「路上の青大将」2号のはなし

前回紹介した「路上の青大将」の姉妹編です。
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 前回紹介したセレナRVセレクトを手放して6年後、家族が増え子供も生まれセレナの後継車ではそろそろ手狭になったタイミングで再びミニバンを物色し始めました。
 今回は殆ど一択で「エスティマハイブリッド」

 帰省で長距離を走る事、場合によっては車中泊も辞さない事、以前のセレナの高速燃費の悪さに参っていた事などもあっての選択です。
 唯一気がかりはこれまで私が乗ってきた車のどれよりも巨大な事。高速ではともかく路地の多い自宅付近で扱えるかどうかがネックでした。

 それでも以前よりも車庫の条件がよくなった事もあって決断しました。
 で、グレード選択のためカタログを漁ってみて驚いたのはそのエスティマにまで「青大将」が居た事です。
 当時先進だったハイブリッド(何しろ初代プリウスの次に登場した奴でしたから)のアピールのために敢えて緑色を設定した様ですが、セレナほどではなかったもののこの色のエスティマもあまり(と言うか殆ど)見ませんでした。
 とはいえ以前のセレナと同系列のカラーというのにシンパシーを感じたのも確かです。
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 TOYOTA初期のハイブリッドという事もあって過渡的な作りだったことが伺えるエスティマですが、電池がラゲッジスペース真下という搭載位置の関係で他のミニバンの様な3列目跳ね上げと言うシートアレンジが取れないため3列目は一体前転式。
 このため物理的なラゲッジスペースはカローラワゴンの4人乗車時とほとんど変わりません。もっとも跳ね上げたシートが窓を塞いで視界を悪化させる心配はありませんが。


 そんな事もあってベンチシートを選ぶのが馬鹿らしくなった事とこれ位のサイズのミニバンならキャプテンシートの方が良いという判断で7人乗りを選択しました。
 キャプテンシート仕様だと運転席から3列目まで縦に通路があるのでますます客車臭くなります。
 ましてや2列目シートときたらリクライニングだけで足りずにオッドマンまで標準装備でしたから下手なグリーン車並みです。

 因みに現行のエスティマはフロントコンソールの位置にバッテリーを積んでいるため運転席からのウォークスルーが不可能。「使わない人は使いませんが使う人は徹底的に使うのがウォークスルー」なのでこの改悪は残念でした。後にエスクァイアを選んだ理由のひとつがそれです)
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 セレナの様なキャブオーバーではないので床はそこそこ低くしかもFFなので運転感覚は普通にFF車のそれ。
 但し、エスティマの場合は後輪をモーターで駆動する全輪駆動なのが最大の特徴でした。前輪が滑り出すと直ちにモータに信号が送られ後輪が駆動を開始するため他のスタンバイ四駆よりもレスポンスが良い上に普通に乗っている限り切り替えの違和感が感じられないと言うのが凄かった。
 初代プリウスが「とりあえずセダンをハイブリッドにしてみました」という一種の実験車的な性格だったのに対しエスティマは「走行面でハイブリッドでないとできない事は何か」を突き詰めて開発された物らしく、その答えが某誌上で「雪上のロールスロイス」とまで言われたナチュラルな四駆だった訳です。
 (実際レクサスの北米スタッフがこの車を気に入り、ぜひレクサスでも販売をとオファーを掛けたものの「レクサスではミニバンを売らない」というTOYOTAの方針で実現しなかったそうです)

 ハイブリッドとくれば燃費ですが(笑)以前セレナの時代には実測で二桁行くかどうかだった燃費はエスティマでは概ね16キロ台前後をキープ。しかも特にエコランを意識しないで走っての数値ですからこれは満足行くものでした。
(因みに今乗っているエスクァイアは実測で18キロ前後)
 それと言うのも走行時はエンジンメインでモーターを補助的に使い、下り坂ではエンジンを止めたうえに駆動用のモータを発電機に転用、ついでにブレーキも電車ではおなじみ回生ブレーキを使用と、爪先に火を灯すが如きケチケチぶりの成果ですがプリウスと違うのは四駆故に「前と後ろに二つのモータを搭載しているので発電機の数も二倍になる」点。
 一度ですが冬の某山中から20キロ近い下り坂を帰宅した時「ほぼ一度もエンジンが掛からずに一気に下り下りた事」すらあります。帰宅した途端エンジンがかかり暖気を始めたのには分かっていたとはいえ驚きました。

 走行性は普通の2400とV6の3リッターの中間程度。少なくとも高速で2400のエスティマより遅かった事はありません。馬力は低い物のトルクは大きく意外と加速性が良かったのです。
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 スペース面ではセレナほど凝ってはいませんでしたが最低限のシートアレンジは可能。2列目を3列目の座面までスライドさせればセレナほどではない物の「リムジンモード」にはなります。
 (但しハイブリッドでないエスティマならもっとアレンジは増えます)
 鉄道模型のクラブに入りたての頃、モジュールの輸送の手伝いにこのエスティマも参加したものですが、上述の通り普通のエスティマよりも荷物が載らず実質当時のセレナ(FF)以下だった事は弱点と言えば言えます。
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 それでも帰省の折に「レイアウトをひとつ丸ごと実家に持ち込んで運転する」なんて真似ができるのもこのクルマならではだった事も確かです。その意味では初めて「鉄道模型ライフに密着したクルマ」ではありました。
 
 この二代目青大将は大体9年ほど乗りましたが諸般の事情で一時ミニバンから離れなければならず手放さざるを得ませんでした。
 ですが結局今はエスクァイアに乗っているのですからミニバンが私の生活パターンにハマる車形だったのは間違いありません。

光山鉄道管理局
 HPです。


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