カラーブックス「東京の地下鉄」

 今回は久しぶりのカラーブックスネタから
 「東京の地下鉄」(デニス・ショウ、諸河久著)
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 先日の上京の折に帰りの電車の中で読むつもりで買った古本です。
 著者の「デニス・ショウ」氏と言うのはペンネームでもなんでもなく「長年東京在住のアメリカ人鉄道ファン」なのだそうですが、これは鉄道書に限らずカラーブックスとしても結構異色です。

 そのためかこの種の本としては珍しく鉄道車両よりも路線それ自体の特色や相互乗り入れについて俯瞰する内容で、ビギナーのファンにとってはむしろこの方が好適と思える内容になっています。
 一方写真の方は「いつものカラーブックス」的な車両の網羅的内容になっているのでこのシリーズを読みなれた人でも違和感が少ないのが面白い。
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(保育社カラーブックス「東京の地下鉄」104Pより引用)
 本書の出版時期が平成4年という事で「大江戸線」の呼び名もまだなかった都営12号線が「未来の地下鉄」扱いになっているのに時代を感じます。

 大江戸線と言うと今の私にとっては「ホビーセンターカトーへの直通電車」みたいな存在になっていますし(笑)、あそこまで地下鉄で出かける事になるなんて開業当時は思いもしませんでした。
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(保育社カラーブックス「東京の地下鉄」24Pより引用)

 この事実が端的に示すように東京近辺の地下鉄及びそこへ乗り入れるJR(地下鉄とは呼ばなくても実質的に地下鉄同然の区間がありますし)や私鉄のネットワークの複雑さはこうして本書を読んでみると改めて凄いと思います。

 それこそ山手線の内側は「石を投げれば地下鉄の駅に当たる」位の密度ではないでしょうか。私のような田舎者は目的地へ行くのにどれに乗ればいいのか分からなくなる事も多いと思います。
 こんな事を書いていてなんですが、田舎者にしては上京の頻度が比較的高い(と思う)私にしてからが本書に取り上げられている路線の半分以上が「まだ乗った事が無い」路線ですから(恥)

 しかも相互乗り入れシステムのおかげで地下鉄で見かける列車のバラエティの広さはそれだけで楽しめるジャンルになってもいます(京王の高尾山口付近の様に「山の中の単線区間を走る地下鉄の電車」なんてのまで観られたりもしましたし、従来考えられなかった場所で意外な私鉄編成が拝めるなんて言うのも相互乗り入れの面白さではないかと)

 その目で見ると各路線の特徴を俯瞰してみせる本書のコンセプトは良い所を突いていますし、好感を持てる所でもあります。

光山鉄道管理局
 HPです。


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