「不器用な匠ちゃん」のはなし・その2

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 前回の当ブログで「まだ2巻しか読んでいない」とか書いていた、須賀篤志作「不器用な匠ちゃん」(メディアファクトリー)ですがあれから3巻以降を読み進めたら更に凄い事になっていて驚きました。
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 藍川さんや渡井くんが所属する模型工作クラブの「アトム会」が江ノ電ツアーの後に「メンバーそれぞれの得意分野を活かしたレイアウトを共同製作する」という展開になってきました。
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 作品に登場するのは900✖️600(実際のトラックプランやベースの移動を男二人掛かりで行っている所から見ると、もっと大きなベースになっている様ですが)のスペースにエンドレスや引き込み線をつけた本格的な固定式レイアウト。
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 制作工程の描写では渡井君のノウハウ全開でベースにスタイロフォームを使ったりサブテレインを使った勾配工作、山の製作にはプラスタークロスまで動員している、と言えばその本格ぶりが解ります。
 しかもその過程ではトンネル内の建築限界についてさりげなく触れていたり配線の仕方も書かれていたりと懇切丁寧なこと!

 これらのプロセスが「入門書のレイアウト工作解説」ではなく「恋愛漫画の1シーン」として成立しているのが恐ろしい。
 妙齢の男女がレイアウトを作りながらラブコメしてしまう展開というのはある意味日本の鉄オタが本音の部分で夢想するひとつの理想像かもしれませんね(爆笑)

 鉄道模型もそうですが漫画の世界というのも実に奥深い事を実感させられました。

 作者が鉄道模型ファンかどうかは読んだ範囲でははっきりしません(実は鉄道模型以上に主人公の藍川さんの趣味である「武器モデル」に関する描写も同じくらい多い)が、少なくとも自分なりに取材を重ね、実際にモデルに触って書かれている事は十分に伝わります。

 でも一番凄いと思ったのは渡井くんが「鉄道模型の規格とサイズの違いをメンバーに説明」するのに「一番ゲージからZゲージまで5つのモデルを並べて解説したところ」
 しかもそのどれもが江ノ電の300!
 GゲージやOゲージならともかく「Zゲージの江ノ電」というのは初めてお目にかかりました(って漫画のシーンですがw)
どれだけ趣味が広いんだ渡井くん!

(この項あと一回続きます汗 なお、写真は本題とは関係ありません)
光山鉄道管理局
 HPです。


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