年越し運転に思うこと

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 今月号の鉄道模型誌「とれいん」には「年越し運転リポート」と言うのが掲載されています。
 「全国一斉、12月31日と1月1日の境を鉄道模型を運転しながら越そう」と言う趣旨で年を跨ぐ前後30分位に鉄道模型を運転するものです。

 とはいっても別に会場がある訳でも実況中継がある訳でもなし。

 参加したメンバーがその時のレポートを本誌に投稿し、毎年3月号にそれが掲載されるという一種の誌上イベントの様なものでしょうか。

 このブログでも毎年書いていますが、私も毎年大晦日には自宅だったり実家だったりの違いはあるにしろ「年越し運転」をするのが恒例になっています。

 実はこの年越し運転を始めるきっかけとなったのは、創刊直後の「とれいん」に掲載されていたPipe Smokingというコラムの年末記事でした。
 そこでは「毎年大晦日の夜に建設途上のレイアウトにその年を象徴するモデルになる最後の列車を走らせて新年を迎える」個人行事が紹介されていました。

 「模型を走らせる行為」それ自体は「やりたくなったらいつでもできる」のが趣味の本分でしょうが、日常の区切りである「年越し」でそれを行う事は鉄道模型ライフのひとつのシンボルともいえるイベントにふさわしいのではと思い、当時中学生だった私もさっそく翌年から真似事を始めました。
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 最初の頃はテーブル上のフレキシブルレール1本に関水のD51を往復させるという簡素な物でしたが、それでも牽引する無蓋車には縁起物の積荷を乗せてみたりとかしましたし、年を追うと線路がTOMIXの組み立て式になったり列車も初荷に見立てた荷を積んだ貨車を仕立てるなどいろいろとやったものです。


 後に就職と移転に伴う20年間の中断を経て、この趣味を再開してから年越し運転も復活したのですが、このイベントを始めるきっかけとなった「とれいん」が年越し運転を毎年イベントとして記事を募集するほど継続していた事を恥ずかしながらつい最近になって知りました。
(何しろ田舎の事ゆえ「とれいん」を置いている書店が地元に殆ど無かった事もあるのですが)

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 改めてバックナンバーを拝見すると毎年数多くの方が年越し運転を楽しんでおられた由。
 ある人は自分のレイアウトの上で、またある人はリビングのお座敷の上で、或いはある人は年に一度この日のために仕舞い込んでいたモデルを引っ張り出して走らせている。

 つまり毎年大晦日の11時50分頃、私が「氷点下の部屋で厚着の完全武装状態でお座敷エンドレスで一番列車を走らせた(笑)」同じタイミングで何人もの鉄道模型ファンが「それぞれの条件、それぞれの嗜好、それぞれの場所、それぞれの流儀で鉄道模型を走らせていた」訳です。

 レポートを俯瞰してみるとNや16番が多いのは当然としても他のゲージで楽しんでいる方もおられたようですし、それぞれのユーザーがそれぞれの拘りを持って列車をセレクトし、それにまつわる思い出をかみしめながらモデルを走らせていた事が伝わってきて「ホビーとしての鉄道模型の素朴な味わい」を濃密に感じる事ができました。

 お祭りとかイベント性には欠けますが、次の大晦日辺りに自分がスロットルを回す時「どこかで誰かが同じ様にモデルを走らせている」事に思いを馳せる事ができるだけでもいつもの運転とは違う何かが確実に感じられると思います。

 こんな事を書いていたら過去の年越し運転リポートをまとめて読みたくなって来ました。一冊の本か何かになっていない物でしょうか(汗)
光山鉄道管理局
 HPです。


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