Nゲージ車両の耐久性とトラブルに思うこと

 今回は秋の運転会でふと思ったことから
 思いつくままに書きなぐった内容なので長い上に脈絡に欠けますがご勘弁を。

 運転会もこれまで随分と参加してきましたが回数を重ねるといろいろとトラブルに出会う事もあります。
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 走行中の脱線などは毎回2度や3度はありますし、中には「それまで何事もなく走っていたのにある時から突然脱線が頻発し始める」なんてのもあります。
 それも特定の編成だったり特定の場所だったりとトラブルの原因も千差万別。
 これらが起きるとメンバーが集まって原因の究明をしたり簡単な補修や線路の改修などはその場でやってしまったりします。
 (このプロセスは参加するだけでなく傍から見ているだけでも面白い所のひとつだったりしますが)

 どうかすると動力部をその場で分解整備するなんて光景も結構ざらですし
 この辺りクラブのメンバーも長い間に運転会慣れしてきている事を実感させられますが(笑)
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 この中で線路に関して言えば経年劣化に伴う線路の波うちや接合部のジョイナー劣化、ベース同士の微妙な高低差が特に目立ちます。また、モジュール内エンドレスによく使われる小径カーブは曲がれる車両が増えたとは言ってもレールに対する車輪の抵抗が大きい事が多くレールが汚れやすい傾向もあります。

 これについては何度も運転会をやっているうちに対応する為のノウハウがクラブの内部でもそれなりに行き渡っており、参加メンバーが総がかりで保線にも常に配慮している事もあって今のところ大規模な運転休止に至る事は殆どありません。
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 ですが今回の運転会を見ていてそれとは別にふと思ったのは、車両側の耐久性についてです。
 今回の場合ですがクラブの運転会は一日目で12時間、二日目で9時間の間殆どの線路が通電しっぱなし、車両が走りっぱなしの状態になります。

 先に「今回の運転会では50近い編成が走っていた」と書きましたが運転に供される線路は体験運転用の物も含めてメインラインで5線、サブのエンドレス(ひとつのモジュール内に単独で組み込まれたもの、うちのミニSLレイアウトなども含めます)が3線ですから最大で8本の列車が同時走行していた事になります。
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 これを上述の50本で割ると一つの線路を走る編成は6本強、実際はトロリーラインや体験運転線など終日ほぼ同じ車両が走っていたものもあるので本線に関してはひとつの線路の本数は16本くらいになります。
 今回のモジュールの本線の一周は大体17~20Mはありますから本線を走る編成だと「ひとつの編成が大体で少なくとも1時間強の連続走行をやっていた」事になります。
(おまけに列車の入れ替えは殆どロスを置かない早業なので本線に関する限りは列車のいない時間が殆どありませんw)
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 これを本線の一周を20Mと仮定しスケールスピードの時速120キロが出ていたとすると1列車辺り平均して40周程度。距離にして800メートル前後と言う所でしょうか。
 もちろんこれより速い新幹線なんかだとこの2倍、80周・1.6キロ(実物換算で256キロ)を走っていた勘定になります。
 しかもものによってはこの走行パターンを年に数回繰り返している編成も複数ありますし、運転会の目玉でもあるカメラカーの編成などは数時間おきに二本がとっかえひっかえ運用されているのが普通です。

 恐らく個人のレイアウトやレンタルレイアウトでも一つの列車をこの条件で連続走行させるものはあまりないのではないでしょうか(あっても見ている方はすぐ飽きそうですし)展示用だったらありそうですが。

 これがNゲージの模型として過酷な条件かどうかは分かりませんが、とりあえずこれまでは大きなトラブルはあまり起きていません(それでも一部にはメーカー修理に回ったものもありますし、走行距離が長いほどその後の運転で幾分かはスローが効きにくい傾向はある様です)
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 ですが正直これまで運転会に何度も出ていて「ではNゲージ車両の走行耐久性がどれくらいあるか」というのはあまり考えませんでした。我ながら迂闊な事です。
 モジュール自体が10年もすれば経年劣化が起きるのに同じ事が車両について言えてもおかしくはなかったはずなのですが。

 考えてみれば私たちはこれまで運転会に参加しながら「Nゲージ車両の耐久テスト」みたいなことを毎回やっていた事になります。
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 個人的な印象として今回の運転会で一番長時間連続走行していたのは香港モジュールを終始走行していたKATOの富山ライトレール、次にミニSLモジュール上を走っていたお寿司列車のDE10、本線走行している中ではE6系やドクターイエローなどのギャラリーに人気の編成ほど長く走る傾向があったようです。
 私が持ち込んだ香港TOMIXの583系なんかはよくあのコンディションで1時間近く走ったものです(汗)

 今回の運転会でその種のトラブルとして目についたのはミニSLレイアウトの棚幡線で「お寿司列車」を牽いていたDE10が途中から走行が不安定になったのと、マイクロの483系が連続走行1時間くらいから突然謎の脱線を頻発した事、体験運転用に供されていたKATOの現行型D51が急加速のとたんにリターンクランクがすっぽ抜けてメインロッドとサイドロッドが一斉に垂れ下がったとかがありました。他にもあったかもしれませんが私が見たのはそれ位です。

 そこまでいかないにしても某社のロコが連続走行の後でダイカストブロックの隙間からオイルを噴いていたとか某社の蒸機のリターンクランク周りにもっさりと綿埃が付いていたとか長時間走行の影響と思われるインシデントはあったようです。
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 モータとギアを装備したモケイである以上、劣化や故障は必然かもしれませんが、それでも運転会全体を通して見ているとNゲージの動力車も案外タフな印象はあります。
 なにより40年近く前の旧モデルでも走るだけならそれくらいの走りは見せてくれていますし。

 ただ、その場合でもメンテナンスがきちんとされているというのが絶対条件ですが。

 もちろんそれとは別に長時間の連続使用に対するパワーパックやポイント駆動部などの耐久性も考えなければならないかもしれません。

 まあ、本物の車両は累積でこれの何千倍もの距離を走っていますから模型もそれくらいできて当然なのかもしれませんが(笑)
それに走らせずに死蔵するよりはまだましと言う考えも出来るでしょうし。
光山鉄道管理局
 HPです。

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