今月のTMSから

 肺炎騒ぎの余波に加えて行きつけの本屋さんの閉店に伴ってうちの近所にまともな本屋さんがなくなってしまい、ここふた月ばかり本屋さんに行くのが億劫になっています。
 まあ、行ったところで密閉度の高い本屋さんでの立ち読みは難しいですし。

 TMSの定期購読自体は閉店前に紹介してもらった本屋さんに引き継いでもらったのですが、そこがまた自宅から10キロ近く離れています。
 そんな訳で最新号のTMSを引き取ったのがつい先日。しかも晩飯の食材購入のついでといういかにも非常時らしい買い方になりました。
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 そうやって半月遅れ位で目を通したTMSですが、そこで目を惹いたのが
 「定年、移住、田舎暮らし・・・そして夢のレイアウトルーム」という冒頭の記事です。

 TMSに限らず最近の専門誌は超絶技巧のモデル製作記ばかりという印象でこれはこれで悪くないのですが、休日の蟄居状態に読むにはいささか窮屈なのも確かです。
 ですが今回の記事の様にレイアウトの製作にとどまらず、そこに至る夢の実現の工程をもものした、一代記みたいなホビーライフを描いたものには久しぶりに当たった気がします。

 何しろレイアウトを楽しむために終の棲家の場所の選択、建物自体の建設からはじまり、その中に自分の人生を反映させたレイアウトの製作を落とし込んでいるのですから、そのホビーライフの過程はそれ自体が一つの理想像として私の中に像を結びます。

 まあ、誰もがこのような理想的なホビーライフを送れるという訳ではないでしょうが、少なくとも「こういうホビーライフ」というものを目指したいと思わせるのは悪くないと思います。

 巻末の編集後記によるとレイアウトコンペの審査ではこのレイアウトに消極的な意見があったとの事ですが、技巧や模型としてのセンスとは別に総体としてのホビーライフの中でのレイアウトの存在意義が評価されたというのは画期的な事ではなかったかと思います。
 技巧は技巧として、それとは別のベクトルとして楽しみ方それ自体を趣味の魅力としてアピールするのもこれからは必要になってくるのではないでしょうか。
 (なお、誤解のないように今回のレイアウトが技巧面で劣っているという訳ではない事は強く申し添えておきます)

 特に今回は例の肺炎騒ぎで社会全体が窮屈かつ余裕を失いかけている折でもあるので余計そう感じるのかもしれません。
 いずれにしろ時節柄心にしみる記事に当たった気がします。

 それにしても、同じような田舎暮らしをしている(と思うのですが)にもかかわらずこの記事の様な優雅さとまるで無縁である私のホビーライフって(大汗) 

光山鉄道管理局
 HPです。


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