趣味の原点を振り返る番外編「TOMIXの113系」

 趣味の中断前に入線させていたNモデルのはなし、今回はTOMIXの初代113系を取り上げます。
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 1976年のTOMIXの登場が私のホビーライフに大きな衝撃を与えた事は折に触れて書いていますが、TOMIXブランドとなって最初の国産動力車を入手するのはそれから2年位間が開きました。
 横須賀色の113系4両編成がそれです。
 この種の近郊型電車はGMが既に111系を出していたのですが当時は動力車なし(トレーラーに関水金属の103系動力車をコンバートする様な仕様になっていましたが、これをやると103系の動力車の分コストがかさむので学生の身分の私には決断できませんでした)
 最初から動力車を揃え、GMと仕様や形式が被らないTOMIXの113系はそれだけで十分魅力的だったのです。

 価格こそ関水よりやや高めでしたが最短で4連で組みあがるお手軽さもあって当時の私の小遣いを1年くらい貯めればどうにか買えましたから飛びつくのも当然と言えば言えます(笑)
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 さてこの113系、動力も当然TOMIXのオリジナルの物が搭載されていましたが、これがウォームギアの代わりにスプリングを使うという今見てもかなり斬新なものでした。
 初めて専門誌でこの事を知った時にはそのアイデアがコロンブスの卵の様に見えたものです。
 走行させてみると確かに関水とは異なるジージーしたノイズや、何となくとろくさい加速に個性を感じたものですが特急車でもない電車としては性能面ではこれで十分以上でした。
(当時は関水の153系とペアで走らせることが多かったですからその印象の違いを感じる機会も多かったのです)
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 個性と言えばたしかこの動力ユニット、TVやラジオのノイズ対策として動力内にノイズ除去の抵抗パーツを組み込んでいた最初のモデルだったと思います。
 今でもGMの中古動力(エンドウのOEM品)なんかをばらしてみると似た様なパーツが転がり出る事があります。デジタル時代の今では特になくても困らないらしいですが)

 因みにGMもこれと前後して専用の動力ユニットをリリースしましたがこちらはよりコンベンショナルなウォームギア仕様でした。30年後にこの動力を入手(恥)して走らせたのですが組みつけ精度の関係からかTOMIXのそれよりもガサツな印象です。
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造形は流石に関水並みという訳には行きませんでしたが(特にサッシと車体の隙間の大きさや「日」の字に見えるサッシ造形に煮詰めの甘さを感じたのも確かです)それでも前面の造形は十分に横須賀色の電車らしく見えて満足感も非常に高かったものです。
当時は買えませんでしたがラインナップに入っていたサロ113は床下造形のパイピング表現が自慢で広告写真でもでかでかとサロの床下のどアップが掲載されていたほどです。
ずっと後、中古でこのサロを入手した時真っ先に見たのが床下だったという思い出がありますからあの広告のインパクトは当時の私にもよく刷り込まれていたと見えます。

 そんな訳で趣味が中断する直前までこの113系と関水の153系が襖レイアウトの主力機種として君臨していました。
 (それはそうでしょう。他にはキハ82系の中間車と組み合わされたクハ181とかプロポーションの差が激しいエンドウのEF58が牽引する関水の20系ブルトレ位しかなかったのですから)

光山鉄道管理局
 HPです。


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