「初恋れーるとりっぷ」

 このブログを始めてから12年以上が経つのですが、ここ数年の傾向として年に一度か二度最近のトレンドを反映してかいわゆる「萌えネタ」が登場する事があります。というかこの1年くらいはその記事が増えている気がします。

 いずれも鉄道か模型ネタが絡む題材なのですが、萌えと模型という関連が薄そうな(と私が思っていた)題材がジョイントするなどとはこれまであまり考えられなかった事です。ですが遂に行くところまで行ったと思えるネタを最近拾いました。
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 と言う前振りで今回はマンガネタ。

 「けいおん!」や「ゆるキャン△」「ご注文はうさぎですか?」などでここ数年話題作を輩出している芳文社の「まんがタイムきらら」の姉妹誌に「MAX」というのがあるのですが、その誌上に連載されている永山ゆうのん作「初恋れーるとりっぷ」と言ういわゆる萌え漫画があります。

 本作は女子高生だけの鉄道研究会(驚愕)を舞台に新人部員と顧問の先生(もちろん女性)の恋の行方を描くという内容のものですが、舞台が九州でも関西でもない、仙台周辺に限定されているという、これまた鉄道ネタとしては思い切った設定(勿論登場する路線も現在のところ仙台周辺に限定されています。実は最初に本作を読んで驚いたポイントがまずそこだったりします)でもあり、注目しておりました。
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 そのマンガで何と先月から「鉄道模型のレイアウトを作る話」が連載でスタートしています。

 学園祭の模擬店で鉄道カフェを始めるために、そのアイデアを探しに他校の鉄道研究会(これまた女子だけ!)に出かけた主人公の面々。
 そこで待っていたのは60年の歴史を誇る鉄道研究部のジオラマづくりのエース部員だった!

 「夏のコンテスト(まあ、KATOのあれの事でしょうねw)に毎年入賞している」部員とそれに協力している部長(勿論女子)がなかよしこよしでジオラマ製作に励む様をアピールされた主人公がこれまた顧問の先生となかよしこよししたい一心で自分もジオラマつくりに挑戦しようとする流れになってしまう。


 ざっくりとストーリーを説明するとこうなのですがいい歳したおっさんにとっては我ながら書いていて気恥ずかしい事夥しい(恥)
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 今月掲載のはなしでは「レイアウト作りをロケハンからスタートする」と言う意外と本格的な構成になっています。

 ですがここで感心したのがロケハンのモデルとなる駅の設定です。
 陸羽東線の西古川駅という「ホームと跨線橋だけの無人駅」「周りは何もなくてどこまでも平原」
 更に「駅に隣接した公園には保存機のC58が置かれている」というロケーション。
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 個人のレイアウトだったらまずやらないであろうシーナリィの設定ですが「学園祭の鉄道カフェの展示で店内をぐるっと回るレイアウト」とすればかなり現実的で巧みな物と思います。

 この点から見て作者は鉄道模型、あるいはレイアウトについてある程度分かっている方ではないかと推察されるのです。
 (作中でレイアウトをジオラマと、蒸気機関車を電車と呼ぶ描写があるのですが主人公が鉄道を知らない新人である事と想定される読者のレベルに合わせて敢えてそうしている可能性が濃厚)
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 これまで一般誌は勿論のこと専門誌ですらレイアウトの製作で一本連続ものの漫画を描くなどと言う例がなかったですから、その意味でも注目される一作と思います。
 (ましてや「テツドウモケイのレイアウトの製作」が「女子高生の百合ネタ」と合体するなんて発想、余りにぶっ飛び過ぎて思いつきすらできませんでしたw)

 絵柄がどこから見ても小学生にしか見えない女子高生だったり演出が今どきの萌え漫画の文法で書かれているので、年代的、趣味的にかなり好き嫌いが分かれる作風なので(少なくとも「カレチ」辺りが好きな読者は拒絶反応しか示さない気がw)当ブログの読者がどれだけついてこれるか気になりますが、私個人はとりあえず作中のレイアウト(これも今の段階ではNなのか16番なのかも判然としませんが)が物になるまではついて行ってみようかと思っています(爆笑)

光山鉄道管理局
 HPです。


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