日本型Nゲージの50年と思い出から・ワム23000編

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 昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。
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 本書に取り上げられていた貨車の製作記事の中で一番私の目を引いたのは「ワム23000」でした。
 あの当時こういう形の「貨車」はそれこそどこにでも転がっていました。

 故郷の田舎の貨物ホームとか、あるいは農業倉庫や工場の積み込み側線にポツンと停まっていても妙に様になる風景が演出できる存在でした。
 私なんかは「側線にボーっと停まっている黒いワム」を見ると無条件に「のどかな日曜日の午後」を連想します。
 昭和40年代頃までは平日だと積み下ろしでそれなりに活気のある側線も日曜日となると随分とのんびりとした物でした。
 (因みに私が当時よく見かけたものは時期的に見るとおそらくワム23000そのものではなく、後に足回りを二段リンク化したワム90000辺りだったのではないかと思いますが)

 もしお持ちなら「レイアウトモデリング」の摂津鉄道の農業倉庫の写真をご参照いただけると大体の雰囲気はわかるかと思います。
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 ガイドブックの製作記事でも「駅の構内でポツンと停車しているのを見てもそれほど興味を感じさせないありふれた貨車ですが、模型で作ってみますと意外に愛着を感じさせる貨車です」と書いてありますからこの認識は当時のファンに大概共通する感覚だったのではないかと思います。

 同じ様に随分普及しているワム80000はカッコ良いと思いますが、この手ののどかさを感じないのは不思議です。

 ガイドブックの16番製作法は材料に白ボール紙を用い「既製品(カワイ製)の軸受けの固定にマッチ棒を使う」という今からすればずいぶんワイルドなやり方で作られています。
 又、軸受けのテカリを消すために黒のマジックインクを使うとあるのも昭和38年頃には結構珍しい技法だったのではないかと思えますがどうでしょうか。
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 さてこのワム23000、かなり早い段階でナインスケールからモデルが出ていました。
 これを買った当時は車体側面のリベット表現がどうにもうるさく感じられたものですが他にあの頃の「普通の有蓋車」のイメージに合致するものがなかっただけにその存在自体が貴重でした。
 私の手持ちも殆どが当時のナインスケールの物です。
(この機種は後に河合商会に引き継がれ、ボディを一新した仕様になったそうですがそちらはありません)
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 今回のブログを書くに当たってレイアウトに引っ張り出してみましたがただ線路の上にいるだけでこれほど心が和む貨車(しかも形状は単純極まりないのに)は私にとっては他にありません(笑)
 写真の右隣に居るのは同じ有蓋車でも後に普及したワラ1の方ですが並べてみるとワム23000の方がややほっそりした感じです。
光山鉄道管理局
 HPです。

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