もこれまでレイアウトを作り、走らせ続けている内に徐々にくすぶってきた不満の正体が「走りの質感を楽しめないトラックプラン」だったようです。
 そしてそれを組線路だけで向上させる事は上述の規格の問題もあって不可能とは言わないまでもどうしても限界があるのではないかと感じました。
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 ですがそれでもフレキシブルレールを組み合わせる事でアナログ的な心地よさのあるトラックプランを作る事は可能だし、むしろこれからのレイアウトはその方向を目指さざるを得ないのではないかと思います。
 これはレイアウトが大型化すればするほど(つまりはデモ用やレンタルレイアウト、クラブ所有のレイアウトなど)顕著になるのではと思います。
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 こんな事を書いたところでお座敷運転主流のこの世界では依然として組線路のメリットは大きいですし固定式レイアウト前提でないと使えないフレキシブルレールが再び主流に行く事もないと思います。
 ですが組線路に飽き足りなくなる層は徐々にではあってもこれから増えてゆくでしょうし、そうした層の受け皿として鉄道バーとか個人の固定レイアウト、一部のレンタルレイアウトはフレキシブル主体のトラックプランに流れるのではないでしょうか。

 この辺りはもう少し考察の要素があると思うので今後も実験を継続しつつ考えてみたいと思います。
光山鉄道管理局
 HPです。


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