「Nゲージモデルで知る貨車読本」

 今回は先日入手した新刊本から。
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「Nゲージモデルで知る貨車読本」(高橋 政士著 イカロス出版)から

 実車の写真図鑑とかイラストによる車両図鑑と言うのはこれまでに星の数ほど出ていますが、実車の解説にNゲージのモデルを使うというのは纏まった形としてはこれまである様でなかったものと思います。
 しかも題材が「貨車」
 機関車でも電車でもない貨車だけの本というのも一般向けとしてはあまりなかったものと言えます。
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 Nゲージが登場して50年以上が経ち、貨車だけで一冊本が書けるくらいにラインナップが充実してきたという事でもあるのでしょう。
 尤も、これは省スペース故に長編成がしやすかったために長大な貨車の編成が手軽に楽しめるというNの特徴もあると思います。
 かつて16番の主要モデルを網羅した「工作ガイドブック」などを読み返してみると機関車や電車はそれぞれ20ページ以上のボリュームだったのに貨車はたったの4ページ。
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 種類こそ多かったですが、機関車に比べると添え物的な扱いでした。おそらくこれは「機関車のスター化、アイドル化」がメインだったSLブームの時のファンの大半が牽引する貨車にそれほど興味を向けていなかった反映と思えます。
 (貨車マニアが居なかった訳ではないにしても基本的に傍流扱いでした)
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 本書に話を戻すとJTBキャンブックスとほぼ同じサイズと厚みでありながら取り上げられている貨車は110種類以上。
 1形式2ページ前後の割り振りでも結構なボリュームです。
 しかもこれだけ載せていてもまだモデル化されていないメジャー形式があったりするそうなのでこの世界つくづく奥が深いと思います。

 (因みに本書で未製品化扱いだった貨車の一部は最近になって甲府モデルのペーパーキットでリリースされています)

 不満点を挙げるならこれだけ模型の貨車を網羅しているのに、どこのメーカー品なのかが一切書かれていない点。
 これを買うユーザーの何割かは本書を参考に模型で貨物編成をやろうと思うような人だと思うので、製品リストでもつけてくれれば有難かったと思えます。
 (折込別紙で追加するなら今からでもできる様な気もしますのでご一考願いたいところです)
光山鉄道管理局
 HPです。


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