4大誌を比べてみた(笑)1

今回は少し毛色の変わったネタで。

先月はいつも定期購読しているTMSの他に前述した事情からいつもは買わない「N」とか「とれいん」も購入しました。
ここまで揃えてみたらやはり残る「RM MODELS」も揃えたくなり4誌ある鉄道模型誌をコンプリートする(わたしにとっては)空前の事態となりました(笑)

かつては専門誌と言えば後にも先にもTMSしかなかったのですから、これだけでも時代の違いを感じさせられます。
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その4誌を並べて読み比べてみたのですが、一通り読み終わった時に「まるで鉄道模型の専門店街を一日歩き回った様な感覚」になったのには驚きました(笑)
専門誌が4誌もあると情報量も半端ないですし、どれもこれも全編オールカラーに近いカラフルさですから真面目に目がチカチカしてきた位です。

ですが、もちろんそれぞれの雑誌は微妙に対象者や嗜好、方針の違いがありますし、それを念頭に置いて読み比べてみるのも面白かったりします。またそうした個性があるからこそ鉄道模型の雑誌が4つも並立できてきているとも言えます。
が、今回当ブログで取り上げたいのは各誌の「製品の紹介」の比較です。

かつてのTMSでは「1号に載った新製品が二つか三つ、しかもそのうち二つくらいは車輪とかモーターのパーツ」なんて言うのがザラでした。私が読み始めた時期ですら10ページを超えるという事は少なかったと思います(大体、Nゲージの新製品なんてどうかすると「年に2,3種類」だったりしましたし)
しかしそれゆえに製品の紹介は実地のテストや筆者の印象も反映した濃密な物でここだけ読んでも楽しめたりしたものでした。

現在TMSでは製品紹介に22ページ35アイテム(バリエーションを除く)とれいんでは同じ22ページながら58アイテム、RM MODELSに至っては31ページ73アイテム(但しカタログ含む)製品紹介ページだけでかつての本誌並みのボリュームになっています。
これだけの製品攻勢ですからどの雑誌もゆっくりとチェックやテストをする余裕は無いかそれに近い状況なのかもしれません。

今回は(「N」だけは隔月刊の性質上前月までのアイテムしか載っていない)上記三誌に共通して取り上げられているアイテムの記述を比較してみようかと思います。
最初のサンプルは天賞堂の16番C58、同時に5機出ていますが今回は特に「SL銀河」仕様に絞ります。
特定機のモデル化なので各誌の個性が浮かびやすいのではないかという事で。

TMSではアイテム名のほか、共通の基本仕様とスペックが記され銀河のみの写真はカラー1枚白黒3枚。誌面のサイズに比べてかなり写真を詰め込んでいる印象ですがスペックなどの記述は最小限と言う感じ。
簡潔ながら必要な情報は揃っている印象です。但し特定機の仕様についての記述はなし。
一方で付属パーツの写真を5バリエーション分きちんと用意しているのは他誌にない特徴です。

とれいんのそれはカラーが1枚ですが特定機としてのSL銀河の説明がパレオエクスプレス仕様と併せて6行分記述されています。
C58自体の記事の扱いは他の2誌に比べて少ないですが最後に「さまざまな牽引車両と合わせて、蒸機末期から現在まで幅広い活躍を続ける姿を楽しみたい」とあるのに個人的に好感を持ちました。

RM MODELSは誌面が一番でかい上にページ数が多いせいか単独のカラー写真が3枚、しかもそれぞれの写真にキャプションが付いておりこれが特定機の特徴の説明にもなっています(文章換算で3~4行相当)
他のバリエーションとの違いや装備なども分かりやすい内容でした。

専門誌が三つもあれば単純に解釈すれば情報量も3倍になる訳ですが、実際に3誌を見比べると基本的な内容はほとんど同じでありながら味付けの点で辛うじて3誌の個性のようなものを感じる事は出来た気がします。
ですが一方で昔に比べて書き手の顔が見えにくい無機質さのような物も同時に感じました。その意味ではとれいんのそれにはかつてのTMSに近いテイストは感じられます。

実際に走らせたり、後付けパーツを付けてみてそのやりやすさをチェックしたりといったかつての製品紹介(あるいは批評?)の雰囲気は(予想はしていましたが)今の3誌を比べてみてもやはり希薄な気がします。

もっとも最近は特にNの人気アイテムの場合発売から1週間も待っていればブログやSNSのユーザーレポートが容易に見られる様になっていますから専門誌にそれが無かったからと言って不自由は感じない事が多いかもしれません。
(但しネットの場合記述の信憑性を読む側が判断しなければならないハンデがあるのですが)

ですが専門誌を買う側からすればネットとは違う何かを求めたい気持ちもありますし、それに応えてくれるのが紙媒体の専門誌の矜持ではないかとも思えます。
(ではそれが何か?と聞かれてもとっさにイメージが出てこないのがもどかしい。ただ、物足りない気がするのです)
「N」も含めた4誌の製作記事などの比較と感想については次の機会にでも。

光山鉄道管理局
HPです。


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